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2010-08-09
宮崎有機農業研究会 口蹄疫被害 義捐金見舞い 報告in西都市 後藤和明
2010年7月24日(土曜日)18年目を迎える宮崎有機農研究会の総会にらでぃっしゅぼーや森崎農産課長と産地担当者野島氏3名で参加。私としても6年ぶりの総会参加、後継者も増え若返りが徐々にはかられていました。
※昼の総会会議風景。長嶺代表から各生産者ごとの野菜ファイルが配布。みな真剣に自分たちの生産販売に直結する内容を確認していました。会議が終了すると半分弱は珍しく懇親会も参加せず、畑に直行 まだまだ収穫に追われています。
5月からの口蹄疫騒動により、総会開催ができる状況ではありませんでしたが、27万6千頭もの牛豚の処分を終え、7月27日に東国原知事が非常事態宣言を全面解除する情報を事前に把握していたためにようやく開催することができた模様です。 総会には、発生地区の川南町、木城町、西都市、宮崎市を中心に35名の参加の中、・21年度実績報告や会計報告、監査が報告されました。更に昨年の作付け計画と対比した出荷報告、今後の計画について熱心に意見交換が交わされました。長嶺代表からは各生産者ごとにファイルを作成。らでぃっしゅぼやの「基準」や「規格」「作付け計画」様々な関連情報も作物別にファイルされわかりやすい説明書に仕上がっていました。さすが18年間会を支える代表としての苦労と工夫が見られ安心しました。
最後に、口蹄疫感染で被害を受けた3人の畜産農家から地域にとっても本人家族たちにとっても苦しい思いとRadixの会生産者77団体(¥1、662,475)からの寄付と多数のメッセージに対して真摯に涙を滲ませながらお礼をいただきました。
※農産役員もしていただいた木城町の小泉正正浩さんと握手。これからのがんばりに期待!奥さんも駆けつけ夜まで語り歌いました。
※左 木城町の大橋康宇さん。お父さんも参加後継者が挨拶。右 都城の大久保義広さん 養豚生産をしています。直接大久保さんの豚は処分されませんでしたが、大きな被害を受けたことには変わりありません。
※最後に宮崎有機農業研究会の生産者とその畑です。天候も良く生育が順調です。
写真撮影:らでぃっしゅぼーや 農産課 野島靖智
【01 農産アンテナ】
2010-08-02
ドイツで広がるオーガニック専門スーパーマーケット
長引く不況にもかかわらず、ヨーロッパでは有機食品が引き続き人気のようです。欧州最大のオーガニック市場であるドイツでは、大型店舗に有機野菜や果物など生鮮食品、酪農製品など加工品、フェアトレードのコーヒー、オーガニックコットンの衣料品やコスメ、エコ洗剤など環境に優しい商品だけを揃えたオーガニック専門スーパーが1990年代から全国各地で増え続けています。
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ドイツのオーガニックスーパー事情
そのなかでも全国で40店舗前後をチェーン展開している「Alnatura(アルナトゥーラ)」、「Basic(ベーシック)」、「denn's Biomarkt(デンズ・ビオマルクト)」などが有名です。有機専門スーパーの店舗面積は約500~800㎡で、商品は6000~7000アイテムもあって、そのうちプライベートブランド(PB)商品が数百点あります。品揃えがよく、明るくてきれいな店内にワンストップでエコな日用雑貨品までそろう便利さが人気の秘訣のようです。
2大オーガニックスーパー
1.Alnatura(アルナトゥーラ)
1987年に創業したアルナトゥーラ社の創業者はゴッツ・ライン博士。現在、全国に48店舗を展開しています。年商は2007年で約246万ユーロ(約350億円:1ユーロ=140円)です。ライン博士はバイオダイナミック農業(BD農業※1)の理解者でもあり、オーガニックの老舗ブランドであるデメター認証の製品(※2)も多く扱っています。同社の店舗は、環境に配慮された建材を使い、自然エネルギーを利用する徹底したエコ・スーパーで、2006年にはドイツの「今年の起業家」賞を受賞しました。
2.Basic(ベーシック)
