農産畜産Blog

【01 農産活動報告】

2009-08-13

らでぃっしゅぼーや・Radixの会 北海道ブロック会議 報告

 
らでぃっしゅぼーや・Radixの会 北海道ブロック会議
日時
:2009年7月17日 13:00~17:00
会場:北海道富良野市 ふらの広場2F
参加者
34名(※スタッフ含む)

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7月17日、北海道富良野市のふらの広場の会議室において、
らでぃっしゅぼーや・Radixの会 北海道ブロック会議を開催しました。
活発な意見がかわされた会議の概要をお伝えします。


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(菅野理事より挨拶)
皆さん、遠いところをご苦労さまでございます。
日頃よりRadixの会の活動に多大なご協力をいただきありがとうございます。
改めてお礼申し上げます。

北海道ブロック会議の開催は数年ぶりとなりますが、Radixの会とらでぃっしゅぼーやの共催ということで皆様にお集まりいただきました。
Radixの会の役員会に出席しても、なかなか地域の生産者の声を把握した上で発言できていないということを他の理事の方も把握しておりまして、ブロック会議を復活できないか、意見を集約した方がよいのではないかということで各地でブロック会議を開催しています。

今年の春先は非常に天気が良くてスタートダッシュはよかったけど、ここにきて雨ばかりが続いて、全道各地もうこれ以上雨はいらないのかなという感じです。

私はタマネギを中心に栽培していますが、今年はかなりタマネギバエにやられました。春先、雨が少なかったためハエにやられたのかなぁと・・。
他の生産者に聞くとそれだけではなくて、ある意味で有機質の肥料をやるということはかなりリスクを伴うのでそのあたりを考えた方がいいのではというお話をいただきました。
そうした技術的な話も、後ほどの懇親会などでお話ができればと思っています。

8月末にRadix役員会があります。
Radixの会に伝えたいこと、私の方に伝えてくれれば役員会で話をしたいと思いますので、今日の会議ではいろいろと話を聞かせてください。
有意義な会議にしたいと思いますので、今日一日よろしくお願いします。

(事務局よりRadix農産部会の活動紹介)
1.生産者塾について
      昨年も好評だった生産者塾を全国6カ所で開催します。
      5月:福広塾(三重県:トマト、野菜、堆肥活用勉強会)
      7月:小川塾(山梨県:果樹勉強会)
      8月:船久保塾(山形県:お米勉強会)
      9月:新田塾(熊本県:果樹勉強会)
    10月:出張版新井塾「めだかの学校」(長野県:トマト、野菜勉強会)
    11月:丸山塾(茨城県:野菜、堆肥勉強会)

2.生産者勉強会助成について
      生産者主催の自主勉強会を後押しするための助成制度を実施します。
      地域や生産現場の問題解決に予算を活かす方針です。

3.農業セミナーについて 
      6月20日、明治学院大学の神門先生による「日本の農地・農業問題を
     考える」農業セミナーを開催しました。
     (※食糧・エネルギー問題の柴田先生、水産資源問題の小松先生に続く
          学識者によるセミナーです)

4.農業経営塾について
     昨年、群馬で開催した農業経営塾が好評だったこともあり、開催継続の
     ご要望をいただいています。ブロック会議でご意見を聞きながら今年度の
     開催を検討していきます。

5.農産ブロック会議について 
     Radix役員より提案のありました農産ブロック会議を全国5ブロックで開催
     します。ブロック会議では、生産者同士の意見交換・交流をすすめていきま
    す。

6.いと愛づらし百選、伝統野菜調査について
     いと愛づらし百選企画への協力と選定委員会への参加を予定しています。

7.農産分析機器購入助成について
     生産者が簡易に土壌分析できる機器の導入助成を継続実施します。


【以下、参加生産者の自己紹介とご
意見をまとめました】

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(泉農園 泉さん)
今年の生育はやや遅れ気味、最近温度が上がってきて遅れがどの程度回復できるか様子をみているところです。
病気・虫の異常発生はまだ出ていませんが、暖かくなるとどうなるかですね。
秋になってみないとわからないです。
天気がかなり悪いときには光合成菌などの微生物を活用したり、ミネラル系の肥料を活用して光合成の能力を高めて病気にならないような工夫を考えています。

勉強会もいろいろ参加して、だいたい良いところまで来たのではないかなと思います。
ただ勉強して、あれが足りない、これが足りない・・・、本当に足りないのかわからなくなってしまうこともあります。
鉄が足りないという場合も、本当に鉄が足りないのか、天気の加減や温度の加減などで吸収できないだけなのか・・・。
作物の姿を見ながら対応もしています。
色と光沢と葉の厚みなどを気にして見ています。


