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【06 書籍・サイト紹介】
2008-02-25
食品の業者間取引の表示に関するガイドブック
平成20年3月上旬、JAS協会は「食品の業者間取引の表示に関するガイドブック」を緊急出版します。(B5版、価格は送料別で1,000 円)
日本農林規格(JAS)法の運用見直しにより、4月から業者間取引でも加工食品の表示義務違反は行政処分の対象になります。
そのための指針となるガイドブックです。
各地で開催されてきた業者間取引の表示に関するセミナーなどにご参加されている方にもオススメです。
ガイドブックの特徴は以下のとおりです。(JAS協会ウェブサイトより抜粋)
1.食品の業者間取引の表示について、加工食品品質表示基準等の一部を改正する告示が、平成20 年1月31 日に官報に掲載され、同年4月1日から取引される商品に表示が義務付けされることをふまえ、「食品の業者間取引の表示に関するガイドブック」を緊急出版することといたしました。
2.本ガイドブックの内容は、 ①加工食品品質表示基準、生鮮食品品質表示基準等の改正(業者間取引関係)に関するQ&A、及び ②加工食品品質表示基準等の一部改正の概要等の参考資料から構成されております。
3.特に、本ガイドブックのQ&Aは、農林水産省(消費・安全局、表示・規格課)のご協力を得て、農林水産省のホームページに掲載されているQ&Aに補足説明等を盛り込むなど、よりわかりやすい内容のものとなっております。
申し込みは下記をご参照ください。
「食品の業者間取引の表示に関するガイドブック」の緊急出版について
【06 書籍・サイト紹介】
2008-02-19
食品事業者のための加工食品表示作成マニュアル

昨年の食品衛生講習会にご参加いただいた方々には、もれなく「くらしに役立つ食品表示ハンドブック(第2版)」を資料としておわたししましたが、ご活用されていますでしょうか。
(余談ですが、「くらしに役立つ食品表示ハンドブック」は食品表示ウォッチャーのバイブルにもなっています。私も食品表示ウォッチャーとして活用しています)
食品表示ハンドブックは写真が多用されているなど非常にわかりやすい冊子なのですが、いかんせん消費者向けということもあり事業者の方々にはちょっと物足りないなぁと思われたかもしれません。
私も衛生講習会を開催しながら、事業者向けの食品表示マニュアルがどこかにないかなと気にしていたところ、運良く該当するものが見つかりました。
それが今回ご紹介する「食品事業者のための加工食品表示作成マニュアル」です。
(実は昨年秋に購入していたのですが、ブログでの紹介が遅れてしまいました。<(_ _)>)
下記の食品産業センターさんの説明にあるように、食品表示をするまでの手順が非常にわかりやすく説明されているので表示ご担当の方々のお役に立つと思います。
食品表示にお悩みの方に、オススメの一冊ですよ。
表示を作成する立場に立ち、これまでよくわからなかった規定やルールを明快・平易に解説します。「何を表示しなければならないか」、「表示内容が正しいか」、「表記方法が正しいか」を表示作成の手順を追ってまとめるとともに、農林水産消費技術センターに寄せられた10,000件に上る表示関連質問事項から選び出した、生きたQ&Aが掲載されています。
【目次】
第1章: 表示に関連する法規
第2章: 品質表示作成の手順
第3章: 表示関連Q&A
第4章: 正確な表示を行うための作業確認(表示誤記防止)
第5章: 表示実例紹介(表示事項別)
第6章: 表示実例紹介(商品分野・品目別)
第7章: 表示関連参考資料
著者:財団法人食品産業センター
出版社:財団法人食品産業センター
発行日:2007年3月
価格:1,500円(税込)
ご注文は食品産業センターに郵便かFAXで申し込みます。
申込書は食品産業センターのウェブページに掲載されています。→申込用紙はこちら
※現在、ギョーザ問題を受けて食品表示法規の大幅な見直し作業が進められています。
食品表示法規の改正に関する情報については、随時本ブログでもご紹介していく予定です。
【06 書籍・サイト紹介】
2007-12-01
これから食えなくなる魚
日本の食卓から魚が消える!
ショッキングなタイトルですが、これは今年出版された
「これから食えなくなる魚」という新書に書かれている一文です。
タイトルからしてB級本かと思われたかもしれませんが、著者は漁業の専門家であり、クジラやマグロ問題では日本の顔となって世界の強豪たちと舌鋒鋭く戦ってきた小松正之氏その人です。
世界の漁業資源はもちろん日本の水産業についても知り尽くしている著者が、日本漁業や日本の食の先行きをあんじて警鐘を鳴らしているのです。業界のヒーローであるはずの小松氏が、やむにやまれぬ思いで日本の水産業の問題点を指摘するのだから発言の重みと説得力が違います。(とても読みやすい本です。新書ということもあり、早ければ数時間で読了できます)
今のような乱獲を続けていると、近い将来、世界中の海から魚が消えてしまうという論文が科学雑誌『サイエンス』に掲載されたのはつい最近のこと。先の衝撃的なタイトルもあながち嘘ではありません。
今でも世界一魚を食べているにも関わらず、海の中のことをよく考えないまま金に任せて水産物を買いまくっている日本人。一方で、日本の漁業・水産業界そのものも構造的な問題を抱え硬直化したまま。小松氏は従来のやり方では日本の漁業・水産業には未来がないと断じます。
先日のお魚会議でも業界を取り巻く課題や水産資源問題などの話題が多数でました。会議では課題・問題を解決するよい案までたどり着きませんでしたが、この本には(現場の方にとっては少々耳のいたい)提案・提言なども盛り込まれています。お魚関係の生産者はもちろん、水産以外のRadix会員、らでぃっしゅぼーや生産者、さらには会員さんにも読んで頂きたいと思う一冊です。(短時間で魚の今と将来を知る好著ですよ)
最後に、小松氏の魂の叫びとも言える一文を抜粋して本の紹介を終わりたいと思います。
「漁師が目先の損得で行動してはいけないのと同様、消費者も単に安い魚を食べていれば幸福になれるというものではない。日本人の共有財産を『消費』するのではなく、将来にわたって大切に育てていくことこそ、われわれの食にも、水産業にも、子々孫々の健康のためにも、とても大切なのである」
書名:これから食えなくなる魚
著者:小松正之
価格:740円(税別)
出版社:幻冬舎
■目次(※第一・五章のみ詳細な目次を掲載)
第一章 日本の食卓から魚が消える?
