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【01 食品部会】
2011-11-28
2011年トップミーティングin東京/食品・畜産合同会議 開催報告
2011年10月21日(金)、東京都港区の芝パークホテルにて、食品部会・畜産部会を対象とした「2011年トップミーティングin東京」が開催されました。今回は特に、参加対象者を組織の経営者または経営に携わる方を対象に設定。川越で開催された初の食品会議の趣旨に立ち戻り、組織を牽引する立場の者が語り合い、思いや考え、今後の方向性などを共有しあいながら、共に発展するきっかけとなる場を目指しました。 また、引き続き翌22日(土)には、食品・畜産合同会議も開催。豊浦獣医科クリニックの大井宗孝先生をお招きし「NonGM飼料、口蹄疫の実情と今後、豚インフルエンザ、畜産の放射能汚染について」と題したセミナーを行いました。
<プログラム>
13:00~
受付開始
13:30~
「上期の総括と今後の戦略について」 らでぃっしゅぼーや㈱ 緒方大助代表取締役社長
14:10~
「らでぃっしゅぼーやの会員増と購買傾向について」
らでぃっしゅぼーや㈱ 事業本部マーケティング課 木船信義課長
14:40~
休憩
15:00~
会社紹介・業界情報・メッセージ ※参加企業各社からの報告
17:20~
閉会挨拶 ㈱おとうふ工房いしかわ 石川伸代表取締役社長(Radixの会食品部会副会長)
17:30~
終了![]()
今回は、トップミーティングのメインイベントであった、参加企業各社の代表の皆さまによる発表より、特に注目度の高かった発表を抜粋してご紹介いたします。
(農)会田共同養鶏組合 中島組合長
本年、農林水産省が推進している『農場HACCP推進農場』の第一次指定農場5つのうちの一つとして選出された。2009年より取り組みを開始していることもあり、来年にはHACCP認証を目指している。近年の鶏インフルエンザなどに対する対抗策としてもHACCPの取得は重要。また、アニマルウェルフェアも同時に推進しており、概ね90%という段階まで達成が進んでいる。数年後にはアニマルウェルフェアを完全達成ということを目指している。6次産業化の団体にも指定されることもあり、しっかり勉強して取り組んでいきたいと考えている。
![]()
企業の中の資産として「ヒト・カネ・モノ・情報」がある。最近の取り組みの中では「ヒト」の部分で手応えがあることが多かった。現代は、非常に低成長の時代に突入しており、何を大事にすべきかと考えた時、まず人材教育が基板となってくると思う。どの会社でも様々な研修やセミナーなどを実施されていると思うが、なかなか響くものが少なく、いざ実行となると難しいと感じる。そのような中で、弊社でも様々な取り組みを実施しているが、100キロの距離を30時間かけてあるく「100キロウォーク」というイベントへの参加が印象的だった。30時間、夜中と歩いていると、人からの励ましが心の底から染み渡り、本当の感謝がどういうものかがわかる。人は一人では生きていけないということが体験的にわかった。若いスタッフだけでなく、管理職クラスの人材とも多くを共有でき、とても満足度の高い社員教育になったということを、ご紹介したかった。
木次乳業(有) 佐藤社長
酪農家は経営的に厳しい状況に置かれており、高齢化・後継者不足という問題も抱えている。このような状況に対して、お付き合いのある酪農家を支援できないかと考え、2~3年前より、耕作放棄地を利用した粗飼料の生産に取り組んでいる。今年度からは飼料稲の栽培にも着手している。後継者不足という問題に対しては、これまでにないスタイルの牧場を展開することで、対処していけないかといったことも考えながら、新たな取り組みを進めている。
桜井食品(株) 桜井社長
今年は北海道の馬鈴薯が不作で確保に大変苦労した。北海道では3年連続での馬鈴薯の不作が続いている。また、燃料の価格上昇も追い打ちをかけてきている。そのような状況の中ではあったが、昨年ISO22000を取得。社内的には2年前から勉強会を始め、「ムリ・ムラ・ムダ」を取り除くような仕組みづくりやトレースといった取り組みを行なってきた。勉強会は平日の就業時間中に実施。出荷や製造の現場には大変な負荷がかかっていたため、生産量は落ちるであろうと思っていたが、結果的にはムダのない製造を行うことによって、勉強会に取られた時間分をカバーできていた。原材料調達などの問題もあり、売上は下がったが、利益はなんとか確保できた。大きい要因としては、原材料比率は上昇したものの、製造経費が大きく低減し、生産性が上がったことが大きかったのだと思う。ISO22000の取得は、海外への輸出が主目的であったが、結果を見てみると、社内の改善に対する意識や成長したいという意欲につながったのではないかと思っている。
