【01 農産会員情報】
2009-07-01
小川塾開催直前! グリーンファーム山梨 訪問記
6月23日、小川塾の事前準備のためグリーンファーム山梨の小川さんを訪問しました。
タイミング良く、梅雨の晴れ間となり甲府盆地は晴天!
そして、盆地特有の蒸し暑さも・・。
(塩山に向かう車窓から)
JR中央線の塩山駅に到着すると駅前で武田信玄公がお出迎え。
(※信玄公がいらっしゃるのは北口です。写真をクリックすると大きな写真になります)
7月2日~3日の小川塾に参加される方は、この信玄公の待つ北口方面に出てくださいね。
塩山駅で小川さんにピックアップしていただき、一路ぶどう園のある「ポーの丘」へ移動。
すると、眼前にタイで見慣れたバナナ(?)の姿が!
さすがは果樹大国、ヤ・マ・ナ・シ!
露地でバナナが栽培できるようになったのかと内心びっくりしたのですが、
よくよく見ると姿形の似ている芭蕉でした。
(※不肖成田、目が悪いので近づかないとよくわからないのです・・・)
でも近い将来、温暖化で本物のバナナが生育している景色があちこちで見られるようになるのかなと、ふまじめに考えてしまいました。
小川さんの圃場を上から眺めた写真。
小川さんの新短梢栽培の特徴がうかがえるかと思います。
いまの時期、小川さんが一年でもっとも忙しくなる時。
摘房や袋かけなどの作業が重なり、寝る間を惜しんで作業をすすめている小川さんご夫婦。
特に今年は例年よりも1週間ほど生育が進んでいるとのことで、作業がますますあわただしくなっているそうです。
今回も技術的な話も聞いてきたのですが、7月3日の小川塾の開催報告としてまとめてご報告したいと思います。
【獣害】
今年はシカやイノシシなどによる獣害がひどいそうです。
訪問時にその被害状況を見せていただいたのですが・・・。
下葉はかじられているし、圃場内のあちこちで土がほじくり返されているし・・。
写真は若い葉が食べられた状態。
根元もほじくり返された跡があり、若い実も多数落果しています。
写真はイノシシがほじくり返した跡。
ミミズなどを探していたのでしょう。
小川さんは草生栽培をしているので、ミミズなどの小動物が豊富にいます。
イノシシたちもごちそうがある場所だとわかっているのかもしれません。
接ぎ木して生育を楽しみにしていた樹もこの通り、丸坊主状態。
小川さん、この惨劇を見て・・・orz 。
この数日間におきたみたいです。
(小川さんの圃場はワイヤーやネットなどの獣害防止を施していません。
そのため獣たちは出入り自由な状態です)
現在、日本各地で獣害がますますひどくなってきていると聞きます。
うまく獣たちと共生できるようになればよいのですが・・。
しかし妙案はなさそうです。
妙案はありませんが、コーヒー袋をベリー類の抑草シートに使用していたところだけは、なぜかシカくんは近づかなかったそうです。
そのためベリー類にはシカによる食害が見られなかったとのこと。
なにか忌避するような匂いが出ているのかもしれません。
ちょっと期待できそうな獣害防止策になるかも(!?)
【おまけ】
この日は、梅雨の中休みで小川さんのぶどう園のある『ポーの丘』から
富士山を望むことができました。
何度見ても富士山はいいですね。
丘からは甲州市街も見下ろせます。
小川塾参加者で前日から宿泊される方は、『日本一霊湯』と書かれた温泉で
おくつろぎください。(※ちょっと年季が入っています)
Radix事務局 成田
【01 農産お知らせ】
2009-07-01
Radix農産部会 お米全国集会in庄内のご案内
お米の品質価値観を見直す!
お米全国集会in庄内のご案内
2007年に「お米全国集会」を会津で開催し、『稲を考えよう!』『米を考えよう』というテーマで全国から多数の方が参集。
会津の田んぼの巡回や事例報告会、ふなくぼ商店の船久保さんによる講義ではお米の収穫後管理について徹底的に学びました。
(※2007年のお米全国集会の模様は、Radixニュースレター51号の
『2007お米全国集会』をご覧ください。←クリックするとファイルが開きます)
それからはや2年、「お米全国集会はまだか」というご要望におこたえすべく、
8月にお米全国集会を庄内で開催します!
今回、地元庄内の田んぼの巡回と産地の乾燥・調整施設の見学、そして
ふなくぼ商店の船久保さんによるお米の勉強会、らでぃっしゅぼーやの
お米担当上甲さんによる会員さんからの声の紹介などの発表があります。
そのほか、どのようにお米をアピールするかのゲーム企画も用意しています。
お忙しいかと思いますが、ぜひ多数のご参加をお待ちしています。
*******************************
日時:8月6日(木)12時50分集合 (翌8月7日12時現地解散)
集合:ホテル 満光園 (※地図)
(山形県鶴岡市湯野浜2丁目22-8 TEL:0235-75-2226)
内容:
8/6 売れるお米を考えよう!
