【01 農産アンテナ】
2008-06-16
みんなで語ろう 有機農業第Ⅱ世紀
全有協さんから事務局あてに、標記のお誘いが来ましたのでご案内させていただきます。
ご存知のとおり、2006年12月の有機農業推進法施行から、農水省は積極的な施策構築を進め始めています。同省に事務局を置く全国有機農業推進委員会(※)との連携も含め、前向きに前進しています。全有協さんによると、今回の集会は今後予定されている一連のシンポジウムやセミナーなどへのキックオフイベントと位置づけています。
この催しは、一般の方々に食・農・環境を巡る様々な課題への代案としての有機農業のすばらしさを広く伝える大切な場であると共に、同じ志を持つ人々が出会う場でもあると思います。
繁忙期ではありますが、ぜひ皆さんの参加で、この集会を盛り上げていきましょう!
以下案内パンフレットより引用です……
有機農業宣言 東京集会
~みんなで広げる有機農業~
食・農・環境の未来を「ゆうきの一歩」から
開催のご案内
6月29日(日)12:50~17:30
サンケイプラザ 4Fホール
2006年12月に、有機農業を国・地方公共団体が民間と連携・協力して推進することを定めた画期的な法律「有機農業推進法」が新たに制定されました。
これに伴い、全国各地で有機農業推進の動きが始まったところです。
これまでの歩みを有機農業の第Ⅰ世紀とすると、これからはじまる一歩は、有機農業第Ⅱ世紀への歩みだと言えるのではない でしょうか。
有機農業は、「農業」の一分野にとどまらない営みです。
それは水・森・土といった自然の循環のなかで、多様ないのちを育み、環境を再生し、健康で安全な食を保障して、食べ物の作り手と受け手が信頼でつながり支え合う世界です。
有機農業が広がっていくことで生まれる食・農・環境の明るい未来に向けて、あなたとわたしの「ゆうきの一歩」を一緒に踏み出しましょう!
日にち:6月29日(日)
場所:サンケイプラザ4階ホール(600人収用可)
http://www.s-plaza.com/map/index.html
(地下鉄丸ノ内線・半蔵門線・千代田線・東西線・都営三田線 A4・E1出口直結
JR東京駅 丸の内北口より徒歩7分)
資料代:500円
※車での来場はお控えください。
※ 周辺には日曜日に営業している飲食店等がありませんのでご注意ください。
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【お問い合わせ・申し込み】
お名前(フリガナ)、所属団体等、電話番号、メールアドレスを記載のうえ、有機農業普及啓発事業事務局 (NPO法人全国有機農業推進協議会内)担当/鈴木・田熊 TEL&FAX/03-3946-1237 Eメール/yuki01@mac.comのいずれかにご連絡ください。
・個人情報の取り扱い
※ご提供いただいた個人情報は、本イベントならびに 関連イベントの案内・手配・連絡等に使用します。それ以外の無断転用はいたしません。
■プログラム
11:00 開場 展示「各地に広がる有機農業の世界」
各地の有機農業への取り組みを展示でご覧いただきます。有機農 業関連の書籍も販売。
プロローグ 映画「土の世界から」上映 (12:00ー12:30)
※有機食材を使ったお弁当を販売します。
12:50 集会開始~ご挨拶
13:25 「ゆうきの一歩」の今後の取り組み
有機農業推進基本方針に基づいて決まった有機農業総合支援対策事業を担う 団体が今後どのような取り組みを展開していくのか、ご説明します。
●普及啓発事業●参入促進事業●地域有機農業推進事業(モデルタウン)●地域農業施設整備事業
13:40~15:10 シンポジウム
「有機農業の明日を語る」
有機農業に関わる行政・技術者・生産者がそれぞれの立場から、有機農業の未来像を語ります。
