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【02 水産部会】
2008-10-06
Radixの会 講演会「世界の食糧問題と水産資源」
去る9月13日(土)東京は代々木のTKP代々木ビジネスセンターで、元水産庁の漁場資源課課長で政策研究大学院大学教授の小松正之氏による講演会「世界の食糧問題と水産資源」を開催しました(10:00~13:00)。
参加者は、Radixの会の役員メンバーをはじめ会員の皆さん。水産関連のメンバーはもちろんのこと、農産、畜産、加工と幅広い分野からメーカーさんや生産者さんが参加されました。また、こういう講演会には珍しく、らでぃっしゅぼーやの会員様も多数参加されて、らでぃっしゅぼーやのスタッフも含めて120名入る会場はほぼ「満員御礼」状態でした。
講演では、オリンピック操業と言われる競争による取り過ぎによって枯渇が心配される日本の水産資源や食糧資源の問題、魚介類の自給率低下や漁業従事者の減少について議論されました。それらの問題に対して「資源管理型漁業」の水産先進国ノルウェーやニュージーランドなどの事例を元に、地球温暖化による海洋資源への影響なども含めて、目前に迫った危機的状況に対して「どう対応していけばいいのか」を、生産者、漁業従事者、流通、消費者から政府による政策レベルの提案までを網羅した中身の濃い充実した講演でした。
さすがに「世界一受けたい授業」(日本テレビ)などテレビ番組にも出演されているだけあって、話の分かり易さ、面白さは抜群でした。最新のデータを駆使して、世界の水産業の現場と産業政策にまで精通された先生の2時間の講演は、歯に衣着せぬ直言が小気味よく、数々の国際会議で評判の“タフネゴシェーター”ぶりを遺憾なく発揮していただきました。古巣である農水省への手厳しい政策の注文も含めて、休憩なしでぶっ続け2時間の講演にも満席の聴衆は飽きることなく、真剣に聞き入っていました。
かつては漁業大国であった日本の水産業を復権させるために必要な、資源管理型漁業の導入に対する信念と熱い情熱に、「さすがは日本語版のニューズウィーク誌が“世界が尊敬する日本人100人”(2005年)に選んだ小松教授!」と参加したスタッフも納得の様子でした。
Radixの会事務局・郡山昌也
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