アルナトゥーラと並んでドイツを代表するオーガニック専門スーパー、ベーシック社は、1997年の創業で30店舗を展開。経営者のゲオルク・シュバイスフルツ氏はシュタイナー学校出身で、アメリカの大学でマーケティングを学びました。同氏の双子の兄は、農学博士としての契約生産者にBD農業を指導しています。年商は約150億円(2007年)で、PB商品の売上の一部を貧困に苦しむ子どもたちを援助する基金(Children for a better World:本部ミュンヘン)に寄付しています。その意味でも、これらの流通企業は健康や食の安全だけでなく、環境保全や公正の問題に対して事業を通じて取り組む社会的企業でもあるといえます。
ドイツの有機農業とオーガニック市場
ドイツの有機農業の面積は95万ha(2009年)で、全農地の5.6%を占めています。オーガニックの市場規模は約58億€(約8120億円)で、食品市場の約3.5%を占めています。ちなみに、IFOAM(アイフォーム:国際有機農業運動連盟※3)によれば、2008年にヨーロッパで有機農業が占める面積は約4.3%の817万haで、オーガニック市場規模は推定で約260億ドルです。アメリカの市場規模が約230億ドルで、合わせてなんと約5兆円を超えました。
※1 /バイオダイナミック農法(BD):ルドルフ・シュタイナー博士が提唱。有機栽培の一種。農薬や化学肥料を使わず、地球や植物、さらには宇宙が持つリズムをも鑑みて農業を行う。
※2 /デメター:社団法人デメター協会がバイオダイナミック農産物とその製品に対して与える認証マーク。厳格な有機基準として知られている。
※3/IFOAM(国際有機農業運動連盟):世界116カ国に約800団体のメンバーを擁するオーガニックに関する世界最大の国際NGO。1972年から有機農業の普及やオーガニック食品の信頼性を確立するために有機認証制度などを推進してきた。らでぃっしゅぼーやも1997年からの会員。
ドイツでは、有機専門スーパー以外でも、全国展開している大手スーパーをはじめ、昔ながらの自然食品店、ディスカウントスーパーなどでもオーガニックのPB商品を販売しています。消費者の有機食品の購入先は、これらのスーパーも入れた一般食品店で約53%、有機専門店で22%といわれています。例えば、安売りスーパーマーケット「Plus(プルス)」のオーガニックブランド「BioBio」の商品などは、パンや酪農製品など加工品だけでなく、ワインやハム、チョコレートにクッキーや卵まで、手頃な価格でPB展開しています。
僕は、2007年の秋から冬にかけてIFOAMの本部で働いていましたが、ボンは昔ドイツの首都だったこともあり、大手企業の本社、国連機関や国際NGOの国際本部などが多くあります。その影響か、小さな町の割にはオーガニックショップがいくつもありました。ご紹介したオーガニック専門スーパーの各店舗に加えて、安売りスーパーでも手頃な値段で有機食品が買えるのにはとても助かりました。
最近、日本でもオーガニックワインやコスメが人気のようです。景気の回復にはまだ時間がかかりそうですが、野菜をはじめ手頃で消費者が買い易い値段のオーガニック食品がもっとたくさん出てくると、オーガニック市場も活性化するのかもしれません。
文責:郡山昌也
http://organic.no-blog.jp/
【01 農産お知らせ】
2010-07-30
小祝塾(基礎編)、関東ブロック会議開催のお知らせ
10月1日(金)、埼玉県さいたま市にて小祝塾(基礎編)と関東ブロック会議を開催します。
午前の関東ブロック会議では、らでぃっしゅ農産課による基準改訂や販売状況の話、会員サービスセンターによる会員さんの生の声、Radix事務局からは活動報告をしつつ皆さんからのご意見・ご要望をいただきます。
午後の小祝塾では、最新の情報を盛り込んだ基礎編を開催する予定です。
ブロック会議と2年ぶりの小祝塾、生産者同士の交流をすすめるためにも皆さんのご参加をお待ちしています。
※昨年の関東ブロック会議の報告は下記を参照
http://www.radix-jp.org/nouchiku/2009/07/000646.html