パネリスト:金子美登さん(NPO法人全国有機農業推進協議会代表)
福田英明さん(農林水産省環境保全型農業対策室長)
西村和雄さん(NPO法人有機農業技術会議代表)
田下三枝子さん(有機農業生産者 埼玉県小川町)
井村辰二郎さん(有機農業生産者 金沢大地代表)
ゲストコメンテーター:中地高子さん(モデル・ダーチャサポーター)
コーディネーター:中島紀一さん(茨城大学農学部長・日本有機農業学会会長・全国有機農業推進委員会会長)
15:30~17:30 みんなで語ろう 有機農業第�世紀「有機農業を広げよう!」
●分科会1 有機農業への参入促進「私も有機農業で生きたい!」301号室
●分科会2 仲間づくり 「若者の有機ネットワークを作ろう!」302号室
●分科会3 学校給食 「給食を有機農産物で!」303号室
●分科会4 流通・加工 「もっと有機農産物を食べられるように!」304号室
主催/NPO法人全国有機農業推進協議会 共催/NPO法人有機農業技術会議
後援/農林水産省(申請中)
協力/農を変えたい!全国運動
*NPO法人全国有機農業推進協議会とは
2006年8月有機農業生産者、その他関係者によって設立されました。2008年 3月NPO法人化、日本の有機農業を推進していくために、交流と相互理解を深 め信頼関係を醸成し、積極的な提案を行いながら、ネットワーク作りに取り組んでいます。代表/金子美登
有機農業普及啓発事業事務局(NPO法人全国有機農業推進協議会内)では、今 年度「有機農業って何?」という問いに答えるさまざまな取り組みをおこな っていきます。
【03カリノの発見!】
2008-06-06
一回目 甘楽町有機農研さんを見学して…
こんにちは! ただいまRadixの会事務局にて研修中の狩野隆行です!
せっかく生産者の後継者として研修に来てるのだから、もっと特色を生かさないと!ってことで軽めにカテゴリーを頂きました。
こっそりデビューです! どこまで好き勝手に言い逃げできるかへの挑戦ですよ~!(>△<)V
ぼくが北海道から東京の事務局にきて、もう四ヶ月目です。(三月、四月、五月、六月と数えですケド)
思い起こせば一時期ホームシックになったこともありましたー。
(人が多すぎですよ! うちでは畑で休憩してたらキツネが遊びに来てくれるぐらいでした)
ここ東京は体感的にすでに夏。
五月なのに!
六月になり、梅雨入りしたらしいですが晴れ間は真夏気分です。
でも、事務局の人は長袖で出社して来るとか、通勤の途中の人なんて外套を着込んでる人もいました。
…半そででグッタリしてるんですが、ぼくが軟弱なせいなんですよね。(たしかに週に一日は体調崩してますが)
研修内容ですが、竹内先輩が担当している「技部門」のうち、農産の勉強会に携わることになりました。
ということで来年の三月末日までの間、全国の農産生産者にいろいろお世話になると思いますが、宜しくお願いします。
初出張ということで、四月に甘楽町有機農研さんの研究会と総会にオブザーバー出席、利根川緑の会の定方さんの所へネギの体験研修をしてます。
甘楽町有機農研さんは、20名からの生産者団体で、らでぃっしゅぼーやからの発注される品目を手分けして栽培しているそうです。
面白いのが、「有機農業」という基準だけ統一で、自分なりの農法で栽培しています。
その中の一人が完全な自然農法で栽培していて、うちの狩野自然農園と同じような農法をしていると竹内先輩から聞き、ほ場を見させていただきました。
なんというかですね。
北海道のうちのほ場は、雑草が背丈を越える高さで密集した大草原なんです。
…で、もう除草はあきらめて、作物ごと土にスキ込むという大技を実行してるんですが、翌年になっても雑草の繊維が残っているんですよね。
ここの方もそうでした。(>△<)仲間?!
