農産畜産Blog

【01 農産活動報告】

2010-01-20

丸山塾in千葉 開催報告【講義編】

丸山塾in千葉 開催報告【宮城さん堆肥場・圃場見学編】に続いて、あゆみの会の丸山さんの講義と蒸気除草機実演の概要をお知らせいたします。

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*********【講義内容からピックアップ】**********

 

 
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                                  (当日資料より)

【丸山さん】

土壌分析では重量法(慣行法)と体積法(Dr.ソイル)の差異があり、簡易型の土壌分析と何百万もする分析機械と比べてどれぐらいの信憑性があるのかややわかりにくいところがありますが、私たちのグループではDr.ソイルでデータをとりながらやっていきましょうというのが今のスタンスです。

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Dr.ソイルの分析で苦土の下限値を切っている土壌でも、農協さんの機械分析では上限値を超えていることもありました。その際、たまたまかもしれませんが、苦土欠のような症状が見られたことがありました。

分析数値だけを見て一概には言えないこともあるのかなと思います。
美味しい野菜、感動的な野菜ができて初めて売りになるので、土壌分析結果はあくまで「指標」として確認してくださいという位置づけで考えています。

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土の取り方でも、Dr.ソイルだと2ccのマスで土壌を採取するので、どこまで正確なのかはっきりと言えないこともあります。
分析結果はあくまで「指標」として活用するのであって、作物の観察を重視するほうが正解かなと思っています。

土壌pHはpHメーターで分析しています。
また試験管の数と作業性の面から、塩分測定は行っていません。
代わりにECメーターでECと塩分を測定をしています。

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有機栽培の場合、ECがどこまで活用できるかよくわからない面があります。
ECが高いと硝酸値が高くなる傾向があるので、その部分は参考にしています。

IMG_5820 (カリイオンメーター)

土壌分析ではカリイオンメーターも活用しています。
Dr.ソイルのカリ測定では白濁の程度が目視で読み取りにくいという現場の声があります。そこでカリイオンメーターを導入しました。
カリイオンメーターの数値はDr.ソイルの数値よりも若干高い数値がでるようです。その差が極端にある場合、目視の数字が少しおかしいのではないかという指標になると思います。

Dr.ソイルデジタルも出ていますので、それも併用しています。
Dr.ソイルデジタルでは苦土の測定だけが特殊で、Dr.ソイルに付属の試薬ではなくてDr.ソイルデジタル用の試薬を使って発色させる方法をとっています。
Dr.ソイルデジタルの場合も目視の数値と違うときがたまにあったりするので、経験の中でおかしいなと思うときは見抜いていくしかないのかなという感じがします


IMG_5824 (あゆみの会の土壌分析セット)

あゆみの会では写真のような感じで土壌分析をしています。
上記写真の場合、6検体が一度に分析できます。

Dr.ソイルデジタルでは、カリ・カルシウム・苦土の三点だけやっています。
残りは目視でやっています。(※目視の方が作業が早いため)
気になるところだけをピックアップしてデジタルでも測定して目視の精度を高める方法もとっています。

Dr.ソイルの場合、2ccの土を採取して測定するので、適切な場所で土壌をとったかに左右されることがあります。
追肥の際の土壌分析は吸収根のある部分の土を取らないと意味がないことも。基本的に吸収根があるところの土を採取すること。その部分を間違えるといくら分析をしても活用できるデータにはなりません。

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基本的に根を観察しながら土を取ってくださいとお願いしています。
根がどこまできているのか、これからどの方面に根を張らしていくのか、どのように吸収させていくのかイメージできるようになりますし、追肥前の土壌分析の土もうまくとれるようになります。
 

土の取り方では畑の五カ所ぐらいからという話をするんですけど、経験上から五カ所もいらないかなと思います。
施肥後、圃場の中で生育のばらつきがでたりします。
畑の中で優劣がでてきたら、その時に分けて土壌分析をして土壌改良をしたり、作をかえたりするのが適当かなとも思います。