開催日: 2010年10月1日(金) 10:00 ~ 17:00 (※受付 9:30~ )
会 場: JA共済埼玉ビル3F 第3会議室
住 所: 埼玉県さいたま市大宮区土手町1-2
(※大宮駅より徒歩12分)
*******************************
【スケジュール概要】
■10:00~13:00 関東ブロック会議 (※受付 9:30より)
らでぃっしゅぼーや農産課より販売状況説明・基準改訂の話など、
会員サービスセンターより会員さんの生の声など、Radix事務局からは
活動報告、参加者からのご意見・ご要望など
■14:00~17:00 小祝塾 基礎編
2年ぶりの小祝塾です。
作物栽培で必要となる基礎的なお話に最新の情報を盛り込んで
お話していただく予定です。
■18:00~20:00 懇親会
お店は大宮駅近くを予定しています。会費4,000円前後を予定
(小祝塾参加費)
Radix会員の方は無料、Radix会員でない方は3,000円
参加申込いただいた方には詳しいスケジュール等を後日ご連絡します。
お問い合わせは・・・
Radix事務局(TEL:03-4334-3067、FAX:03-43344-3089) 成田・高橋まで
【01 農産活動報告】
2010-07-26
関西・中四国ブロック会議 開催報告
6月5日(土)、大阪の京橋にて関西・中四国ブロック会議を開催しました。
らでぃっしゅぼーや農産課からは売上状況、『ぱれっと』リニューアルの報告、
基準改訂の話など、会員サービスセンターからは会員さんの特徴や日々の業務、会員さんの声の紹介、参加の生産者からは近況や様々なご意見をいただきましたので、概要をご報告します。
後藤事務局長より開会の挨拶
最初に後藤事務局長より、九州ブロック会議でも好評だった農業経営セミナーを開催する背景についてご説明いただきました。
『理想はあっても食っていけない地域や産地があったり、人ごとではない状況にきている。後継者も育ちにくくお互いどのようにやっていくのか確認しながら前にすすみたい』
就任のご挨拶をする宮垣さん
関西・中四国ブロック理事の宮垣農産の宮垣さんから、就任のご挨拶をいただきました。
『今日も多くの生産者がお集まりいただき有意義な会議ができることと期待しています。役員会で皆さんの声をつないでいきたいのでご協力お願いします』
あわせて、関西・中四国ブロックで若者集会を開催してほしいとの生産者の
声もご紹介いただきました。
【らでぃっしゅぼーやからの報告】
農産課の森﨑課長より、
『皆さんが日々積み重ねてきた栽培技術があるからこそ出荷ができます。
経営的にも、どうすれば危機的な状況を回避できるかということもあわせて、澤浦さんに経営セミナーをお願いしてきました』
と農業経営セミナーの必要性を訴えます。
森﨑課長からの各種報告
経営では記録による管理も大切なポイントです。
『エクセルなどで日報をつけてみませんか?分析が簡単にできます。まず記録だけでもつけてくれればいろんなことができます』
日報による記録どりを推奨し、らでぃっしゅぼーや和郷で実施している日報をご紹介いただきました。
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つぎに本題となる
・らでぃっしゅぼーやの売上状況の最新データのご紹介
・使用農薬基準の改定の話
・『ぱれっと』リニューアルのご報告
などについてのお話をいただき、参加生産者から様々な質問がでて、活発な意見交換が行われました。(※詳細は割愛させていただきます)
会員サービスセンターのスタッフからは、「ら」会員さんの特徴やクレームの概要の説明、日々の業務での会員さんとのやり取りの様子などをとてもわかりやすくご報告いただきました。
スタッフの荒木さんから生産者の皆さんと一緒に目標に向かって歩んでいきましょうという〆の言葉。
『らでぃっしゅぼーやは全国で子供とお母さんにもっとも愛され、信頼される会社になるとビジョンを掲げています。ビジョンを具現化するには、つくっていただいている皆様のご協力が不可欠です。子供とお母さんに安心して食べてもらえる商品をともに届けて参りましょう!』
【Radix事務局からの報告】