12:50 ホテル満光園に集合・受付
13:00 ホテル満光園にて参加者自己紹介&産地紹介など
15:00 庄内の田んぼ巡回&生産者の乾燥・調整施設の見学
17:30 グループワーク
19:00 ホテル満光園にて「日本の稲とお米を考える懇親会」 (懇親会終了後、ホテル満光園にて宿泊)
8/7 消費者のよろこぶお米を考えよう!
9:00 パネルディスカッション「売れるお米とは・・・」
10:45 「お米の品質価値観を見直す(仮題)」
講師: ふなくぼ商店 船久保正明さん
12:00 解散
参加費:Radix会員:¥1,000 (※資料代として)
Radix非会員:¥3,000
なお、宿泊費・懇親会費は参加お申し込みの方にご連絡します。
締切:7月10日(金) Radix事務局までFAXをお願いします
お米全国集会in庄内に関するお問い合わせは・・・
Radix事務局(TEL:03-4334-3067、FAX:03-43344-3089) 成田まで
【01 農産お知らせ】
2009-07-01
らでぃっしゅぼーや・Radixの会 東北ブロック会議のお知らせ
らでぃっしゅぼーや・Radixの会 共催
東北ブロック会議のご案内
Radixの会副会長 伊藤幸蔵
らでぃっしゅぼーや㈱ MD部農産課長 森﨑秀峰
Radixの会 常務理事事務局長 後藤和明
今年度、らでぃっしゅぼーや・Radixの会共催でブロック会議を開催いたします。
会議では、らでぃっしゅぼーや農産課より農薬使用基準および帳票類の運用見直しについての重要な話があります。
またRadix事務局からは今年度の活動方針などの説明を行いつつ、皆さんと情報共有をすすめていきたいと思いますので、お忙しいところとは存じますが、各団体・事務局の代表の方はご参集いただきますようお願いいたします。
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日時: 2009年8月7日(金)14:00~18:00
会場:鶴岡商工会議所 4F第2会議室
住所:山形県鶴岡市馬場町11-63(地図)
(※鶴岡ICより車で約10分、鶴岡駅より車で約10分
庄内交通バス乗り場「鶴岡市役所前」より徒歩1分)
Tel:0235-24-7711
概要:
1.新たな禁止・制限農薬についての説明と意見交換(※らでぃっしゅぼーや)
2.栽培管理カード類の新しい運用について(※らでぃっしゅぼーや)
3.今年度のRadix活動方針の説明(※Radix事務局・伊藤副会長)
(今年度、Radixでは皆さんの自主勉強会に対する助成制度を導入する
予定です。こんな勉強会を開催したい、開催する予定などの案がござい
ましたら、ぜひお聞かせください。)
4.質疑応答および意見交換
懇親会: ブロック会議終了後、懇親会を開催する予定です。
申込〆切: 7月10日(金)
お問い合わせは・・・
Radix事務局(TEL:03-4334-3067、FAX:03-43344-3089) 成田まで
【01 農産会員情報】
2009-06-29
水の子会 訪問記(その1)
6月15日(月)、後藤事務局長と熊本の水の子会さんを訪問しました。
その概要を2回にわけてご報告します。
(水の子会さんの事務所写真)
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水の子会さんの事務所内の様子。
後藤事務局長、ちゃっかり座って女性スタッフとともにポーズ。
水の子会さんでは、イグサやレンコン、みかんなどの柑橘類などを生産・出荷しています。もちろん、国産イグサをつかった各種製品も販売中です。
水の子会の長である、上村さんはアイデアマン。
環境や健康によさそうなことは、積極果敢にチャレンジします。
その上村さんが最近注目しているのが、食用廃油の農業への活用です。
昨年、原油価格が急騰した影響で、ガソリンや軽油・重油などの値段も高値で推移したのことは記憶に新しいこと。この燃料高騰による第一次産業への影響は甚大なものになりました。
温暖化ガスによる地球温暖化問題が世界的に注目されたのもこの時期のことです。
上村さんは、上記課題を解決する案として地元の未利用資源である食用廃油を車やトラクターの燃料として活用しようと考えました。
通常、食用廃油を軽油の代替燃料として使用するには、手間とコストのかかる化学処理をしなければならないのですが、物理的な前処理だけで燃料化できるノウハウを持つ知人の助けをかりながら試験を始めました。
(※植物油や食用廃油を前処理もなく使用するとエンジンをいためたりインジェ
クターを詰まらせてしまう恐れがあります。植物廃油の燃料化にはノウハウ
のある方の指導や十分な事前リサーチが必要です)
さらに、燃料化だけではモッタイナイということで、食用廃油による除草(抑草)試験もはじめています。(みかん畑の除草・抑草試験です。概要は訪問記その2を参照)
足元でできることからやっていく、上村さんは先行者として礎になるべく、失敗を恐れない覚悟で取り組まれていました。 ![]()