土壌の粒子に細かくなった雑草片が混入してましたよ!草の繊維びっしりでした。
うちの父も、ここの方も、何を考えてるか「本当の所」が分りませんが、完全に自然に身を任せたような栽培ってなんだか安心します。
ぼくが施肥設計がどうこう、肥培管理がどうこうというなんか理詰めそうで大変そうなのが苦手なんで、楽でいいんですけどね!(@△@)
ほかにも面白い話があって、らでぃっしゅぼーやの担当の神保さんが「豆をもっと増やせませんか?」という注文に、「作れるのメンバーはすでに作っていて、他は豆作りが下手だから無理だなぁ」と答えていました。
無理をしないというか、できることをして、できないことをできないと言うのは凄いなと単純に思いました。
うちのほ場では、「ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、カボチャ、トウキビ、メロン、ダイズ、コメ、アスパラ、ピーマン、ナス、ゴボウ」などを生産しています。(作付け1ha.以下の品目は除外)
このうち、らでぃっしゅぼーやに出荷しているのは、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、カボチャです。
もともとメインはタマネギのみでした。
ぼくが感知してる範囲でトン単位の業者が5社と、個人など小包宅急便系の取り扱いもしてるんですが、
「タマネギのほかにジャガイモとかニンジンがない? カレーに入れたいんだけど」
「タマネギだけよりもまとめてほかの野菜も買いたい。カボチャはないの?」
「夏の暑中見舞いにメロンを送りたい」
「春から野菜が食べたいけど北海道にはないの?(アスパラ)」
と、お客様の希望に応えてるうちに、手が回らなくなる品目数になってます。(作業員が家族三人なのに!)
話は長くなりましたが、うちはできるだけ希望に応えていて、甘楽町有機農研さんはできないことはできないとはっきりと答える。
手堅く確実に出荷を維持するという意味で、うちも見習いたい姿勢でした。
経営方針の違いというだけなのかもしれませんが、頭で理屈は納得していても、実際に見学すると理解の度合いが段違い、かなり勉強になるんですよ!
面白いことに、Radixで通年開催となっています「小祝塾」と、話の入り方は違うのに結論が一緒なんです。
小祝塾は「施肥設計」や「微量要素」に重点を置いてる感じなのですが(ぼくがまだ勉強不足なのでそんな捉え方です)
新井さんは、今度は病害虫対策としてウイルスなどの原因から特定していき対策していくという手法を資料化してるそうです。
なにやら、Radixの会の勉強会の内容がさらに充実していきそうな気配です。
ぼくにとってはこういう経験豊富な人の視点をいろいろ見聞きできる機会があるというのは貴重な経験になりますし!
なんて面倒なんでしょう!(@△@)
口頭だと簡単ですが、実際に手作業でやると腰が抜けるほど疲れるんです。
北海道でタマネギ畑というと、4列植えの定植機で露地で一日に5Haの定植を終える感覚なのですが、本州では野菜の栽培はマルチの様子。
タマネギもマルチ。黒いビニールの中に大きなタマネギの形が浮き出ていました。
北海道ではタマネギにマルチなんてしないのでカルチャーショックでした。(【culture shock】異文化に触れたときの驚
【01 農産活動報告】
2008-06-06
5月29日 2008交流勉強会in三重
【交流勉強会】
開催日時 2008年05月29日(木)18時00~
集合場所 名張シティホテルロビー
今回、福広塾の前日に交流会が開催されることになったのは、生産者からもRadixの会からも「情報共有の必要性」が提起され開催の運びとなりました。情報の共有化もしたいけど、そんなことよりもまず同じRadixの会の生産者の仲間が、どんな人たちなのかお互いに知りたい。交流を深めたい。
その要望のもと交流会が開催され、例えば結果的にそれで情報を共有化も進み1団体や個人で抱え込んでいた問題も解決できるかもしれない。
…しかし、潜在的には商売敵であったり、自分こそプロと自負する生産技術者としてのライバル意識が邪魔し火花バチバチとなったりしないのだろうか?!