Radix事務局からは下記の内容について簡単に報告しました。
・Radixの会の昨年度の活動概要
・昨年度の農産部会の活動
・今年度の農産部会の活動予案
(鴨島自然農法グループ 久米さん)
今は生産者6名です。
私たちのグループも高齢化が進んで何人も生産者が亡くなってきている。
若い人をどのように入れていったらよいか・・。
若い人があまりでてこないけど、もっと交流ができることをやっていかないといけないと感じています。
(丹波有機の会 山本さん)
久米さんと同じような状況。後継者がいなくて高齢化が進んでいます。
農業に対する理念と商売的な感覚を両方をもちあわせていないと経営的にはなかなか難しい。若い人にも経営的にものを考えられるようになってほしい。
「儲けたらあかんのや」という考え方もあったが、ちゃんともうけていける、
儲けることはいいことなんやという考えにしていかないと、若い人にやってもらうには少し難しい状況かも。
都会から若者が田舎に入っても飯がくえないから2~3年でやめてしまう。
その状況をかえていかなくてはいけない。
(丹後ほっこり野菜組合 中川さん)
生産者や仲間を増やすのに、どのようにしていったらよいか。
配送車同乗とかもやってほしい。
(天恵グループ 津田さん)
今は5名でやっています。
若い人を仲間に入れても販売などの体制ができていないと、澤浦さんのようにはうまくいかない。かなりのリーダーシップがないとうまくいかないかも。
海外研修では、参加しやすくすることで、多くの若手が行ってくれると後でやる気がでると思う。自分もそうだった。
(王隠堂農園 土井さん)
柿・梅がメインで野菜も出荷しています。
農園部から一人の青年が自立して生産者になりました。
私たちのセンター周辺の未利用地約4ha、センター職員・研修生をうけいれて畑を始めました。
素人集団ですがブロッコリーやレタス、キャベツなどを栽培。
梅干しを作っていますので、夏場はシソやトマトなどが中心。
現実問題として60歳でもまだ20年ぐらい百姓ができます。
今はセンターで仕事をしていますが、定年を迎えたら百姓をして出荷しようと考えていますので、年寄りも捨てたものではないかと思います。
(辻野さん)
ぼくも続けることを考えています。
70までがんばろうと思っています。
ここ1年は2割ほど面積を減らして、収量・収入を落とさずにもっていきたい。
いままで約10年、がむしゃらにやってきたけど、もうそういう時代でもないし、
ある程度ポイントがわかってきましたので、効率的にやっていきたい
もし娘が農業をやるといったらやれるような状態にはもっていきたい。
(高生連 田中さん)
私は流通業者で、畑は持っていません。
八百屋をはじめたのは82年。会社をつくったのは88年。
そのころ40代でがんばっていた生産者は70代に。
高知には農業を教える学校が2つもあります。
人口80万弱ですが、都会から学校にきます。
ただ仕事にならない。どこに売っていけばいいのかもわからない。
皆、セット野菜を希望しますがセット野菜がそんなに売れるわけがない。
結局、それでやめて出て行く状況。
なんとか知恵をしぼって若者の売り先をみつけてやりたい。
いまかすかな希望もでてきている。
(真南風 夏目さん)
沖縄の人間でないものが沖縄の農産物の流通をして17期をむかえています。
らでぃっしゅぼーやには大きな力になっていただいた。
いろんな品目をやりつつ、素人が怖い物しらずでやってきました。
この5~6年の間で小祝さんを招いた勉強会をしてきで、その成果を感じてきています。 とくに野菜の生産者。
個性が強い人ばかりで、毎年おなじ失敗をしているんですが、一番技術のない方が必死に勉強して成果が出てきたということ大きかった。
今元気があるのは、実は彼らが元気だから。
後継者も出てきています。後継者も若いです。
50~60代ぐらいの生産者の後継者がでてきています。
やはり技術がついてきて、原因が見えてきた、やり方がわかってきた、今年改善すれば来年はこれができるという道筋も見えてきたのが大きかった。
(真南風 近藤さん)
Iターンで沖縄に新規就農。好きだった沖縄にきました。
農業にあこがれて体を鍛えていた。
沖縄に入ったのが39才の時で、今45ですから6年たちました。