【食用廃油でトラクターをうごかす】
エンジンのことを考えると食用廃油をそのまま燃料タンクに入れることはできません。
事前に物理的な前処理を十分に行い、さらにエンジンを痛めないように、大きめのエレメント(フィルター)を付けるなどの工夫が必要になります。
(※写真右の円筒形のものがエレメント。特注でつけていただいたそうです)
改良して約1年が経過したそうですが、今のところエンジンに対する影響もほとんどなく、燃費も馬力も軽油とあまり変わらないとのことです。
もちろん、ここに到るまでには試行錯誤・失敗の連続。
食用廃油の場合、どうしても寒くなるとエンジンのかかりが悪くなる(※低温になると食用廃油の粘性があがる)ため、冬はエンジンにお湯をかけてやらないとかからないことも。
そのため、無理は禁物ということで、食用廃油がさらさらしてにエンジンがすぐにかかる夏に限定してトラクターの燃料として活用することにしたそうです。
【食用廃油の処理方法】
食用廃油の燃料化には前処理が必要です。
まずは集められた食用廃油を静置して大きめの不純物を沈殿させます。
そして目の細かいフィルターで濾過します。 (※フィルターは下記写真)
フィルターで濾過された廃油は、静置して下層に分離した不純物を含んだ部分をドレインで取り除きます。
上澄み部分の油を取り出し、さらに静置して下部から不純物の多い部分をドレインで抜きとります。(※水が混入している可能性があるので、要は水抜きと思ってください)
食用廃油の保管状態によっては、水とかゴミとかが不純物として混入することがよくあるため、何度も何度も静置・分離工程を繰り返します。
最終処理工程として、エレメント(フィルター)で加圧濾過して、処理済の廃油燃料として貯蔵します。
ここまで前処理すると、不純物濃度が下がりエンジントラブルもおきにくくなるそうです。
上村さんは、さらに前処理システムの改善を検討しているそうです。
ちなみに学校給食の食用廃油や商工会の女性部会の方々から廃油が集まり、年間で2000リットルも集まるそうです。
乾燥機(※イグサ・ナタネ等の乾燥設備)を動かすための重油の代替も検討中とのこと。
これから食用廃油15%混用試験をはじめたいと熱く語られていました。
みかん圃場での除草(抑草)試験については、訪問記(その2)にて報告いたします。
Radix事務局 成田
【01 農産活動報告】
2009-06-24
福広塾に参加してきました!
5月29日天気予報は大ハズレの快晴。たまに雨が降ったときもあったが、ちょうどそのときは福広さんの小屋の中で座学タイムのお陰で運良く雨に当たることもなく無事に?勉強会が開催出来た。
実は、勉強会の前日は懇親会がありAM2?・3?時くらいまで賑わっていたみたい。遅くまで飲んでもやるときは皆やりますよ!
勉強モードにきちんとスイッチが入っています。
福広さんの畑には現在ズッキーニ、オカノリなどなど沢山の作物が
育っている。
こんなに沢山の多品目の野菜を作っていらっしゃるのを実際に見て驚いた。
資料上の写真や文字などで見る分には小松菜・トマト・エンサイ・ズッキーニ、オカノリと
目で追って終わり。(少し感情が足りなすぎるくらいの反応!?)
だけど、実際に畑に行って、作物の成長を見て、話を聞いて、食べて、沢山の生産者の方と触れ合うと何と驚き、感動が沸くのだろう!
福広さんの畑は本当に作物がキレイに縦・横・丈の長さまで揃っていて美しいんだ。その上、多品目に及んでいる。
また、土作りからこだわっているため、堆肥も作っている。
若手も育てている。
こう聞くと毎日ガムシャラに働いて、眉間にシワ寄せながら気難しい生産者かと思うかもしれない。イヤイヤ、違う!美味しい作物を作っている福広さん、
凄くいい笑顔で、温和な感じがにじみ出ていて、そして今までの試行錯誤してきた経験や結果など教えて下さる、本当に素晴らしい生産者だ。
カリスマ生産者と呼ばれる訳に納得する。
福広さんの勉強会は露地野菜編・トマト編・堆肥編・座学編・村山さん編と
1日かけての勉強会。そこでは、質問が飛び交い、即解決出来た内容もあり
これからの課題となる問題も共有できて良いネットワークが作れたと思う。
これからのらでぃっしゅぼーやの野菜の品質は向上↑・向上↑
同じ生産者としても楽しみ、ら会員としてもぱれっとのお届け日が待ち遠しい。
また新規就農の村山さん話では、
就農までの経緯と今後の展望について詳細な資料まで用意されていて、
この中のどこかに成功の秘訣がある!?と思い拝読してると・・・。
村山さんが一言。
「仲間でやる、グループの重要性がわかった」
やはり、農業ってそうだよね!!!長い期間を要して作物を育てあげるからこそ協力し合うことが一番大切だよね!!!と。つくづく思う。
皆で切磋琢磨し、これからも村山さんのように新規就農者が増えることを
心より願う。
そして、それをRadixが支える役目を担っていけたらと思う。
Radixの会 研修生:右田


