水産食品Blog

【02 水産部会】

2007-11-27

これがお魚会議だ!(お魚会議in東京開催速報) 

 
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11月22日、お魚会議in東京の日。

日本各地より28団体・33名のメーカー・生産者さんが池袋に大集合。

番外編なのにこれほどお集まり頂いたのは、らでぃっしゅぼーや水産チームを筆頭とするチームOsakanaの団結力のたまものです

 


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前半は、らでぃっしゅぼーや(株)MD部からの報告。
水産チームの吉田さん・伊藤さん・鈴木さんより、ギフトと年末スケジュールの再確認のお話です。

 

 

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続いて、川崎さんより、クレーム事例と対策のお話。参加された生産者・メーカーさんに、「クレーム通信簿」を一人一人お渡ししながら、ちょっと耳の痛いお話しも。なんだか、学生さんがテスト結果を渡されるのを見ているようでした。評価はいかがでしたか。

 

 


IMG_0064.jpg休憩のあと、Radixの後藤事務局長より、日本や世界の水産資源問題や国内の魚離れに関する話題提供。
「皆さんが元気でないと、らでぃっしゅぼーやも元気がでない。仕入れと取引先が面白いことができればいい。事務局は今ある問題を共有し、皆さんの活動を支援していきたい」
「お魚会議では不満や愚痴を言うよりも、ただやるだけです。なにかやらないとむなしい、悲しいですよね。これから1時間半、何ができるか、何をやるかという話をしていただきたい」と参加者に檄を飛ばします。


 

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後藤事務局長の後、高橋理事にバトンタッチ。
「参加者の皆さんに唯一共通しているのは海のものを生業としていること。世界の水産物は枯渇しつつある。日本では魚離れになっているが、世界を見ると魚に集中しはじめている。石油が武器になった時代から食糧が武器になる時代へ。皆さんの意見を頂戴しながら、今後のお魚会議のテーマを検討していきたい。小さな事からでも一歩一歩始めていきたいのでご協力お願いします」

そして、高橋理事よりアグレッシブなご意見も。
「一番興味あるのは鯨。以前から鯨の軟骨の粕漬けもつくっている。人間の食べる魚の3から5倍の魚を鯨が食べている。南氷洋にはミンク鯨を76万頭確認されている。この76万頭というのは年間2000頭のミンク鯨を100年間とり続けても枯渇しないほどの数字。日本の食文化をなんとかしたいと思っている」
 

高橋理事の話を皮切りに、参加者全員からご意見がでました。
すべてを紹介しきれないので、一部のみご紹介します。


「温暖化の影響か、スズキがあがらなくなってきている。Radixの会で業者間の原料調達ができるようになればいいと思う」...(大商水産の新本さん)

「油が高く、鰹もなかなか高く売れない。原料高で製品安、苦しい状況。漁船経営で見ても原油高で漁船も減ってきている。カツオが食べたくても釣る船が少ない。原料確保がかなり厳しくなってくる」...(明神水産の明神さん)

「カツオ船は廃船が続いている。一昨年はかなり廃船した。油高、乗り手がいない、相場が安いということで釣りにいくたびに赤字。一方、廃船した途端に鳥インフルエンザ・BSEの影響で世界的に魚の需要が高まっている。カツオの安定供給のため、らでぃっしゅぼーやでカツオ船をぜひ一隻持ってほしい。また捕鯨の解禁をしてほしい。個人的に鯨が諸悪の根源と考えている」...(タイコウの稲葉さん)

「チリメンは春と秋の2回漁があるが、今年の秋は漁が見えない。気候異常なのか、漁が全然なかった。また原油が高いので獲れるかどうかわからない状況では漁にでれない現状」...(三重県漁連の中村さん)

「宍道湖の農薬問題。シジミに農薬残留があると消費者イメージができてしまうとぬぐいがたい。水産だけでがんばるのではなく地域全体で取り組まないとどうしようもない。島根県に問い合わせても県の動きはとても遅い。業者があつまっても次に進まない状況。どうにかしなければならない焦りだけがつもっている」...(渡辺水産の渡辺さん)

 

「若手で魚をさばける友人が一人もいない。魚は料理されない時代を迎えるのかなと思う。学校でも魚に触れる機会がない。小中学校で魚に触れる機会がもっとあれば良いと思う」...(千倉町南部漁業販売の山本さん)

 