観光で行くのと生活するのとは大きな違いがあります。
まずは言葉の壁を超えるのが難しかった。
本当に言葉を理解するのが難しくてフランス語を聞いているような感じ。
最近やっと話の内容がわかるようになった。
沖縄では圃場を何町歩ではなく坪単位で話をする。反もめったに使わない。
私もやっと1町歩に届くかなという感じ。
あっちに200坪、こっちに300坪という感じで借りてきた。
今は自信7割、不安3割ぐらいの気持ち。
不安はいい意味で持ち続けていくべきだと思っている。
成長するため進歩するために不安を少しもちながらやっていきたいなと思っている。
温暖化の影響なのか、最近の沖縄の気候がちょっとおかしい気がする。
沖縄と九州の野菜の時期がずれないといけないけど、時期がかぶってしまっている。同時にとれてしまって沖縄の良さがわからない状況で、沖縄の野菜が売りづらくなっている。
沖縄の気候を活かして加温をせずにトマト、キュウリ、インゲンなどを栽培して、澤浦さんの農業経営の話を参考にしてやっていくのかなと思います。
(紀の芽の会 根来さん)
家は大規模農家。
若いころ大阪で焼き肉屋やっていて27歳でもどってきて10年になります。
いまさらながら幸せやなと思いました。
両親にあらためて感謝した今日1日でした。
(紀の芽の会 宮楠さん)
紀の芽の会では、根来さんのように二代目とか自分たちのような年代の人が跡を継いで世代交代が進んでいるのかなと思いますが、地域的に若い生産者が始める人もいっぱいいるんですけどやはり続かない。
ぼくらも下の年代を集めようと思ってもなかなか・・。
理想と現実と、経営にまでいっていないのが実情。
大きな組織になっているので、もやもやしている若者、どうしたらよいかわかっていない若者。難しいこと抜きにまずは連れ出してきて頂いて、Radixの会としてやっていけたらなぁと思います。
(ゆうき伊賀の里 福広さん)
グループがなかなか増えず、いまは4人です。
今一人研修にきていまして、来年には5人になる予定でやっています。
一昨年ぐらいから景気対策で研修生の補助金が出始めてから、研修生の問い合わせがあり、ちょっと期待していたんですが、やめていく人も多くて・・。
独立してかせげるかというのが難しいところです。
今度の研修生は兼業農家なので調子は悪くはないんですが、ある程度かせげる農業を目指さないとだめなのかなと思います。
(無茶々園 細島さん)
今年で35年を迎えます。
後継者が少ない状況ですが、地域では青年団が復活してきた。
公民館をつかって楽しく活動している 活性がもどってきた感じ。
私が入って9年たちますが、4700人いた地域人口が4000人を切ってしまった。
若い人も戻ってきているのでなんとか地域を持たせなくてはいけない時期になってきた。
いま柑橘づくりもすごく問題になってきた。温暖化で作りにくくなってきた。
次の作物として何をつくらないといけないのか真剣に若い人が話し合わないといけない時期なのかなと・・。そういう壁にぶち当たっています。
(銀河鉄道グループ 岡本さん)
同じ年代の5名でやっています。専業農家ばかりです。
後継者がなぜ集まらないかと、それは自分自身がやってきてよくわかるんですけど、今の国のひずみが出てきているんですよ。
農協に入っている場合、作物が失敗しても保険をかけてあるから金が入ってくる。農協にはいってなくて有機農業で失敗しても一円もおりてこん。
若い者が有機農業をやりたくても農協にしばられて足抜けできんのが現状じゃないかと思います。
らでぃっしゅが大きくなって、農業融資・保険をつくっていただければありがたいね。
(宮垣農産 宮垣さん)
勉強会に息子を含め5人できました。
小祝塾を導入して勉強会を開催しています。
親父は農薬をどんどん使えという農業だったんですが、私の代になりましたら自分の子供もアトピーになりまして、息子が有機農業の話にのってくれるということで実際にやってきました。
近くに同年代がいると、切磋琢磨して技術を盗みあって勉強します。
自分は若いころから全国各地を放浪の旅によく出ていた。
そういった経験が今になって後継者育成につながっていると感じます。
