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【07 レポート】
2007-12-12
おう吐物処理セットの常備を!(ノロウイルス感染対策)
本ブログでは何度も「ノロウイルス」についてコメントしてきましたが、文章を見ただけでは予防につながりません。
お題目よりも、日頃の手洗いや健康管理をきちんと行う方が重要なのです。
(そんなことは言われんでもわかっとるわいという声が聞こえてきそうです)
ただノロウイルスはインフルエンザ同様、どこで感染するかわからないもの。
体調が悪いなぁ~と思って出勤したら、突然・・・・。
そして現場は大騒ぎに・・・、ということも十分ありえます。
年末年始ということもあり単なる二日酔いだったという笑い話になれば良いのですが、その場合であってもおう吐した際にはまずノロウイルスを疑って処理した方がよいのです。
しかし日頃からノロウイルスを意識していないと汚物を雑巾で拭き取っておしまい、ということになりかねません。
もしノロウイルスだったら、数日後には・・・。
うーん、想像したくないですよね。
そうならないためにもノロウイルスに汚染されたおう吐物の処理ができるよう、あらかじめ必要な道具を準備しておくと何かと便利です。
参考までに必要と思われる物のリストをあげてみました。
1.使い捨てのマスク
2.使い捨てのビニールまたはゴム製手袋(丈夫であること)
3.ゴーグルまたは眼鏡
4.使い捨てエプロン(大きめのゴミ袋で代用可能)
5.塩素系消毒剤(商品名はハイター、ブリーチ、ピューラックスなど)
6.空の1.5L~2Lペットボトル(塩素系消毒剤を希釈する際に使用)
7.使い捨てタオル、ティッシュ、新聞紙
8.ビニール袋
8.ゴミ袋
10.バケツ
11.おう吐物処理マニュアル(下記マニュアルのコピーで代用)
代表的なおう吐物処理マニュアルをコピーしておき、上記の備品セットと一緒に常備しておくと、いざというときに役立ちます。(転ばぬ先の杖ですね)
下記に東京都など代表的な処理マニュアルを紹介しましたので、ご参考にしてください。
特に高知県のノロウイルス対策マニュアル施設編、横浜市のノロウイルス感染症対策之手引きは注意点も含め詳細にまとめられているのでオススメ!
(注:家庭用掃除機はノロウイルスを室内に拡散させてしまうので、使用しないこと!)
いちいち必要な物を用意するなんて面倒だ!とお嘆きの方には、便利なキットも販売されています。
1セットあたり5千円ぐらいです。
汚物処理セット (イカリ消毒)
汚物の処理ツールBOX (サラヤ)
世間では、楽しく歌いながら手洗いすることが流行っているようなので、お時間のある方は下記ウェブサイトもご覧になって下さい。
(Radixの会・らでぃっしゅぼーやでもこんな歌があると面白いですね)
花王「あわあわ手あらいのうた」
ライオン「キレイキレイの歌」
【ノロウイルス・おう吐物処理に関して】
ノロウイルスに関するQ&A (厚生労働省 平成19年3月7日改訂版)
ノロウイルス対応標準マニュアルダイジェスト版 (東京都)
ノロウイルス感染症対策之手引き (横浜市)
ノロウイルスによる感染性胃腸炎にご注意! (大阪府)
高知県ノロウイルス対策マニュアル (高知県)
【おう吐物等の処理方法の例:東京都】
ノロウイルス感染症の場合、そのおう吐物や下痢便には、ノロウイルスが大量に含まれています。そしてわずかな量のウイルスが体の中に入っただけで、容易に感染します。また、ノロウイルスは塩素系の消毒剤(商品名:ハイター、ブリーチ、ピューラックス、ミルトンなど)でなければ効果的な消毒はできません。取り扱いには注意が必要です。
おう吐物や下痢便の処理をする前に、まず処理にあたる人以外の方を遠ざけてください。 処理の際に吸い込むと感染してしまうおそれのある飛沫が発生します。少なくとも他の人は3mは遠ざかってください。また、放っておくと感染が広がりますので、早く処理する必要があります。以下、処理の手順についての方法を記しておきます。
マスク・手袋(この場合の手袋は清潔である必要はなく、丈夫であることが必要です)をしっかりと着用し(処理をする方の防御のためです)、雑巾・タオル等で吐物・下痢便をしっかりとふき取ってください。ふき取った雑巾・タオルはビニール袋に入れて密封し、捨てることをお勧めします。ふき取りの際に飛沫が発生しますので、無防備な方々は絶対に近づけないでください。その後うすめた塩素系消毒剤(200 ppm以上:家庭用漂白剤では200倍程度)でおう吐物や下痢便のあった場所を中心に広めに消毒してください。
おう吐物や下痢便などで汚れた衣類は大きな感染源です。そのまま洗濯機で他の衣類と一緒に洗うと、洗濯槽内にノロウイルスが付着するだけではなく、他の衣類にもウイルスが付着してしまいます。おう吐物や下痢便で汚れた衣類は、マスクと手袋をした上でバケツやたらいなどでまず水洗いし、更に塩素系消毒剤(200ppm以上)で消毒することをお勧めします。いきなり洗濯機で洗うと、洗濯機がノロウイルスで汚染され、他の衣類にもウイルスが付着します。もちろん、水洗いした箇所も塩素系消毒剤で消毒してください。
注意! おう吐物は想像以上に遠くまで飛び散ります!
東京都健康安全研究センターの実験の結果、床から1m の高さから吐くと、カーペットでは吐いた場所から最大1.8m、フローリングでは最大2.3mまで飛び散ることが確認されています。おう吐物を処理する際には、広い範囲まで十分に消毒しましょう。
最後に、昨年猛威をふるったノロウイルスの型であるGⅡですが、そのGⅡ/4の変異株に感染した方の実に40%は無症状であったという報告があります。そのため、本人は症状がなくともノロウイルスの保有者として、同居家族や他人・職場で感染を広げ二次感染が広がったという事例もあるそうです。
ノロウイルスの流行シーズン中、健康管理はもちろん手洗いの励行は行っていきたいものですね。
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