「釣りをして帰るとうちの子供は寝ていても起きてくる。魚が大好き。食育がきちんとできている。30代のご両親に、魚を美味しく食べられる料理をここにいる全員で商品化できればこれからも魚を食べていただけると思う」...(鹿禄の上原さん)

 

「魚離れの件、去年から地元の生協および一般市民対象にお魚さばきましょう、干物教室を去年より5回やっている。うれしいことに4~5歳の子供がさばいてくれる、若い奥さんもさばいてくれる。すぐに出刃包丁を買いに行った、子供が魚を食べるようになったとの喜ばしいお便りもあり。魚を食べていただくために地場地場で企画を考えてはどうか」...(小倉水産の小倉さん)

「魚離れというけれど自分の子供のことをまず考えてみて頂きたい。(朝食にパンがあたり前になってきたなど)食事から考えて活動したらどうか。魚が高騰している、重油が高いということもあるが、まずは基本から考えていくことによって一つ一つ解決していくことができると思っている」...(別所かまぼこ店の竹並さん)

「商品を持ち寄って展示会・意見交換できる場がもてるといい」...(阪神低温の近藤さん)

「展示会の提案、九州の生協さんでもそのような事例があり。業者だけで試食会などもやってかなり参考になった」...(クルメキッコーの坂本さん)

「テーマについては、サンマの時期はサンマ、アジの時期にはアジの話しをしましょうとか、どうやったら皆に食べて頂ける形にしていけるのか、浜も加工も流通も一緒になって考えてはどうか。来年はそういう会議にしたい」...(渡辺商会の渡辺さん)

 

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 来年のお魚会議は宮城県で開催する予定です。幹事の渡辺さんより「6月の初ガツオの時期か、9月のサンマの時期か、10月の牡蠣の時期を考えている」とのお話しをいただきました。

最後に後藤事務局長より、お魚会議の目的を再確認。そして、これまでブロック会議を農産だけが行っていたのを、来年度から農・畜・水・加・エコの5分野の生産者を入れて活動していきたいとの方針説明。また、展示会開催の要望が多いようであれば来年3月のRadix総会にて展示会を開催することも可能とのコメントもいただきました。

 

【高橋理事より、お魚会議を終えてのコメント】

 今年もお魚会議番外編が東京で1122日に行われ、皆様遠いところまたお忙しいところ多数参加いただきました。(2833名)

その会議ではまず"年末スケジュール確認"及び"クレームの事例と対策"をらでぃっしゅぼーやスタッフからお話いただきました。年間で一番物量が多くなるこの季節、私達業者にとっては大変ありがたく、気を引き締めるいい機会となりました。

また今後のお魚会議のテーマ捜しということで皆様から水産資源についての様々な貴重な意見を頂戴しました。扱っている魚種、程度の違いこそあれ、皆さん何かしら今までとは違う危機感をお持ちのように感じました。日本では魚ばなれ等と言われていますが、世界は魚の争奪戦が始まっています。この危機感を持たなければわれわれの次の世代には魚がいなくなることは科学的見地からも間違いなさそうです。

 我々お魚会議ではこれを十分に認識した上、今後の活動を行っていかなくてはならないと思いますし、またこのような我々水産業者の声が、らでぃっしゅぼーや様を通じて会員のお客様にも理解いただけたらなと思います。

 最後になりましたがお魚会議がますます発展成長していくことを祈念申し上げます。

 

追伸:懇親会も決して衰えることのない豪快なものとなりました。恐るべし、お魚会議!!


この記事へのコメント

1.Posted byクルメキッコー㈱ 坂本2007-11-29 9:04

お魚会議出席の皆様、お疲れ様でした。
また、スタッフの皆様、事務局の皆様には、準備等で色々とお世話をおかけました。
本当にありがとうございました。

懇親会も楽しく美味しいお酒とお料理をいただきましてありがとうございます。

久しぶりにお会いできた各メーカーの方々と楽しくお話も出来ました。「お魚会議」最高です。


2.Posted by(有)鹿祿 上原2007-11-30 14:02

お魚会議出席の皆様、事務局の方々、お疲れ様でした。
いつもそうですが、皆さんのパワーには圧倒されます。
みんなそのパワーでお仕事頑張ってるのですね♬♪
頼もしい限りです。

今回も皆さんのパワーを吸収して帰って来ました。
次回を楽しみにしつつ仕事頑張りまっす!


PS:クルメキッコー坂本さんが本日11/30をもって退職されるそうです。
  水産部会宴会部長として活躍されましたね
  重ねてお疲れ様でした。
  そして新しいお仕事頑張ってください。。。

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