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(大牧農場 五十川さん)
大牧農場はここずっとDr.ソイルを活用していてミネラル重視の施肥設計をしています。
らでぃっしゅさんには、ジャガイモを中心に出荷しています。
ジャガイモはソウカ病対策が課題です。
輪作はもちろん、緑肥も組み入れてやっていますが、どうしてもでる土地があります。
小祝さんの指導のもと乳酸菌だけのボカシをつくったところ、ソウカ病というのはカビと放線菌のタイプがあって、大牧はカビの対策が必要だということで、カビにはバチルス菌(納豆菌)がいいんだよということを聞きました。
そこで今年つくったボカシには納豆菌と乳酸菌を組み合わせたボカシをつくって試験をしているところです。

7月5日、小祝さんに圃場巡回していただきました。
そのときに勉強したのは作物との会話ですね、私たちはまだ若いので定規みたいなものがあればいいなと思っていたんですけど、そのときに光合成の量を計るメーターを持ってきていただきました。
マグネシウムをきちんといれている圃場は上の葉も下の葉も数値で70ぐらいで、借りている畑でマグネシウムを減らした畑は、上の葉が65~62ぐらいになっていました。
仲間だけの畑を比べても試験にならないと思って、慣行のジャガイモをやっている方の葉を測定してみると数字が45ぐらいで、ああ違うなと改めて思って、収量は別として数値としてでてくるんだなと思いました。
ソウカ病は畑の菌のバランスなのかと思いまして、豆とにんじんにも同じボカシをいれて試験をしているところです。
試験の記録は取っています。
クロロフィルメーターは9月に購入予定です。(※試験は借りて実施)
光合成量を見ることでミネラルバランスを見ることができます。
栽培のモノサシになると考えています。


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(大牧農場 村橋さん)
今の問題としては肥料が高いことです。
苦土、石灰、鉄、マンガンなどいろいろありますが、単肥と比べて倍ぐらい、リン酸だと3倍ぐらいします。
それぐらい肥料が高騰していまして、今年の施肥設計では苦労しました。
肥料の値段が下がることを神頼みするしかないです。


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(大牧農場 樫木さん)
最近天気が悪く、2日ぐらい前まで天気が悪くて畑に入れなかったし、明日からも天気が良くないと言われています。
畑に入れない日が続いています。


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(オニオンファーム カワマタ 川眞田修さん)
作物は主にタマネギです。
有機栽培のタマネギ、今年で7年目になります。
らでぃっしゅぼーやさんには、トウモロコシでもお世話になっています。
トウモロコシもなかなか大変な作物の一つで、有機栽培だとアブラムシが一番の問題で、アブラムシとヨトウムシなど毎年苦労しています。
自分のところの直売店で売るのは問題ないのですが、外に売る場合はアブラムシは全然受け入れられなくて困っていた状況です。 
7月末から10月中旬まででます。遅くなるとヨトウムシにやられるんですよ。
本で調べましたらネットをかぶせて対策をしていると見ましたが、広いところを全部ネットをかけるとなると・・・。
作業も大変だし、どれほどの効果があるのかもわからないし・・・。
今年の春はタマネギの移植直後から干ばつで、移植の時は天気が良かったのですが、干ばつで灌水もしましたね。
生育中期、6月中旬から7月にかけまして雨が多くなりました。
2回ほど土砂降りとなりまして、畑の低い方へ雨水が流れまして側溝があふれかえって、田んぼ状態になってしまいました。
経験したことのない雨でした。

草取りができる状況ではありません。
草はどんどん大きくなる。今年は草で一番泣かされるかな。
出面さんも来ていただいているけど草取りが間に合わない。
昨年はそれほどでもなかったけど、今年は見るに見かねて自分も草取りを手伝っているけど・・・。

タマネギの状況は、雨が多いせいか、ちょっと色が抜けている感じです。
色がいつもより薄いですね。それと水焼けがあります。
根っこがやられているので、なかなか回復しないかな。
畑の低いところは葉が黄色くなっています。

草取りは別としまして、有機栽培で一番問題になるのは自分の経験上は虫の害ですね。春はタマネギバエです。
一番はタマネギバエですね。二番手はスリップス。
この二つの対策ができれば有機栽培は万々歳です。
病気にかんしてはほとんど心配ない。
虫だけなんとかクリアできれば、いい年だったなということになるのかなと思っています。