(株)角谷文次郎商店 角谷社長
愛知県は醸造業が盛んな地域で、全国的にも有名な大手調味料メーカーも多くある。このような地域の中で、私達は大手メーカーが切り捨ててきた部分を、丁寧にきちんと守るという方向性を選択してきた。本格的・伝統的な三河味醂にこだわり、変わることなく作り続けることで、今日安定した経営を実現している。愛知県の1%であれば経営は厳しいが、全国の1%であれば経営を成りたせることができる。他メーカーがコストダウンや大量生産・大量販売でなおざりにしてきた部分を、私達はきちんとやるということで、品質的に大手メーカーの前を歩くことができているのだト思っている。新商品の開発で幅を広げていくという戦略もあるが、私達は逆に商品の絞り込み、1点集中という進路を取ることで、みりんとはどんなものかをしっかり考えながらやっている。これをさらに深め、みりんを作るというところで終わらずに、その原材料であるお米の美味しさを醸造という技・力をかりてどこまで表現し、伝えていけるかといったことに取り組んでいきたい。
21日のトップミーティングは47名、22日のセミナーは22名と、大変多くの企業経営に携わる重職者の皆さまにご参加いただくことができました。加工食品は取扱商品の幅が大変広く、共通のテーマを見つけることが難しいという課題もありますが、企業経営の中心に立ち、日本の食とを守るという大義名分と、信念に追従し、懸命に働いてくれるスタッフたちを守るために、日々戦い続ける経営者という立場に立つもの同志、共有できるものも多かったのではないでしょうか?年1回の食品部会・畜産部会の会議ですが、この場から、新しい取り組みやコラボレーション企画が誕生する日も遠くないのかもしれません。
(報告:Radixの会 小川)
【01 食品部会】
2011-09-08
2011年トップミーティングin東京・食品畜産合同セミナー開催のお知らせ
2009年に川越で開催されましたRadix会員によるトップ同士の意見交換会が三年目を迎えます。
らでぃっしゅぼーやの近況も役員等から報告があります。是非ご参加ください。
食品業界全般に渡る貴重な情報交換の場です。お楽しみに!
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■開催日時 2011年10月21日(金曜日) 13:30 受付開始
13:30~トップミーティングin東京
Radix会員のトップの方が一同に集まって、各社事業活動の報告、らでぃっしゅぼーや役員等からの 報告、お互いの情報交換をいたします。
18:00~懇親会
10月22日(土曜日) 09:00 受付開始
09:30~セミナー開始
12:00 終了予定
講師 豊浦獣医科クリニック 獣医師 大井宗孝先生
-NONGMO飼料、口蹄疫の実情と今後・豚インフ ルエンザ、畜産の放射能汚染についてー
-
■開催場所 芝パークホテル 港区芝公園1-5-10 TEL03-3433-4141
■会議参加費(2日間) Radixの会会員 無料
(10月21日) 非会員 無料
(10月22日) 非会員. ¥2,000
■懇親会費........................... ¥5,000
※21日のご参加は経営者または経営者に準ずる方のご出席をお願いいたします。
前日までの問い合わせは事務局03-4334-3067。 当日の緊急連絡は080-1004-7021(伊藤まで) 080-1004-7021(松橋まで)お願いいたします。
【01 食品部会】
2011-08-03
2011 衛生講習会in東京 開催報告
2011年7月22日(金)、食品部会の勉強会の中でも特に重要度が高く、参加者からの期待も大きい衛星講習会が今年も開催されました。例年、座学中心で行なってきた衛生講習会ですが、今回は趣向を変え、工場見学+講師講演&発表(座学)という編成に。午前中は、らでぃっしゅぼーやを知ろう!物流機能」をテーマにらでぃっしゅぼーや株式会社の首都圏センターを見学。午後からは、例年恒例となっているらでぃっしゅぼーや品質管理課等からの発表に加え、人気テレビ番組「世界一受けたい授業」でも講師としてご出演された米虫節夫(こめむしさだを)先生をお招きし、衛生管理についてご講演いただきました。