なんてドキドキしながら見守ることになるのでした。
【01 農産活動報告】
2008-05-30
5月30日 2008福広塾春編
開催日時 2008年05月30日(金) 9時30分~12時30分
集合場所 ゆうき伊賀の里 福広博敏さん圃場
講 師 福広博敏さん
内 容 圃場見学、堆肥舎見学、講義(移動はありません)
参 加 者 21名
関西の生産者福広氏が講師となり、生産者による生産者塾「2008福広塾春編」を、関西にある三重県名張市の福広氏ほ場にて開催いたしました。
福広講師はトマトが主な生産物で、他にも葉物としてチンゲン菜・小松菜・レタス・エン菜・ズッキーニ・モロヘイヤを露地栽培されています。地形的には東側から来ると「伊賀の隠里」のような場所で、川砂で作業のしやすそうな立地でした。本日は21名の参加者で講義開始となりました。
露地の葉物、トマトハウス、堆舎と、栽培の現場を視察したあとに座学での勉強会です。
【01 農産活動報告】
2008-05-23
歴史の今を刻む北軽井沢有機ファミリー
今年、第1回目の開催となる小祝塾を5月16、17日の両日、群馬県北軽井沢と倉淵で開催した。共に春から秋にかけての高原野菜を生産・出荷する地域で、幹事団体は北軽井沢有機ファミリー(代表:清水忠雄さん)とくらぶち草の会(代表:佐藤茂さん)。両産地とも今シーズンの出荷がスタートし、生産者は秋の出荷まで続く定植準備などで大忙しの季節。
そんな時期でも「オウ、やろうか!」と快い意欲を見せてくれた両団体。いやはや実際、不安定な天候が続く中、小祝さんも驚く伸張。1日目のお話。実施のもようは研修生狩野の報告に譲るとして……
北軽井沢有機ファミリーは名峰浅間山の北東に位置する標高1000メートルの高原地帯。今回は若手後継者メンバー4名が中心になって、小祝さんをそれぞれの畑へと案内していく。品目はレタス、キャベツ、ブロッコリーなど。皆しっかりと土壌分析と施肥設計を行ない、独自につくった設計書を小祝さんに見せながら畑の状況を説明していく。
いやあ、若手ががんばっていた!
彼らの名前は、さすが代表ご子息、おおらかでざっくばらんな清水明俊、緻密な参謀ふうの岩田修一、やさしいイイ男の桐淵正芳、そして誠実肌の関根貴志。みんな30代。それぞれの個性、話しふりで質問を投げかけ、しっかりと小祝さんの見立てを吸収していった。
農業はデザイン。
目的に沿って計画を組み立て、全体感を畑に描いていく。普及所や系統組織のレシピをなぞるのではなく、ユーザーのニーズをもとに設計図面を引き、自分で計算をして、見立てを行ない、調整しながら完成をめざす。彼らの設計書の下半分の空白には勉強会で得たアドバイスがみっしりと書き込まれ、明日からの作業計画に反映されていく。そんな勉強会で話をしている小祝さんも幸せそうであった。
小祝さんの指導は、特に意欲のある若者のモチュベーションを高めていく。Radixの会が北軽井沢の大地で勉強会を始めたのは2001年。当時らでぃっしゅぼーや農産課長だった横山くんの発案で、元会長の信末清さんを招いて開催された堆肥づくり勉強会からだった。北軽井沢でその冬、100名規模の勉強会を3回連続で進めた。とうぜんその時代から小祝さんのお世話になってきた。
北軽井沢は酪農が盛んな土地柄。牛ふんの堆肥は諸刃の剣で、造り方で土にとって毒にも薬にもなる。手近な材料だが未熟な堆肥では土壌消毒から脱却できず。有機農業に舵を切った清水忠雄さんはじめメンバーの皆さんにとり、土づくりは大きな課題になっていた。高原産地の宿命、多忙を極める農作業の傍らで、わかっちゃいたが堆肥を改善し管理することは、誰もが二の足を踏んできたのだ。
そこを準備し育ててきた先駆者として、北軽井沢の皆さんにまず敬意を表したい。堆肥そのものにはまだ改善の余地があるものの、農業というデザインの、土づくりという基礎部分を、しっかりと北軽井沢の土地に打ち込んだのだから。そして大きく、小祝さんのおかげだ。
次のステップを歩もう!
10年後の北軽井沢は、もっともっと進化しているだろう。農畜の地域連携がより質的な結合を遂げるだろう。土が宝物になり、他の産地からも羨まれる土地になっているかも知れない。そんな時代の現場に居合わせて、わずかながらでもお手伝いができるRadixそしてらでぃっしゅぼーやの存在を、誇りにも思うのだ。
さて、現在のらでぃっしゅぼーやの担当者は野島くんという。勉強会に同行してれて知ったのだが、奇しくも2001年の堆肥勉強会に入社したてで参加していたのだそうだ。みなさん、夢をもってがんばろうじゃありませんか!
ということなんで、クレームもなんのその。今シーズンはザクっと、半減と言わずゼロ目指して、うまい野菜届けましょうよ、忠雄親分!
タケウチアマネ