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有機質肥料を使用する場合、有機質肥料の特性を把握しないと、初期肥効がでないまま作物に悪影響を及ぼしてしまうこともあるので、肥料については水にとかして観察してみたり、畑の一部に入れてみて観察してみたりししてみてください。

土壌pHの高い畑に、pHの高い資材、例えば水酸化苦土肥料などを入れると、さらにpHが高くなって肥料が効かなくなります。
苦土ばかりでなく鉄やマンガンなども効かなくなるので、土壌pHを確認しながら、土壌pHが高くなりすぎないような肥料設計が必要です。

堆肥や腐植をうまく活用することで土壌pHが下がってくるケースも見受けられます。宮城さんのように緑肥を活用することも土を軟らかくすると同時に土壌pHを下げる働きがあるのかなと思います。

化学性で注意したいのは土壌分析はあくまで指標であってそれを絶対と思わないでほしいという点です。
作物をよく観察してどのような状況なのか推測しながらやっていくことです。

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宮城さんのように新鮮で活動的な放線菌が多い堆肥を堆肥舎にもどしながら、新鮮な生糞に種菌を混ぜて活用する場合、生糞の状態も大きなポイントのひとつとなります。
納豆をつくる場合でも雑菌がつくまえに納豆菌をつけると思うんですが、堆肥も同じです。新鮮なうちに目的の菌をつけてあげて、菌が活動しやすい条件をつくってあげることです。

堆肥の発酵温度は62度とか65度までがよいとか聞きますが、発酵の初期段階では70度近くまで上がってしまいます。生産者の話を聞くと最終的には70度近くまで上がっているようです。
最初の発酵ではそれぐらいになるけれども2回目の発酵では60何度、3回目の発酵ではもう少し下がります。
最後の切り返しの時に鉄などを入れると温度が確実に上がるようなので、最後に温度を少し上げると同時に鉄の補給をしてあげることも有効なのかなと感じていますがまだ未知数なところもあります。

4 (当日資料より)

堆肥管理のポイントの一つが水管理です。
1週間に1回切り返してというのが理想的かもしれませんが、作業面から一ヶ月に1回切り返していくパターンが多いです。
宮城さんは原料が来てしまうので切り返しは頻繁に行っています。

発酵熱で水分が少なくなってくると温度も下がってしまいます。
堆肥の温度は微生物が活動しているエネルギーです。
微生物が活動すれば温度が上がります。温度が下がると言うことは微生物が活動していない、活動自体が弱くなってしまったといえます。
これは餌がないか、水分がないなどの原因があります。
水分がなくて発酵が止まってしまうというケースも。
発酵熱が出ていると言うことは、その分蒸散も激しいということです。
発酵をスムーズにすすめるためにも切り返しが不可欠と言われています。
有益な菌をまんべんなく堆肥に行き渡らせるようなイメージで切り返しを行ってください。その際、水も供給して発酵がスムーズに行われるようにしてあげてください。エアレーションをつけると乾燥しやすくなるので注意が必要です。

ミネラル欠乏と思ってミネラルをあげてもなかなか改善しなかったりすることがありますが、有機物が未分解のために悪さをしていることも多々あるのかなと感じています。
その際には、地面を掘って根っこの状態を見たり、作物の状態を確認したりして、どこに原因があるのかを観察して対応していくのが現実的にはいいのかなと思います。

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あゆみの会では、Dr.ソイルによる土壌分析が主力ですが、つち博士、RQフレックス、みどりくんなどもあります。
土壌分析を依頼する場合、用紙(※上記写真)に必要事項を記載して頂いてからやりますが、あくまでも土壌からくる情報も大きなものがあるので、水はけや前作の肥料などの情報は分析・施肥設計をする際の重要な情報となります。

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Dr.ソイルではアンモニア態窒素や硝酸態窒素がでないというか、わかりにくいというのが現状です。
宮城さんのカブの圃場でも、硝酸態窒素やアンモニア態窒素がほとんどでない状況で、(有機質肥料の)8-5-3を2袋だけ、つまり窒素で3.2kgを施肥しただけであのような立派なカブができています。みやま小カブでは窒素過多状態、窒素が先行している状態が見受けられるほどです。
この地域ではカブを育てるのに化成肥料で窒素16kgぐらいをいれますので、畑で作物を作りながら確認しながらやっていくしかないのかなという感じもします。
以前、分析結果にあわせて窒素を入れた際にカブのおしりが丸まらずとがってしまい辛さが目立つことがあったので、地力があればDr.ソイルで窒素成分が検出できなくてもそれなりに抑えていくしかないのかなと思います。