※2011衛生講習会in東京の様子をまとめたDVD(報告書付)を現在作成中。
ご参加いただいた皆さまに、完成次第送付予定です。
(参加されていない方で欲しいというRadix会員さんは事務局までご連絡ください)
これまでの衛生講習会とは一味違う内容に参加者殺到
急きょ、大型バス2台をチャーター
もはや、Radix食品部会の定例行事といっても過言ではない衛生講習会。これまでとは趣向を変えたプログラムに関心を示していただけたのか、想定をはるかに超える参加総数メーカー様・スタッフ合計163名という規模に発展。東京1ヶ所での開催、さらに首都圏センターの集荷時間に合わせるため集合時間は朝の8:20という早朝であったにも関わらず、前回の東京・大阪2ヶ所開催で合計参加人数が149名を上回る参加者数となり、想定以上の関心の高さにRadix事務局も嬉しい悲鳴をあげることに。急きょ、移動用大型バス2台+マイクロバス1台をチャーターして対応することとなりました。
今回からRadixの会のぼりデビュー。今後の勉強会の集合は、こののぼりを目印にお越しください
会場は首都圏センターと池袋の会議室の2ヶ所。移動には大型バス2台を使用
首都圏センター訪問
トヨタ生産方式導入の成果をお披露目
一行は2台のバスに分乗し、いざ、らでぃっしゅぼーや首都圏センターへ。車であれば、JR浮間舟渡駅から所要時間10分程度の道のりです。
板橋区にある首都圏センターは、らでぃっしゅぼーやの物流機能を有するセンターの中でも最大規模の施設。敷地面積は1,311坪、延床面積は2,146坪、鉄筋コンクリート構造・地上6階建の建物の中に、物流を中心に、さまざまな機能を凝縮。全国各地の生産者、メーカーの皆さまより届けていただいた商品はここで仕分けされ、関東圏(東京、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城)のらでぃっしゅぼーや会員さまへとお届けされています。首都圏センターの特徴は、なんといっても温度管理を徹底できる施設となっている点。らでぃっしゅぼーやの主力商品「ぱれっと」(野菜を詰め合わせたボックスセット)を作る作業スペースの壁は全て防熱パネルで囲むことで、温度が一定に保てる「巨大な冷蔵庫」のような構造になっており、保管、箱詰めなどを、それぞれの野菜に適した環境で管理できるようになっています。また、箱詰めされた商品を配送車に積込む際にも、外気の温度の影響を最小限に留められるようになっています。
野菜を中心とした、食品の取扱いに適した施設という環境に、トヨタ生産方式を取り入れ、より機能的に効率的に稼働する首都圏センター。見学がいよいよスタートです。
第一班のご案内役は首都圏センター物流業務グループの野田晃さん
皆さん、衛生管理のため、帽子・マスク・靴カバー着用です
いよいよ現場を見学…の前に洋服のホコリはコロコロで念入りに除去
<冷凍冷蔵センター>
効率化された設備と素早い作業で品質を徹底管理
第一班が最初に見学したのは、冷蔵品・冷凍品を取り扱うスペース。冷蔵・冷凍品は品質を一定に保つため、なによりも温度管理が肝心。作業スペースの温度を一定に保つことも重要ですが、温度変化のある環境におく時間を最小限に留めることも品質をキープする大切なポイントです。首都圏センターでは、機械を導入する、作業手順を徹底的に効率化するなど、可能な限りの効率化をはかることで、商品の品質をキープできるような体制が整えられていました。
冷凍品・冷蔵品のお届けに使用する発泡スチロール箱へのビニール掛けは機械で効率化
商品を仕分けるスタッフさんは一列に並び、注文された商品をピッキング(箱詰め)
(箱のサイズはまちまちですが)商品はすぐ見分けて詰められるよう、キレイに整理されています
なかなか見られない作業の様子を、カメラにおさめる参加者の皆さん
<野菜センター>
主力商品「ぱれっと」を、ミスなく素早くつくり上げる要の場所
