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【01 農産会員情報】

2009-11-05

あゆみの会 宮城さん訪問記

2009年10月29日、丸山塾in千葉の事前打ち合わせをかねて、あゆみの会の宮城さんの堆肥場と圃場を見学してきましたので、その概要をご紹介します。

キーワードは「種菌堆肥の積極活用」と「太陽熱処理のススメ」です。


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あゆみの会の宮城さんです。
勉強会ではお世話になります。


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堆肥場で堆肥づくりのお話をうかがいました。
宮城さんは、らでぃっしゅぼーやのエコキッチンクラブの受け入れ生産者の
一人。関東のエコキッチンクラブの会員さんから集められた乾燥品が毎週ここに持ち込まれます。その量は週あたり300~400kgほどになるそうです。

上記写真が集められたエコキッチンに宮城さんの種菌堆肥をまぜて発酵させている状態です。(※エコキッチンに対して種菌堆肥をほぼ同量混合)


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エコキッチン堆肥の全体写真とクローズアップ写真。
匂いもすくなく、種菌堆肥によって発酵がうまく進んでいます。

堆肥の表面に手をやるとホカホカ状態。
あゆみの会の丸山さんがデジタル温度計で内部温度を測定したところ
68度でした。


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こちらが種菌堆肥置き場となる堆肥舎。
気になるような匂いはほとんどありません。
写真が放線菌などの有用菌の密度の高い堆肥(宮城さん曰く、『種菌堆肥』)です。

さきほどのエコキッチン堆肥、しばらくしたら種菌堆肥の上にかぶせるようにしてのせます。そうすると種菌堆肥から有用菌が上がってきて、エコキッチン堆肥が次の種菌堆肥へとかわっていきます。つまり種菌堆肥が再生産されていくわけですね。

『種菌さえうまくつくれば、だれも堆肥づくりは失敗しない』と宮城さんは強調します。
『菌密度の高い力のある種菌をいかにうまくつくるかだよ。それさえ作ればあとは同じことを繰り返すだけ』
ムリせず継続できている秘訣がここにあるかもしれません。

実際に使用する堆肥づくりに、この種菌堆肥が大活躍します。
近所の畜産農家より半生状態の豚糞堆肥をいただいてきて、活性の高い種菌堆肥をほぼ同量を混ぜて発酵させます。すると3日ぐらいで発酵してきて、1週間たつと菌がまわって全体が真っ白に。
半生の豚糞であっても、乾燥している種菌堆肥により水分調整がうまくでき、菌の活性が高いことも相まって発酵が速やかにすすむわけです。
この中熟堆肥を畑に施用して土壌改良材的に活用されています。
(※現代農業10月号に掲載された記事はこの中熟堆肥の活用についてです)


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宮城さんは3日に1回、種菌堆肥に手をかけています。
エコキッチン堆肥などを上に順次のせていくだけなので、切り返しの手間もいりません。


 
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種菌堆肥の表面を少し削ると白い層がはっきりと浮き出てきます。
宮城さんは、この部分に放線菌が生育していて非常に菌密度が高く活性も良いと考えています。
菌密度が高く活性の高い部分をうまく活用するのが宮城方式です。

宮城さんが堆肥づくりをするきっかけとなったのが雑草対策と土壌改良につながる太陽熱処理です。
当初、太陽熱処理に使用できる高温耐性菌を購入していたそうですが、途中から自ら生産できる活性の高い種菌堆肥づくりに変更したそうです。

『堆肥は肥料ではない、あくまで土壌改良材として作っている』
宮城さんはこの堆肥を入れても畑が劇的にかわることはないといいます。
しかし間違いなく少しずつ良くなっていることがわかるので10年スパンで土壌改良をするための資材として位置づけています。
(ちなみにネギ畑で約5t/反、ニンジン畑で1~1.5t/反ぐらいの施用量)




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宮城さんの圃場は自宅周囲に3haほど広がっています。
すべて自宅から歩いていける距離にあります。

この時期、ニンジン・ネギ・カブなどを栽培。
ほとんどの圃場で夏場に太陽熱処理がおこなわれています。
太陽熱処理は実によく効いて、雑草はほとんどおさえられるとのことです。


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太陽熱処理をした圃場写真です。
透明マルチで太陽熱処理した部分は、雑草がほとんど見あたりません。
太陽熱処理をしていない通路部分には雑草がちらほら見受けられました。
(※写真中の右田さんが指さしているのは通路部分に生えた雑草で、
      太陽熱処理されていない部分です)

太陽熱処理のやり方として、事前に畝たてをしてから雨を待ちます。
畑を十分に湿らせる雨がふったら新品の透明マルチをはります。
そして最低でも20日間は炎天下で蒸しこみながら雑草の種を殺してから
マルチをはいで播種します。
太陽熱処理をすることで除草対策の労力が軽減され、同時に品質も向上するなどのメリットもあります。


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カブの圃場で棒差しの試験。
(写真は棒差し試験をしている、あるみの会の丸山さん)
写真のとおり、園芸用の棒がスッと入ります。
このお話は勉強会当日に宮城さんと丸山さんから聞きましょう!


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ネギの圃場で棒差しの試験。
こちらの圃場では、驚くことに2mほどの園芸用の棒が全部入ります。
(※勉強会当日も参加者にやっていただく予定です)

 

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生育途中のニンジン。
ここは梅雨明け後に太陽熱処理した圃場です。
収穫までもう少しです。


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ニンジン畑の団粒を確認中
(※畑の土質は関東ロームの黒ボクです)
団粒の塊がポロポロと崩れます。


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まだまだ伝えたい話はありますが、今回はここまで。
いろいろ工夫されていることなど、とても参考になる点がありますので
あゆみの会の丸山さんの集中講義とあわせて楽しみに待っていてください。


【丸山塾in千葉に車でご参加の皆様へ】
当日の集合場所は、千葉県香取市高萩1654-50の
「上の台区民センター」です。
地図は下記のリンク先をご参照ください。
   Yahoo地図 →
地図 、   Googleマップ → 地図

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県道56号線から会場となる上の台区民センターが見えてきます。
(※上記の写真は56号線から区民センターに入る道に曲がって撮影)
千葉名産の落花生の収穫後の畑が反対側に見えます。(右の写真)



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勉強会会場となる区民センターです。
広い駐車場もあります。


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宮城さんの圃場・堆肥場を見学する際、自動車を地元の公園の駐車場に止めていただきます。(※公衆トイレもあります。右の写真の建物)
この駐車場から宮城さんの圃場まで歩いて数分の距離です。

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上記駐車場近くの「上之台神社」
勉強会当日の天気が良くなるよう祈願してきました。 (-∧-)

それでは勉強会当日、区民センターにてお待ちしております。



(Radix事務局:成田)


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