【08 水産News】
2010-01-19
ポルトガルのイワシ漁業が同国漁業として初めてMSC漁業認証を取得
ポルトガルの巻き網イワシ漁業が、持続可能で適切に管理された漁業として同国の漁業として初の海洋管理協議会(MSC)の認証を取得しました。
Portuguese Association of Purse Seine Producer Organisations(ANOPCERCO)[1]は、同国のイワシ生産量の95%(年間50,000トン超)を占めるイワシに、今後、国際的に認知されたMSCの青いエコラベルを付して販売することができます。認証は、主に巻き網漁に従事するこの協会の大型沿岸漁船(長さ9m超)のすべてを対象としています。
ANOPCERTOのHumberto Jorge理事長のコメントは、「この17ヶ月にわたる経験は、非常に前向きなものでした。MSCの審査プロセスを通じて、私たちは漁業資源の持続可能な管理についての議論を、水産業界内外で再開することができたのです。漁業者と商業パートナーが、全プロセスを通して強い関心を示し、何が問題であるか、また、MSC認証を通じてどのように便益を得ることができるかを理解しました。これは私たち全員に有利となる状況です。MSCを通じて、私たちは持続可能性への真摯な取り組みを世界に示すことができます。漁業に対する信頼は今回の認証取得により高まることでしょう。それはまた、市場での自らの選択が世界の海の将来に影響を及ぼすという意識を、ポルトガルの消費者の間に目覚めさせてくれるものと期待しています。」とコメントしています。Jorge氏はさらに、「MSC認証審査は、管理システムの欠点と長所を見極め、見直しを図る絶好の機会を与えてくれました。それにより私たちは、認証を取得できただけでなく、私たちの漁業の将来を再考し、ポルトガルの漁業界内部および利害関係者との協力関係向上に向けた目標を定めることができたのです」と述べています。
このイワシ漁業は、イベリア半島最古の漁業の1つです。ポルトガルの漁業はローマ時代にまで遡ることができ、少なくとも14世紀から継続して行なわれてきました。操業は、ポルトガル本土沖、内部大陸棚の範囲内(通常水深15~70メートル)で行なわれます。三大漁港――マトジニョス、ペニシェ、フィゲイラ・ダ・フォス――は、いずれもリスボンの北に位置しています。
イワシの年間水揚量は、1世紀以上にわたって50,000トン超を記録しており、最盛期の1960年代には、300隻を超える漁船により150,000トンを超える水揚げがありました。その後水揚量は低下し、1998年~2007年の平均は64,600トンでした。近年は、漁獲努力量の制限が導入されたことにより、船団の規模が徐々に縮小され、現在は巻き網漁船約130隻となっています。17ヶ月の独立した厳格な審査の結果、この漁業は十分に生物学的限界内にあることが示されました。審査チームは、資源の生産性を維持する方法で漁獲が行なわれ、より広範囲な海洋生態系に対するこの漁業の影響が最小限であることを確認しました。
MSCの最高責任者、ルパート・ハウズは、「ポルトガルの巻き網漁業による今回の認証取得をお祝い申し上げます。これは、持続可能性に対するこの漁業の先見性と真摯な取り組みを証するものです。イワシは、ポルトガルの人たちにとって文化的に極めて重要な象徴的な魚であり、今日のイワシ漁師は、この貴重な資源の1世紀にわたる優れた伝統的管理を継承しています。持続可能な漁獲へのこの取り組みは、将来にわたる長期的な利益をこの漁業に確約するものであり、私は、MSCのエコラベルと持続可能な水産物に対する需要の高まりが、この魚に新たな市場をもたらすに違いないと思っています。」と述べています。
2010年1月15日 海洋管理協議会(MSC)
[1] ANOPCERCO(Associação Nacional das Organizações dos Produtores da Pesca do Cerco):Portuguese Association of Purse Seine Producer Organisationsは、1997年に設立されました。対象とする自然資源を確実に持続可能な状態に管理することを主目的としています。
【04 セミナー情報】
2010-01-19
意見交換など「食品のリスクを考えるワークショップ(和歌山)-どう思う?食品添加物-」
食品安全委員会が食品に関するリスクコミュニケーションの一環として、「食品のリスクを考えるワークショップ(和歌山)“みんなで考えよう! 食の安全と安心”-どう思う?食品添加物ー」を開催、参加の募集を開始していますのでご紹介します。
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『食品のリスクを考えるワークショップ(和歌山)「みんなで考えよう!「食の安全と安心」-どう思う?食品添加物-』
■日時: 2010年2月19日(金)13:00~16:00(12:30受付開始)
■会場: 橋本市教育文化会館3階 第1研修室
和歌山県橋本市東家1-6-27
■主催: 食品安全委員会・和歌山県
■定員: 40名程度
■参加費: 無料
■内容:
1)開会
2)オリエンテーション
3)DVD『気になる食品添加物』上映
4)グループワーク:DVD『気になる食品添加物』を観て疑問に思ったことや、気になったこと、さらに深く知りたいと思ったことなどについて、話し合い、整理する
グループ世話役:食品の安全性に関するリスクコミュニケーター育成講座受講者
5)グループワークで整理された内容についての意見交換と情報提供
コメンテーター:内閣府食品安全委員会事務局、和歌山県
6)グループワーク:ワークショップのふりかえり
7)閉会
■お申込み締め切り:
2010年2月5日(金)必着