らでぃっしゅぼーやの屋台骨とも言える商品が野菜のセットボックスである「ぱれっと」です。ぱれっとは1~2人家族に適したSサイズから、野菜をよく食べる、家族の人数が多いご家庭におすすめのLサイズまで13の種類が用意されています。さらに、卵(6個、10個)を付けるかつけないかも選べるため、その組み合わせパターンまで考えると、なんと13種類×3(卵なし、卵6個、卵10個)=39パターンから選べるということになります。利用される会員さまから見ると、生活スタイルに合わせてぴったりのものがお選びいただけるということになるのですが、これを実際にセットしていくのはとても大変な作業。サイズが変われば箱詰めする野菜も変わり、さらには毎週詰める野菜も旬に応じて違った内容になるのですから、最初に組み合わせを覚えて、あとはモクモクと作業を進めればOK…とはいきません。毎週、セット内容を確認し、間違いがないように気をつけながらピッキング(箱詰め)。さらに、傷んでいるものはないか、サイズが小さすぎる物はないかなど、品質管理も同時に行うため、大変な集中力も要するお仕事なのです。
野菜センターの様子。野菜に合わせた室内温度のため、皆さん長袖着用です
箱詰めするスタッフさんは一列に並び、テキパキと野菜を詰めていきます
野菜や果物を傷つけないよう優しく、そして素早く「ぱれっと」は作られていきます
同梱される野菜メニュー表(野菜や生産者さんの情報を記載したチラシ)を見ながら
現場のスタッフさんに次々に質問をする参加者の皆さん
第1班引率の野田さんも、説明についつい熱が入ります
<出荷口・入荷口>
大切な商品の品質をキープしながら出入荷できる工夫満載
会員さまの注文に応じて、商品の品質を維持したままピッキング(箱詰め)を行うのは当然。多くの企業さんはこの点を重々承知して施設を作られているはず。しかし、入荷や出荷口は“ちょっとだから”と、どうしても油断しがちなのではないでしょうか?らでぃっしゅぼーや首都圏センターは違います!入荷・出荷口も品質キープのために気は抜きません。
入荷時も出荷時も作業をを迅速に行えるよう時間を詳細に管理。入荷口や出荷口が混雑して、前に並んでいるトラックをまたなくてはならないような状況にならないよう徹底的に管理されています。これにより、届いた商品をトラックの荷台で長時間待たせたり、トラックへの積み込みを待つ商品を外気の中で長時間置かなくてはならないという事態を最小限に抑えています。特に出荷時は、荷受場に付いているトラックに積み込む分だけが準備される流れになっており、次のトラックに載せる分が出荷の作業場に出ていることはまずないのだそう。これは、限られたスペースをできるだけ有効に活用していく中で現在の流れにたどり着いたそうですが、トヨタ生産方式の指導を受ける際「これはやりすぎ」とまで言われてしまったほど、緻密なスケジューリングによって成り立っているのだそうです。
また、商品をトラックから下ろす、積み込むといった時、どうしても外気に接触するタイミングが発生しますが、これを“ドッグシェルター”を取り入れることで最小限に抑制。“ドッグシェルター”とは、外気が室内に流れこむことを防ぎつつ、室内の冷房空調で調整された空気を外に逃がさないための仕組み。トラックと入出荷口の隙間を埋めることで、温度変化を起こさせない環境を作り出しています。
入荷口についた納品トラック。外気が入り込まないよう、開口部は最小限です
入荷口の様子。作業の邪魔にならないよう、細心の注意をはらいながらの見学です
入荷口近くに掲示されている5Sの看板。実物はかなり巨大で遠くからも良く見えます
箱詰め作業場から出荷口へ。カーテンの仕切りで温度変化を最小限に
出荷口の様子。写っていませんが、写真右側には荷物積み込み中のトラックがずらり
黙々と荷物を積み込むらでぃっしゅクルーさん。ここでの作業は時間との戦いです
※首都圏センター見学の模様は、DVD「2011衛生講習会in東京」に収録予定です。
足早に見学を終えた一行は、首都圏センター内の会議室へ移動。首都圏センターの佐伯太久弥センター長による「センターの機能と役割」、細田京子グループリーダーによる「どのような場所でピッキングされているか」と題した発表で、見学してきた内容を復習。図やグラフ、動画まで取り入れた分かりやすい説明で、見学してきた部分部分が、全体の流れとして理解していただけるよう、工夫された内容でした。
「センターの機能と役割」を丁寧に説明する佐伯センター長
細田GLの発表は、現場を撮影した動画も盛り込まれた斬新なものでした
早朝からスタートした見学もあっという間に終了。参加者の皆さんは配られたお弁当を手に、またバスへ。今度はバス車中で昼食をとりつつ、1時間程の時間をかけ、池袋のセミナー会場へ移動です。
衛生講習会・第二部は池袋で
恒例のらでぃっしゅぼーや発表に今回は物流部が参戦!