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一方で有機でやっていても硝酸態窒素の数字が高くなることがあります。
傾向的に圃場が乾燥すると硝酸態窒素が高く出るようです。
水分過多にするとベト病がでることがあるので、作物を見ながら対応していくしかないのかもしれません。
 
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今回の勉強会で一番のポイントと考えているのが「裸のミネラルか、裸でないミネラルか」です。
ミネラルを効率的に効かせるため、発酵をかけることでミネラルをキレート化します。(→裸でないミネラルにする)
宮城さんの圃場もリン酸は下限値ぐらいですし、他の生産者でもリン酸が一桁台の方もいますが、その場合でもリン酸欠乏が見られません。
その中でピーマンをつくっても花芽がきちんとつくし、障害もでない。
有機態にリン酸がくっついて(キレート化することで)、畑で鉄やアルミに固定化されにくい。だからリン酸が少ない状態でもリン酸の欠乏症がでないと考えています。

分析数値は分析数値として、それに見合った肥培管理をしますが、作物がどのようになったのかがより重要で、その情報を次の作の施肥設計などに活かしていくことです。
対応していかないと片手落ちになってしまったり、同じ誤りを繰り返してしまうことにもつながります。次の作物に活かせるようにしてほしいです。

産地としての課題は苦土がたまっていること。
自分の中で気をつけているのが、ク溶性の苦土の施用です。
苦土が残りやすい傾向がでています。
チンゲンサイの例では、初期の頃に苦土欠のカリ過剰がでていたので毎作苦土を入れて頂いていましたが、途中から苦土が高くなったため施用を止めても、止まらずにまだ上がっていって、しばらく高止まりして、それから下がってきてはいますが下がり切れていないのが現状です。
苦土肥料は2~3年はまったく入れていません。
それでも苦土が高めの状態になっています。
苦土に関しては要注意ですが、その苦土が過剰だからといって何か障害があるかというと、現状では何もありません。
現在はミネラルよりも圃場の団粒構造の改善の方を進めた方がいいのかなと思っています。

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これが宮城さんのニンジン畑の太陽熱処理の写真です。
太陽熱処理で除草作業はかなり軽減できます。
太陽熱をしても効く・効かないと聞くことがありますので、どのような条件で効くのかを確認していきたいと思います。
来年あたりからpFメーターを入れてデータ取りしながら見ていきたいと思っています。
太陽熱処理では1反あたりマルチ代で1万ぐらいしますが、除草の手間などを考えると安上がりかなと思います。

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写真のキャベツ畑では一部だけ虫害がひどく、その他はほとんど問題になっていません。
ひょっとしたら、虫害のひどい部分に肥料がたくさん入ってしまったのかもしれません。過剰窒素だったのか、圃場によっては水がたまりやすい場所で発酵がうまくいかなかった場所だったのかも。
虫たちは子孫を残すために必要な成分があるところに来るのであって、べつにキャベツを食べにきているのではありません。同じキャベツであっても養分がなければ食べ物ではないと判断するのが虫たちではないかと、この写真からふと思います。

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いちご生産者の菅谷さんは、
こ じんまりしながら良いイチゴをつくっています。
写真は地温を測っているところですが、40cmぐらい下で20何度、冬場でも18度ぐらいです。
菅谷さんは今年は少しやりかたを変えていますが、昨年まで1反あたり30tぐらいの堆肥を入れてイチゴを作っていました。
堆肥場でも話をしたとおり、微生物が活動するとそれだけ熱を出すので温度が下がらないんです。
菅谷さんが研究したところ、13度前後がイチゴの低温障害がおきる温度で、22~23度が高温障害にあたる温度帯にあたるそうで、堆肥の発酵熱を活用することで手ごろな温度帯になっています。