グループ化して情報を一つに集めることで、経営もそこそこ軌道にのってきましたし、それを丹波の町ですすめていきたいなと思います。
また関西ブロックでも若者集会を開催してほしい、小祝塾などの勉強会も開催してほしいなどの生産者の声があがっていますので今後Radix役員会を通じて生産者の声を伝えていきたい。
(澤浦会長)
二日間どうもありがとうございました。
かかえている課題は皆違いますが、課題というのは解決することがパワーになりますので、前向きにとらえていければいいなと思います。
Radixの会も具体的に行動しながら、会員の皆さんがよりよくなるような活動ができていければいいなと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
(Radix事務局 成田)
【01 農産活動報告】
2010-07-22
らでぃっしゅぼーや・Radixの会 北海道ブロック会議 開催報告
2010年 北海道ブロック会議
日時:2010年7月3日 9:00~12:00
会場:北海道空知郡中富良野町 富良野ラテール
参加者:37名
後藤事務局長より挨拶
Radixの会の活動は今年で15年目を迎え、会員数も今は330団体近い組織となりました。行政や農政も私たちの活動の様子を見ています。農産を筆頭に、口蹄疫などで厳しい畜産もnon-GMの餌の問題から飼料米のことも含めて、喧々諤々やっているのですが、非常に厳しくかつ将来に対する投資、見通しもできない、売り上げも伸びないという状況です。
この15年間夢を追いかけながら裏づけのある技術を重視して、農畜水産加工メーカーさんと交流してきましたが、今まで投資した分の回収がまだできていなかったり、農家さんの方では売り上げが立たなかったりと、今までの貯金を使ってしまっている。なので今回私から言いたいのは農業者の経営のこと。経営と言うと誤解されて、らでぃっしゅぼーやは農家の経営にまで口出しするのかといわれますが、そうじゃないんです。今、生産者がいろいろな農業技術から農業の事業として最終的にどういう風に利益を出したらいいか、どの程度の経営規模でやればいいかを考えていて、それらについて情報交換をしようということです。
今年3年目の理事をお願いした菅野理事と共に、夏に小祝塾をやって、その後に農業経営の勉強会をやっていきたいと思っております。農産部会では経営をひとつの大きな柱として、勉強会や、情報開示を行いたいと思います。よろしくお願いします。
菅野理事より挨拶
昨日の小祝塾はどうも暑い中ご苦労様でした。皆さんの技術には小祝さんも驚いていたようで、特に言うことがないと、あとはやりすぎだとかミネラル関係の少しのブレとかそういったところに気をつけるようにという話でした。皆さんの畑が大変良かったので、小祝さんも機嫌よく普段あまり飲まれないお酒を飲んでいたんだと思います。
前に理事会で話したんですけど、農業の生産の技術は皆さん小祝さんなどから受け取って、もうかなりの水準になっています。ただ経営という部分では、まだ有機農業者でも安定していないということで、今後経営のほうに活動の中心を移してもいいんじゃないかという話になりました。経営の勉強としては、品目ごとのモデルとなる経営のスタイルを探る、若者を中心とした農業経営塾などの案が出されました。
技術的なものについては、小祝塾とか専門的な勉強会も続けていきたい。そして生産者同士、生産者と消費者の交流を進めたいという意見もありました。
皆さんにもいろいろな要望があると思う。ブロック会議は北海道の皆さんの意見を聞くいい機会なので是非みなさん積極的に発言していただきたい。理事をやっていても北海道全域の生産者から意見を聞く機会というのはないので。皆さんの忌憚のない意見を聞かせていただいて、それを次回の役員会に届けていきたいと思う。
らでぃっしゅぼーや農産課からは以下の内容が話し合われました。
・販売状況について
・ぱれっとの変更について
・食味検査について
・基準外農薬について
・お客様からのご意見の紹介
・生産者との意見交換
Radixの会事務局より活動紹介
・2009年度活動報告
・Radixの会役員会 会議報告
・今年度の活動予定
各地域でのブロック会議
生産者塾の開催