全員が移動を完了。ほっと一息つく間もなく、第二部のスタートです。司会進行は、前回に引き続き、品質管理課の露木美和課長が担当です。
今回の特徴はなんといっても、午前中のセンター見学の流れを受け、物流部からは筋由樹廣さんと鈴木雅和さんの2名が発表に初参戦されたこと。筋さんからは「発注までの流れと納品」と題して、らでぃっしゅぼーやの物流の流れの説明と、「発注通りの数量が準備できない」「納期が間に合わないなど」納品で困ったときの対応方法などの説明が行われました。筋さんからは、特にメーカーさまよりお問合せの多い項目が紹介されましたが、実はこのような対応方法は、お取引開始時にお渡しされている「お取引先ハンドブック」にちゃんと網羅されているのだそうです。皆さま、納品の際に“困った”となったら、今一度、「お取引先ハンドブック」を開いてみてはいかがでしょうか?
鈴木さんからは「物流事故の現場と本日のお願い~正しくできて、誰もが安心~」と題して、納品の際に皆さまにお願いしたいことを紹介。2010年度に発生した欠品数と延期数に始まり、納品事故で特に多いケースTOP3、よくある事故発生の原因などが発表されました。まとめとして、明確な車内伝達ルールの構築、正しく出荷確認を行うための仕組みづくり、担当者の交代や代理の担当者が対応する場合でもスムーズに作業が行えるような引き継ぎやマニュアルの徹底が大切ですとのこと。どんな仕事にも、ミスはつきものですが、ミスを起こさないための工夫、ミスの芽は小さなうちに摘みとる仕組み作りが重要だと改めて感じさせられる鈴木さんの発表となりました。
※物流部(筋さん、鈴木さん)の発表は、DVD「2011衛生講習会in東京」に収録予定です。
MD部からの発表は、
“商品開発の方向性が見える”と好評
続いての発表はMD部から。「今期の商品動向について」と題して福江敬太郎MD部長が、「今後の商品開発について」と題して山戸浩次MD課長が発表の壇上に。衛生講習会はじめ、Radixの会主催の会議で定番となりつつあるMD部発表ですが、らでぃっしゅぼーやの会員さまがどのような商品を望んでおられるのかが数字で具体的にわかること、また、マーケティングに基づく商品開発の方向性をいち早く聴くことができると、毎回好評を博しています。発表では、かなり具体的な数値や企業秘密に近しい情報なども盛り込まれているため、ブログではニュアンスしかお伝えすることしかできないのが残念です。気になるというRadixの会の皆さま、ぜひ次回の衛生講習会に参加して、最新の開発情報を入手してください。
商品開発の方向性を決定づけるキーマン・福江敬太郎MD部長
毎回、参加者に語りかけるような熱い発表が印象深い山戸浩次MD山戸課長
らでぃっしゅぼーや会員さまからの
リアルなご意見・ご要望が聞けると人気の会員SC発表
Radixの会の会員さんからよく聞かれるのが「実際に商品を買ってくださる消費者の方は、私たちのつくったものをどう思ってくださっているのだろう?」ということ。会員サービスセンターからの発表は、このような疑問に応えてくれているようです。厳しいご意見もありますが、嬉しい声や感謝の声など、毎回、らでぃっしゅぼーや会員さまのリアルな声が盛り込まれることもあり、毎回好評を博する発表のひとつです。
今回は、異物混入に焦点を当てた佐々木瞳さんから発表に加え、3・11東日本大震災発生後ということもあり、この期間にらでぃっしゅぼーや会員さまから寄せられた不安の声やお問合せ、それに対する会員サービスセンターの対応が根田センター長より発表されました。
まだまだ若手とは思えない、しっかりした発表で会場の関心を惹きつけた佐々木瞳さん
震災はいまなお続いているんです…。
会員SCが日々直面している現実を報告した根田繁会員SCセンター長
※会員サービスセンター・根田センター長の発表は、DVD「2011衛生講習会in東京」に収録予定です。
今回の“通信簿”はいかがでしたか?