菅谷さんは200坪ぐらいある敷地の中で堆肥をつくっています。
菅谷さんのところは屋根もなく、エアレーションもなく年間30~40回ほど切り返してつくっています。切り返すたびに何かをいれて作っています。
堆肥の中の微生物の世代交代、生活環境をちゃんとイメージしながらやっているのかなと思います。

菅谷さんも去年までできあがった堆肥の半分ぐらいを残して翌作の原料として使っていました。昨年までは90%まで土手草を使ってやっていまして、1年間で土の状態まですすみます。

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大葉を栽培している吉田さんの圃場の土です。
ハウスとハウスの間の土手の土ですが、団粒になっています。
手で簡単に掘れるほど軟らかい土です。
大葉自体が加温しながら灌水も常時やっているので、その水が土手に流れてきて微生物が生息できる状態になっているためそうなっているのかなと考えています。ちなみに吉田さんの圃場も団粒化しています。
水の管理をきちんとおこなうと土の管理がしやすいのかなという感じがします。

堆肥づくりは火をおこすことと似ていると思います。
宮城さんの種菌堆肥ように、ある程度大きな種火があるところでは火をおこしやすくて、ちょっと湿った薪をいれても回りの熱で水分がとんで燃えてくれます。
それが小さな種火でこれから火を少しずつ大きくしようとしているところに濡れた木をガンガンいれたら種火もろとも消えてしまいます。
それと同じで最初は種火を増やしていく感じで堆肥づくりをやっていくと良い堆肥がつくれるんじゃないかと思います。
種火となる種菌堆肥をしっかりとつくっておけば天候にあまり左右されない堆肥づくりにつながると思います。

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【質問】
宮城さんの放線菌の多い堆肥を見せていただいて本当に良かった。
放線菌ではなくて納豆菌で堆肥づくりをされている事例などをご存じなら教えて頂けないでしょうか。

【丸山さん】
納豆菌は小祝さんの勉強会でもよくでてきますが、興味がある方が実際にやったという話は聞きますが、それが続いているかというと続いていないような感じもします。その菌だけを増やすポイントがつかみきれていないこともあるのかもしれません。納豆菌を安定して活用するまでいっていないのかなと思います。
あゆみの会では、活性水や乳酸菌などを拡大培養して活用することで食味向上につながるかと期待していますが、堆肥場に入れて面白い結果がでているので、まず自分たちのグループで確認していきたいと思います。

(以上で丸山さんの講義は終了です)

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【つち博士の紹介】
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土壌分析機「つち博士」の開発メーカーの麦島さんより、つち博士を簡単に紹介をいただきました。

【麦島さん】
「つち博士」は本体にLEDを組み込んだ、いわゆる分光光度計です。
測定には試験管ではなく充填式のカートリッジを使用しています。

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土壌分析で絶対値を求めようとするとかなり無理があります。
10万円~20万円そこそこの機械で絶対値を求めようとするのは所詮は無理だと考えています。そこで(つち博士などの分析では)相対比較で活用します。
これが一番手っ取り早いと思っています。

現場では圃場で良いところと悪いところの土を取って頂いて、その化学特性を見ましょうと説明しています。
絶対値を求めてどうこうではなくて、良いところと悪いところを見て化学性で差があるかないかをまず調べてみる、これが最初じゃないかなと思います。

化学分析をする前に皆さんにぜひやっていただきたいことはpHとECです。
pHとECを測定すればおおむね検討がつくだろうと思います。

最近出版された「土は生きている」という本、これをぜひ読んで頂きたいと思います。
この中に腐植という言葉が出てきます。
腐植と同時に熟土という言葉が出てきます。

熟土というのが私どものこの土壌分析の将来目指す測定項目なんです。
土がどの程度熟土になっているのかを調べたいということで、これから測定できるようにしていこうと考えています。
ご関心のある方は電話にてお問い合わせください。

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これまで10年近くかけて全国の堆肥を分析してきました。
そのデータを見て頂きます。