有識者、外部生産者の勉強会
農政への提言
海外視察の実施
らでぃっしゅぼーやの経営、検品、PR活動への要望・討議
以下は生産者からの近況報告等です。
・東神楽米生産グループ 柳沼さん
基準については若干希望が通っていなかった部分もあった。今年の春は天候も悪く、苗も傷んだりして非常に厳しかった。若干基準外農薬も制限にしてくれないかという希望も出していたんですけどとおっていなかった。決まりは決まりなので別の方法を考えて生きたいと考えています。それと、段々と会員数が減ってきていて、あまり大きくない高齢の生産者の跡継ぎがいないということもあって、少しずつ減ってきている。現在は45名ぐらいいるが平成3年には70名いたので、毎年1、2人やめていっている。面積的には大規模化が進んでいて頼もしいんですけど、まあ数は力ともいいますから。地元でも640軒あった米農家が今は160軒を切ってるので、農家事態は続けても米をやめた人はそんなにいる。面積は拡大しているが。そんな状況で、去年は残念な結果だったが今年は豊作になりそうで、食味もよくなるかなと期待して秋を迎えたいと思います。
・狩野自然農園 狩野謙二さん
クレームはクレームとして淡々と処理するだけなので。JAS基準とかRadix基準とかいろいろいわれていますけど、なんか今は行政に振り回されている気がしますので、独自の、世界に通用するような、世界に発信できるようなRadix基準を作り上げてほしい。
・狩野自然農園 狩野隆行さん
研修生として全国を回ったときに、加工業者の人に安全基準の話とかを聞いてきたが、そこの人たちは消費者からのクレームに対して、どこまで応えればいいのか真剣に考えていた。彼らはもう対応しきれないというところまで意見を交換させていた。自分たちを省みると、生産者はまだそういうところまで至っていないんじゃないかと感じる。
あとは、九州の環境は厳しくて、雨で毎回野菜がなくなっているって状態、でも北海道は悪い悪いといいながらもそれなりの生産高で出荷できている。その九州の農家や加工業者と比べると楽な状況でやっていることを自覚して、生産しなきゃいけないと思う。一度加工業者の人を招いてそういう話ができたらいいんじゃないかと思います。
・オーガニック・マーケット・北海道 長内さん
生産の方向性として、味に向かえばいいのか、有機栽培に力を入れればいいのか。うちは果樹だから農薬を使っている。でも品質的に味に向かうのか、栽培方法に向かうのか、どちらに向かうかによってモノの作り方も変わってくると思います。余市も仁木も果樹が安くて、決まったところに販売しないと成り立たなくなっていて、最近は果樹農家がミニトマトを作ったりして、いろんなことをやっています。食べ比べについては、去年の食べ比べでカボチャを出したが、その結果が一番良かったのがスーパーのカボチャだった。そういうのを見ると、スーパーの商品に負ける味でいいのか、栽培方法を重視するのか、味を重視するべきかと迷ってしまう。うちはミディトマトをやっていて、過熟のクレームが来るが、トマトが青いうちから出荷すればそのクレームや返品は多分来なくなるだろう。でもそれでは味が悪くなる。生産者はおいしいって言ってもらえると嬉しいし、その味によって消費者が特定の生産者のモノだけを欲しがるようになったら大変なことになる。生産者の皆さんもらでぃっしゅぼーやとしてもどっちの方向に向かっていくのか、それが気になっている。
・大牧農場 村橋さん
食べ比べで、感覚の食味と費用はかかってしまうが食品成分分析を合わせてやってみるのも面白いかと思います。
・小野寺富雄さん
今の状態でやっていきたい。
・ちにたふぁーむ 田中正太郎さん
予冷について、生産者の予冷が問題なかったとしても、運送会社の積み替え等の際に温まってしまうこともある。しかしその場合でもセンターからは生産者に問題があったんじゃないかといわれてしまう。そういうことをなくすためにも運送会社の方には注意を促していこうと思う。また、以前行った運送中の温度変化のチェックも再度行ってみると良いのではないかと思う。
・なかふらのすりーしーず 布施さん