個別アドバイスは、もはや必需品?!品質管理課発表
衛生講習会と切っても切れない関係にあるのが品質管理課。当然、今回の衛生講習会のトリを飾ったのも品質管理課です。壇上に立ったのは、優しく問いかけるような語りが印象的な石井敬子さん。「信頼に応える商品のお届け~「問題の処理型」から「発生させない予防型」へのシフトチェンジ~」と題して、問題解決の手法からのクレーム対策について発表。PDCAサイクルに沿った問題点の抽出し、問題点を根本から解決することで、後手後手にまわる処理型ではなく、事故の芽を事前に摘みとる予防型へシフトする手順を解説。さらに問題点を絞り込む際の優先順位のつけ方や実行計画の立て方なども具体的に紹介されました。最後には「らでぃっしゅぼーやの会員さまは、商品を通じてメーカーの皆さまを見つめています。お約束した品質を作り続けられる品質管理こそ、信頼に応えられる商品おお届けにつながります」と力強く訴えられました。品質管理課からは発表に加えて、各メーカーさまのクレーム状況などを個別にまとめた「通信簿」も配布。品質管理課からの愛がつまったラブレター、いかがでしたでしょうか?
今回最大の目玉企画は
なんといっても、米虫節夫先生の特別講演
2011衛生講習会in東京も終盤へ。いよいよ米虫節夫先生の登場です。米虫先生は大阪市立大学工学部の客員教授、食品安全ネットワークの会長をはじめ、食品衛生の分野を中心に幅広く活躍されている衛生管理のプロフェッショナル。人気TV番組「世界一受けたい授業」では、「アナタの知らない食品工場のウラ側 ~衛星管理の現場に潜入!~」というテーマでご出演された経験もお持ちです。専門分野は、1:応用微生物学、発酵工学、2:殺菌工学、微生物制御工学、3:生物統計学、臨床薬理学、4:品質管理学。著書も多数執筆されておられ、「HACCP実践講座(3巻シリーズ)」(日科技連出版社/2000年度日経品質管理文献賞受賞)、「現場がみるみる良くなる食品衛生7S活用事例集(3巻シリーズ)」(日科技連出版社)など。職場環境の改善で用いられることの多い5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)ですが、米虫先生は、特に食品安全のジャンルにおいては、ここに“洗浄”と“殺菌”を加えた7Sが重要であると提唱されており、今回の講演のテーマも「食品安全と食品衛生7S」と題し、米虫先生が普及に努められている7Sを土台とした講演となりました。
「私、大阪の出身やから、大阪弁でやらしてもらいます~」と、関西風の軽快なノリで語り始めた米虫先生。つかみはOK、参加者からは笑いも漏れ、会場もいい雰囲気です。現行の食品衛生関連の法律や、消費者の権利といったちょっと固めの話や、食中毒発生件数といった数字が並ぶような場面でも、会場を飽きさせずところどころに笑いを交え、参加者の興味を惹きつけていく話術はさすが。
現場スタッフを対象とした衛生関係の講習会は、どうしても現場ですぐに役立つノウハウや手法が期待されるのですが、米虫先生はそのようなニーズをきちんと押さえながらも、実践する当事者が「なぜこれをする必要があるのか?」「この場合はどうすればいいのだろう」と能動的に考えるきっかけも提示してくださいました。例えば、普段なにげなく使っている「安心」と「安全」の言葉。どう違うのかと聞かれてもなかなか説明できないのではないでしょうか?「安全」は検証に基づく客観的な評価、「安心」は個々人が感じる主観的な評価と言われて、なるほどそのとおりだと。このように普段特に意識することなく、成り行きでや習慣で行って来たことを、改めて問いかけられることで、見つめ直すきっかけをつかめたという方も多かったのではないでしょうか?