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(オニオンファーム カワマタ 川眞田和枝さん

私の担当で今一番まいっているのが草です。
手に負えない状態です。
この雨上がりでまたがんばろうと思います。
毎年種が落ちて、だんだん畑が草にまけてきそうなところなので、皆さんどのような効果のある方法を活用しているのか教えていただければと思います。
草で一番困っているのはスギナがはびこってきて、中にどんどんひろがってきていますので・・、スギナ対策とか・・。
一番地道な方法でひとつひとつとっている状態です。
昨年はタマネギバエにすごくやられまして、よほどの量をとって捨てたのですが、今年はそれがなくて良かったねと言っている矢先に今度は大雨で急に黄色くなってしまいました。
トウモロコシも去年からお世話になっています。
今年もがんばりますのでお願いしたいと思います。
ヤングコーンを袋につめて置いておきましたら利用価値があるようで、喜んでいただける人もいるようなので、食べれるところはなんでも、無駄にしたくないなと思っているところです。


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(小野寺富雄さん)
ナガイモとアスパラでお世話になっています。
今年は5月は天候もよく、6月は皆さんがおっしゃるような長雨もなく適当な雨があって、アスパラは収穫時期が約50日、この間終わったばかりです。 
アスパラもそろそろ美味しい時期になってきています。
これからもよろしくお願いします。


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(麓郷生産組合 菅野さん)

タマネギとジャガイモが主流です。
うちも草がひどいです。
雨が多いせいか、タマネギも伸びるんですが、雑草も一日一日と順調に育って今日も逃げ出してきました。
本当にひどいです。
除草対策は春先に何度もカルチを入れると、雨が降らなければ灌水してでも発芽させて、タマネギが小さいうちにカルチをどんどん入れていく方法しかないです。
うちは圃場を毎年交互にしまして、完全にひとつの圃場を休めまして、緑肥をまいてどんどんすき込んで、雑草が生えたらロータリーをかけてですね、4回か5回ぐらいですね。
ここ2年ぐらい、ほんの数年前に比べて草の量は減ってきました。

タマネギといえば、育苗培土は有機の方で問題になっています。
育苗培土のなかに粘着剤、バインダーですよね、来年の春までは良かったですかね、それ以降になると禁止ということで、北海道とか、道の花野菜技術センターさんの職員の方と一緒にかわるものを開発しようと、川眞田さんもそうですが、試験をしようということでやってまいりました。
(※培土に土を固めるバインダーが含まれている。そのバインダーが化学合成された物質ということから将来的に有機栽培では使用が認められなくなる。3年間の経過措置があり、その間に代替え品を見つける必要があるということ。面積が少ないところでは培土を使った機械による定植をしないので問題はないが、北海道のような大面積での有機栽培では大きな問題となる)

春先に土を固める材料として食品添加物のものを入れましてやったところ、土がうまく固まらず、定植率が80%未満ぐらいになりました。
80%未満というのはかなり植え付けが悪いということで、手で補植するとなると大変な労力で、今の(培土の)代替え品にはならないような状況です。
このまま代替え品がうまくいかないと、北海道からJASのタマネギはなくなるという状況におそらくなるかもしれないです。
来年も試験を協力して続けまして、継続していこうと思っていますが、非常に厳しい状況かなと思っています。
特に面積の多い方は8割ぐらいしか固まらないとなるとお話にならないので、灌水の技術が非常に難しい。
植え付けの時、今の培土は上から水をかけても大丈夫なんですが、食品添加物のものは水をかけると砕けてしまう。
だから定植までにかなりの期間、水をあまりやれないんですよ。
今年みたいに干ばつの時期に定植すると苗がよけいふにゃふにゃになって、いっそうハエを呼んでしまう。
そういう状況にもなりかねないと・・・。
他の生産者に聞いても「あまり良くないね」ということで、集まりがあって話をもっていくのですが、存続できるように今後も協力していきたいと思います。
その都度報告したいと思いますのでよろしくお願いします。
これから手植えにもどるということにはならないと思います。
北海道は機械植えがこれからも主流だと思います。


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(麓郷生産組合
白井さん)
20年ほど前に新規就農しました。
怖いもの知らずといいますか、いきなり有機農業をはじめました。
8町1反です。実際に実働しているのは4町ほどです。
そのうち施設の方でアスパラとほうれん草をやっています。
露地の方では、にんじん、芋、スイートコーンなど栽培しています。

課題となっているのが、ほうれん草で、5年ほど前までは見かけの虫というのはコナダニとか青虫ぐらいでできたんですね。
4~5年ほど前から糸ミミズというか赤ミミズというか、色のきれいなミミズが帰ってきましてね、よろこんでいました。
でも、それを餌にしてですね、オケラがすごいんです。
ハウスで播種しましたらトンネルのようにボコボコと中に入ってきましてね、それで2~3列がダメになるんですよ。
それでしばらく待っていて発芽の時期になっても、オケラがはったところはほとんど(芽が)出てないですよね。
そんな状態で非常に深刻な状態です。
相手が土にもぐって生活しているので、なかなかやっかいだなというのがありまして、皆さんから何か情報ありましたらお伺いできればと思います。