先ほど話が出たカボチャの食味は私も参加していた。慣行栽培のものが一番おいしいという結果になってしまったが、食べごろや品種なども考慮してもっと総合的に物事を考えていかないと、偏った解釈に凝り固まってしまうのではないかと少し不安になった。
生産者には経済的なことを考えて農業をしている人もいるかもしれないけれど、やはりいいものを作ろうと考えて真剣に取り組んでいる人が有機にたどり着くのだと思っている。減農薬なんかはその過程であり、目指すところは有機栽培でおいしいもの。そのために勉強会などで技術を身に付け、理想を高く持って取り組んで生きたい。
あとは人とのつながりや関係性が凄く大事だと思う。生産者同士もそうだし、らでぃっしゅぼーやの会員さんとの関係も密にすべきだと思う。
・石山さん
経営に関する研修会を是非やっていただきたい。持続性を持たせるための経営は生産者の未熟な部分が多いのではと思う。特に経費の無駄、浪費は多かれ少なかれあると思うので、農業についてもコストの削減を意識すべきだろう。また、異常気象が頻繁に起こり、経営に大きな影響を受けたとしても、対応できる能力が必要になってくる。そういったことについて、農業という分野で行っている方の話を聞きたいし、アイデアを盗めたらいい菜と考えている。
・泉農園 泉さん
食味も大事ですが、品種、時期は合わせるべきだろう。それに有機でした場合は病気の被害が出ることもある。そうなれば当然味に違いは出る。そういうことも考慮するべき。また、有機栽培でおいしくしようと思っていい肥料、いいミネラルとどんどん投入すれば費用も上がってしまい、そこにジレンマがうまれる。
後は、センター、コールセンターの方々との話し合いの場があったほうがお互い理解が深まってよいと思うので、是非ビアガーデンなどで懇親会をしてほしい。私たちの作ったものを売ってもらうのだから、私たちの気持ちをスタッフに知ってもらうことは凄く重要だろう。
・山中哲也さん
ぱれっとの変更について、前は生産者が作ったものに合わせて売ってくれていたのを、少し生産者が望むものに比重を移したのかなと感じた。これからこういう風に生産者と消費者との関係性が変わっていくとどうなっていくのかなと少し思った。
本来は野菜を一番おいしい時期に届けて食べていただくというのが当然だと思う。しかし、長距離の流通などで早取りをしなければならず、それで味が悪くなってしまうのは仕方の無いことだろう。それでクレームが来てもそれはクレームとして処理せず、事情があってそうなっているのだと言えるような判断基準が必要かと思う。
・宮嶋農場 北野さん
お盆のころの出荷量が少ないのでがんばって売って欲しいなと思います。
○北海道元気市について
・ 今回の元気市は会員さんの感謝祭だけではなくて、一般のお客さんにもアピールする。札幌市内の全小学校に告知もして、大きなイベントにしたいと思う。
・ お客さんとの交流も積極的にできるようにしたい。
○菅野理事からまとめ
今日はご苦労様でした。皆さんから出された意見を基にして、今後もRadixの活動に反映していきたいと思う。
今年の12月9~11ぐらいの予定で澤浦さんの経営セミナーをしたいと思っている。
食味の件について、自分たちで持ち寄って、勉強会や元気市に持っていって消費者に食べてもらうのもいいかなと少し思いついたので考えている。栄養分析も予算がどうなるかわからないが、提案する。
あと、オペレーターとの交流会も消費者からのクレームを直接受け取っている方々なので、生産者が直接話し合うことで出荷の際の改善にもつながると思う。紺田さんともそういう話し合いをしていました。
元気市は今年もやります。本当にスタッフはがんばってますので、ぜひ参加していただきたいと思っています。
バローさんが去年から、会員さんの家族を生産者のところに連れて行って、日帰りで農作業の体験をする、といった交流もしています。もしバローさんから声をかけられたときは、受け入れてもらえればありがたいと思います。
今後ともRadixの会は皆さんの声を取り入れてがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
北海道ブロック会議に参加され、たくさんのご意見、ご要望を出してくださった皆様 どうもありがとうございました。
Radixの会 高橋拓磨