全国の約80点の堆肥を分析してわかったことは、皆さんよく誤解するんですが、微生物の数というのは堆肥の分解能力を左右する要因にはなっていないということです。
なにが要因になっているかは本当のところはわからないんです。
微生物の世界というのはわからないんです。
人間がつかんでいるのはバチルス菌、放線菌、糸状菌ぐらいですね。
あとはいろんな微生物がいるんですが、そこまで見るにはものすごい労力とお金がかかるわけです。
 
私どもは微生物がなんであれその分解能力が高いか低いかを評価していこう。総合的に見ていこうと考えています。
何の菌の分解能力が高いか低いかということは別に評価しないんです。
それが何であろうが、分解能力が高いか低いかがわかれば、土の中にそのような堆肥を入れても少なくても土の中の微生物分解能力はそれなりに確保できるだとうという想定のもとやっています。
そのような観点でまずは堆肥の分析をしようとしてはじめました。

棒グラフが高いのが、我々の言う分解能力の高い堆肥という位置づけをしようと考えています。
グラフの低い堆肥が菌体数がいないのかというと、菌体数はいるんです。
実はこのグラフは炭水化物とタンパク質の分解能力のバランスを見て評価したグラフなんです。

これまで見た中で一番良い堆肥というのは保育園の食物残さだったんですよ。
なぜならば保育園の子供が食べる食べ物というのはすごく健康でほとんど問題のない良い材料だったんですね。それが今までの最高のレベルです。
そのほかは似たり寄ったりです。

堆肥が良い悪いと議論をするんですが、もし定量的に評価するのであれば分解能力はどうであるか、炭水化物・タンパク質の分解能力はどうかということを客観的に数値に置き換えて評価していこうと10年近くやっています。
最近は全国から分解能力を調べてくれと言う依頼が増えてきまして、だまっていてもデータが蓄積しています。
またご関心があればご連絡ください。

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【蒸気除草機実演】

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【蒸気除草機 動画】

蒸気除草機のメーカーの丸文製作所さんに、乗用蒸気除草機のデモンストレーションをしていただきました。 (※上の画像のボタンをクリックすると動画が再生します

写真の自走台車に載っているのが、ボイラー・軟水機・エンジン・貯水タンクなどで緑色のフードの中から高温蒸気がでてくるようになっています。

ボイラーで高温蒸気がつくられて、ホースを通じて緑色のフードの中が100度前後の蒸気に満たされます。

動画のスピードで表面の数mmが処理されます。
20秒以上おなじ場所に止まると5mmから1cmぐらいの深さで処理されます。

実際の圃場ではそんなに止まっていられないので、ある程度大きくなった雑草や芽がではじめている雑草など、初期の雑草を抑える使い方がおすすめとのことです。畝たてした10日後ぐらいに蒸気処理した場合に一番効果ありとも。

蒸気処理後、晴天が一日でもあれば雑草は枯れ上がってきます。
雨の場合は枯れるまで少し時間がかかるそうです。
 
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写真の水タンクで1反分、約2時間半ぐらいで処理できます。
自走台車も含めて300万円少々、自走台車がない場合は220万円前後のお値段。(詳しくは丸文製作所さんへお問い合わせください)


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燃料は灯油で水があれば蒸気が出始めるまで5分から10分ぐらい。
メンテナンスは40時間に1回、軟水機の掃除が必要となります。

丸文さんで研究されているのが作が終わった後、トラクターで耕運する前に蒸気除草機で圃場の中を走って次作の雑草を抑制すること。
たとえば夏の間に落ちてしまった種子を耕運する前に一度煮てしまうので、次の春の雑草の発生抑制が期待できるということです。
すでにこの冬から各地で実証実験を積み重ねているとのことです。

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参加者も興味津々で、育苗土の殺菌とかのアイデアもでました。

参考までに昨年6月24日(水)、あゆみの会事務所にて開催されました丸文製作所さんの新型除草機のお披露目会の模様などもご参照ください。
これが新型蒸気除草機だ! (※動画付き)


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以上が丸山塾in千葉 開催報告【講義編】です。

(Radix事務局 成田)


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