真面目な話し、ちょっと厳しめのご意見、そして笑いの交えた約2時間の長丁場。お話もそろそろ終了に向かうと思いきや、なにやら思いついた様子の米虫先生。「時間が押してるんやけど、もうちょっとだけ喋らして」と、ご自身のパソコンのデータを検索。「皆さん、気になっているでしょうから…」ということで、放射能問題に関連するミニ講演を急きょ行ってくださいました。米虫先生、本当にありがとうございました。
※米虫先生の講演は、DVD「2011衛生講習会in東京」に収録予定です。
米虫節夫(こめむしさだを)先生
熱が入ってきた米虫先生。ホワイトボードもフル活用で7Sを解説
米虫先生も特別参加。懇親会で池袋の夜は更けて…
盛りだくさんのプログラムも無事終了し、皆さんお待ちかねの懇親会へ。会場は、ちょっとおしゃれな風情のROYAL SEAFOOD&MARCHE GARDEN ~港~さんでした。美味しい魚介系の料理に舌鼓をうちながら、名刺交換に情報交換と、さらに盛り上がる参加者の皆さん。お酒が入って少し饒舌になった米虫先生からは、とっておきの7S話も飛び出し、収穫の多い懇親会となりました。
池袋のROYAL SEAFOOD&MARCHE GARDEN ~港~さんを借りきって懇親会
※2011衛生講習会in東京の模様は、動画DVD+報告書を作成。完成次第、ご参加の皆さまに配布予定です。参加できなかったけれど、資料が欲しいというRadix会員の方は事務局までご一報ください。
(報告:Radixの会 小川恵)
【01 食品部会】
2011-06-14
2011年Radixの会 衛生講習会 in東京のご案内
拝啓
日頃は大変お世話になっております。
恒例の衛生講習会を開催いたします。
今回は「らでぃっしゅぼーやを知ろう!物流機能」をテーマに初めての企画として、午前中10:30まで、首都圏センターで実際の物流現場を見ます。
その後、会場を移して企画から発注・納品・お届けについて、物流視点でのらでぃっしゅぼーやの品質管理についての説明を聞き、理解を深めます。またクレーム事例報告から具体的な対策について考えます。 午後の部は前半に商品動向・売れ筋商品、お客様の声、品質管理についてらでぃっしゅぼーやから報告、皆様からのご意見・ご要望をいただきます。
後半は、食品産業における、衛生管理の取り組みについて「食品衛生7S」を提唱され、著名な米虫 節夫(こめむし さだお)先生をお招きしてご講演していただきます。
※工学博士米虫 節夫先生
大阪市立大学大学院工学研究科客員教授
食品安全ネットワーク会長・日本防菌防黴学会顧問(元会長)、その他委員、顧問などに就任
日本テレビ「世界一受けたい授業」に講師として出演
プロフィール
1941年生まれ。大阪大学大学院工学研究科終了。工学博士。熱殺菌の理論的研究で学位を取り、大阪大学薬学部に就職。当時世界的大問題であった「医薬品の微生物汚染対策」を研究課題とし、品質管理の中に衛生管理、特に環境衛生管理を位置づけねばならないことに気づく。近畿大学農学部に移り、食品産業における衛生管理に取り組み、現場で役に立つ微生物管理を仕組みとして確立する方法論を研究。著書に「食品衛生7S入門Q&A」「現場がみるみる良くなる 食品活用事例集」他多数。
本年は東京だけの1回開催となりますので、ぜひ皆様の参加をお待ちしています。
敬具
開催日:2011年7月22日 金曜日
●開催場所 午前の部:らでぃっしゅぼーや首都圏センター
東京都板橋区新河岸1-15-9
(集合場所JR埼京線浮間舟渡駅)
午後の部:東京セミナー学院4階 D(401・402)
東京都豊島区西池袋5-4-6東京三協信用金庫ビル内
電話 03-3982-0191
※参加費 会議費(会員) 無料
(非会員) ¥3,000
※懇親会費 ¥5,000
お申し込みいただいた方には後日詳しいスケジュール・地図等をご連絡いたします。
●会議予定内容
08:20JR浮間舟渡駅集合
集合後貸し切りバスでらでぃっしゅぼーや㈱首都圏センターへ移動します
09:00午前の部開始(らでぃっしゅぼーや㈱首都圏センター)
午前の部開始挨拶
センター機能と役割説明
どのような場所でピッキングされているか
09:45センター内見学
11:00バス移動(バスの中でランチ)
12:00東京セミナー学院
発注業務、物品事故・商品事故事例・対策について
13:00午後の部開始(東京セミナー学院)
午後の部開始挨拶
MD部食品課、会員サービスセンター、品質管理課報告説明
質疑応答
15:10基調講演
食品安全ネットワーク会長 米虫節夫(こめむし さだお)先生
17:00質疑応答
総括
今年度行動予定
震災支援御礼
17:30終了
懇親会会場へ移動
※18:00~懇親会
【01 食品部会】
2011-05-23
コメント欄一時停止のお知らせ
Radix会員の皆さまに、会の活動をご報告している水産食品ブログですが、
最近、スパムコメントが酷いため、一時的にコメント欄を停止させていただきます。
ご意見等がございましたら、Radixの会宛にメールをお送りください。