参加ご希望の方は、詳細のpdfをご参照のうえ、参加申込書に必要事項を記入のうえ、FAXまたは郵送にてお申込みください。
お申込み多数の場合は抽選となるようです。
参加の可否については、参加証がFAXまたは郵送にて送られます。
当日は参加証を会場受付にご提示ください。
■お問合せ先:
和歌山県環境生活部 食品・生活衛生課
千川様 TEL:073-441-2662
内閣府食品安全委員会事務局 勧告広報課
馬場様 中島様 TEL:03-6234-1146
詳しい案内はこちら
【04 セミナー情報】
2010-01-12
意見交換など「食品のリスクを考えるワークショップ(群馬)-気になる農薬ー」
食品安全委員会が食品に関するリスクコミュニケーションの一環として、「食品のリスクを考えるワークショップ(群馬)-気になる農薬」を開催、参加の募集を開始していますのでご紹介します。
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『食品のリスクを考えるワークショップ(群馬)-気になる農薬ー』
■日時: 2010年2月3日(水)13:00~16:00 (12:30受付開始)
■会場: ぐんま男女共同参画センター 4階 大研修室
群馬県前橋市大手町1-13-12
■主催: 食品安全委員会・群馬県
■定員: 30名程度
■参加費: 無料
■内容:
1)開会
2)オリエンテーション
3)グループワーク:農薬について疑問に思ったことや気になったこと、さらに深く知りたいと思ったことなどについて、話し合い、整理する
グループ世話役:食品の安全性に関するリスクコミュニケーター育成講座受講者
4)グループワークで整理された内容についての意見交換と情報提供
コメンテーター:内閣府食品安全委員会事務局、群馬県
5)グループワーク:ワークショップのふりかえり
6)閉会
■お申込み締め切り:
2010年1月22日(金) 必着
参加ご希望の方は、詳細のpdfをご参照のうえ、参加申込書に必要事項を記入のうえ、FAXまたは郵送にてお申込みください。
お申込み多数の場合は抽選となるようです。
参加の可否については、参加証がFAXまたは郵送にて開催日の1週間程度前に送られます。
当日は参加証を会場受付にご提示ください。
■お問合せ先:
群馬県健康福祉部 食品安全局食品安全課
佐藤様 TEL:027-226-2425
内閣府食品安全委員会事務局 勧告広報課
馬場様 中島様 TEL:03-6234-1146
詳しい案内はこちら
【08 水産News】
2010-01-08
スウェーデンのバルティック・タラ漁業がMSC認証審査を開始
スウェーデンの東西バルティック・タラ漁業が、持続可能で適切に管理された漁業のためのMSC認証取得に向けた審査を開始しました。8月のデンマークの東バルティック・タラ、11月のドイツの東バルティック・タラに続き、スウェーデンの同漁業は審査に入る3番目のバルティック・タラ漁業となります。
認証され、さらCoC認証によるトレーサビリティが確立されれば、スウェーデンのバルティック・タラには、MSCのエコラベルを付けることができます。
東西のバルティック・タラ漁業は、主に底生魚トロールおよび、刺網・延縄によるもので、漁獲高はそれぞれ8,910トンと2,714トンです。漁業は年間を通じて行われ、Karlskrona港 と Simrishamn港で水揚げされたのち、鮮魚市場や加工に向け販売されます。
スウェーデンの加工業者および水産業者を代表して、Yngve Björkman 氏と Henrik Svenberg氏は、「このMSC認証への動きは、重要かつ時機を得たもので、十分な根拠に基づくものです。MSC認証は国内市場と輸出市場の双方において、スウェーデンの水産業に貢献することになるでしょう。」と述べています。
MSCの欧州ダイレクターであるNicolas Guichouxは、「スウェーデンのバルティック・タラ漁業関係者が、この重要な漁業をMSCの本審査に進める決定をしたことは非常に喜ばしいことです。過去何年にもわたりこの漁業は改善されてきており、様々な関係者がこの審査を大きな関心を持って受け止めることと思います。」と語っています。
審査は、独立した認証機関である、フード・サーテフィケーション・インターナショナル(FCI)によって行われます。審査される漁業の関係者は誰でも審査のプロセスに関わることができ、FCI では既に17のステークホルダー団体を確認しています。ステークホルダーとして登録したい場合は、 44 (0) 1463 223 039 にご連絡いただくか、FCIのウェブサイトwww.foodcertint.com から登録を行うことができます。
2010年1月5日 海洋管理協議会(MSC)
【05 食品NewS】
2009-12-22
"品質管理課だより" vol.12が発行されました
「らでぃっしゅぼーや 品質管理課だより」が食品加工のお取引先さまに向けて発行されています。
そのつど、FAXにて皆さまのお手元にお送りしているようです。
■12月22日発行 vol.12
『こんかいは、「今年も、残すところあと少し!!!」です』
と題して、年の瀬も迫った最後のお届けに向けての確認事項などを記載しています。
1.さて。去年の今頃は…
2.納品場所、納品時間も再度確認を
3.さてこの1年間。クレームはどのようになってきたでしょう
4.来年も、一緒にがんばっていきましょう!
として、それぞれポイントを説明しています。
Radixの会の会員さんで、「そういうFAXが来ていたかなぁ」「もう一度じっくり確認したい」などございましたらRadixの会事務局までご一報ください。
詳しいお問合せは、らでぃっしゅぼーや 品質保証部 品質管理課へ。
「品質管理課だよりの件で」とお声がけください。
バックナンバーもございますのでお声がけください。