2048年、海から魚が消える?
75%は、もう獲ってはいけない魚
世界は空前の魚食ブーム
日本の漁獲量は世界一から第六位に
世界の漁業生産量は事実上、頭打ち
主要漁場を失った日本とロシア
外国に買い負けしている日本の商社
日本は注文が細かく売りにくい相手
すり身の多食も輸入の障害に
魚は「庶民の食べ物」ではなかった
「マグロを安く食べたい」などナンセンス
第二章 日本の漁業は倒産状態
第三章 マグロはいつまで食べられるのか?
第四章 この魚はいつまで大丈夫?
第五章 魚は国民の共有財産
日本の食卓から魚が消える日
早い者勝ち方式が乱獲を招いた
世界の主流はIQ方式とITQ方式
アメリカですら自由競争を制限
日本の水産予算の三分の二は公共事業
問題はあるが成果も大きいITQ方式
民法上、魚は漁師の所有物
海の憲法は「魚は人類共有の財産」と明記
漁業権のルーツは秀吉の海賊対策
自由に釣りやダイビングを楽しめない理不尽
養殖・定置網の営業も排他的
新規参入を促して国際競争力の協会を
値段だけで選んではいけない
日本の魚を守る買い方、食べ方を
【06 書籍・サイト紹介】
2007-11-21
食中毒予防必携(第2版)
食品衛生のバイブルとなるか!?
「食中毒予防必携(第2版)」が日本食品衛生協会より発売されました。
今年度のRadix食品部会の活動キーワードの一つは「食品衛生」です。私も食品衛生の書籍をいくらか読んできましたが、今回発売となりました「食中毒予防必携(第2版)」はおすすめです。
A5版・542ページと辞書並みの厚さですですが、その分食中毒の原因となる微生物・化学物質・自然毒・寄生虫など必要にして十分網羅されています。 自治体や保健所、食品衛生業務に携わる方々向けのバイブルといったところでしょうか。
調べ物をする場合、ネットで十分と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、体系的に調べたい、科学的に裏付けされた内容をしっかり学びたい場合には、ネットだけではどうしても物足りない・不便と思うことがあります。
そんな時、この一冊が身近にあると便利だと思います。
多少値も張りますが、持ってて良かったという安心感を得るには安いかも!?
(※ちなみに税別5千円です。個人的にも買おうと思っているところですが、まずは図書館で借りてきて読んでいるところです。もっと安くなればありがたいのですが...。私と同じように図書館などで内容を確認してからご購入を検討されるのも一案です)
食中毒予防必携(第2版)に関心ある方は下記の食品衛生協会のウェブページをご参照ください。(※注文も可能です)
http://shokuei.open365.jp/Products.74.aspx
■目次
Ⅰ 食中毒総論
1 食中毒概論
食中毒の変遷、食中毒処理手続きに関する法令上の規定、食中毒の病因物質、食品からみた危害要因、食中毒の予防・対策他
2 疫学調査概論
疫学調査の概念、調査方法、調査事例
Ⅱ 食中毒各論
A 微生物類による食中毒
1 細 菌
サルモネラ、黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌、腸炎ビブリオ、
腸管出血性大腸菌、下痢原生大腸菌、ウェルシュ菌、セレウス菌、
エルシニア、カンピロバクター・ジェジュニ/コリ、ナグビブリオ、
リステリア・モノサイトゲネス、その他の食中毒起因菌、
経口感染症起因菌、人獣共通感染症他
2 ウイルス
ノロウイルス、A型肝炎ウイルス、E型肝炎ウイルス、ロタウイルス他
3 真菌・カビ毒
アスペルギルス、ペニシリウム、フザリウム、カビ毒他
4 原虫・寄生虫
クリプトスポリジウム、赤痢アメーバ、アニサキス他
B 化学物質等による食中毒
1 汚染化学物質等
メチル水銀、カドミウム、ヒ素、ダイオキシン類他
2 食品添加物
ニコチン酸、亜硫酸塩類他
3 その他
油脂の変敗、ヒスタミン、放射線汚染物質
C 自然毒による食中毒
1 植物性自然毒...毒きのこ、植物毒
2 動物性自然毒...フグ毒、その他の魚毒、貝毒
資料:食中毒処理要領、関連通知他
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