あとはもっぱら草取りです。
草取りで苦戦しております。
うちは遅出しがメインなので、今時期に根を切っていく畑もありまして、最初はすべて手で・・。
多少はカルチを入れたところもありますが、あまり深く入れますとまた新しく植えに生えてきますので、よけいにうるさくなりますので・・。

今使っているのは、魔法カルチ(※開発:キューホー製作所、人力株間除草機)というんですかね、あのタイプがいままで使った中では有効なのかなと思います。
地表に対して平行に刃がもぐって、初期の雑草には有効ですね。
ただしタイミングが大切です。
最初のうちに種が発芽してきた状況で、2cm幅で魔法カルチを入れてみて、それでもう一度、畝間が残ってしまうので、今後は刃を少し広げて少し深めにいれます。2回入れるとだいぶちがうのかなと思います。
その後は、うちの家内にがんばってもらっています。
アスパラはハウスも露地もやっています。

オケラの行動範囲は広い。
一匹でかなりの面積のほうれん草をダメにしてくれませす。
たまたまオケラの穴を見つけたら、そこに糠を水でといて、そのとぎ汁を中に入れると出てくるという話を聞いてやってみたけど、ダメでしたね。(笑)


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(オーガニック・マーケット・北海道 長内さん)

オーガニックマーケット北海道の事務局の長内(※おさない)です。
今、一番忙しい時期で、サクランボの時期なんですよね。
アスパラの生産者もいて順調に終わったんですけど、サクランボが雨で、施設が完全ではないので、正直今年はいいサクランボはとれていません。
森崎さんの話の中で相談したいこともありますので、そのときに話をしたいと思います。


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(狩野自然農園 狩野さん)
昨年、Radixの方で研修をさせていただきました。
北海道の方の勉強会でも皆さんに大変お世話になりありがとうございました。主にジャガイモとタマネギとにんじんを作っています。

タマネギですが最初雨が降らずにようやく育ってきたなと思ったらこの雨で草畑になっています。
草の方は、出面さん、パートさんにお願いして草取りをしていただいています。

去年学んだことをやってみようということで、重曹を水に溶かして雑草にかけると枯れるよということで試したのですが、若芽の芽吹いたばかりの草にかけてみたんですけど、黒ずんだだけで生育が遅くなっただけで生えてきましたし、ヒエは全然関係なく生えてきました。
ということで重曹はあまり使えないかもしれないです。
小祝さんより三重県の方に行ったときに生産者から酢にマヨネーズを溶かして水でうすめてかけると草も野菜も全部枯れてしまうということなので、どなたか試されてはいかがでしょうか。

タマネギにスリップスという害虫がつくんですが、ヤクルトに黒砂糖を混ぜてしばらくしてかけてみたら、白カビがはえて、その中にスリップスが入って死んでいました。しかしかけたところがカビの被害が大きくて・・・。
にんじんの播種シートを使うのがいやだったので、粒をちょんちょんと置くタイプに切り替えたんですけど、発芽は9割ぐらいでした。
にんじんの方はアブラムシが多くて、毎年酢をまいています。
籾がら酢を東京の方で作っているみたいですが、自作しようと考えているところです。小祝さん曰く、酢は殺菌作用としても栄養源としてもいいよと言われているので、確保しようと考えています。

にんじんの根の方に小さな根が生えているところが黒くなって出荷できないことがあるんですが、どうやら硼素がたりないんじゃないかといわれています。
Dr.ソイルでは(硼素は)測定できないんですよね。
今年は硼素をまいたので今年効果があればどこかで共有できればと思います。

ジャガイモは特になにもしていないです。
本州ではタマネギにマルチをしているんですよね。
今年、マルチをしているタマネギを見てみたらやはり玉がいいですね。
資材的には高いので手がでないんですけど・・・。
マルチをするとベト病がでやすいかもしれないと聞いているので、その点が解決できればやってみたいなと思います。

勉強会については、昨年群馬の経営勉強会で澤浦副会長の話が非常に勉強になったので、ぜひ北海道でも開催していただければためになると思います。
北海道にはそんなに大きなグループはないと思うのですが、今後引退というか、今後大規模化したり、グループ化したりすることを考えている方には良いと思います。


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(新得町しいたけ生産組合 桜井さん)

しいたけをつくっていますので、皆さんと話が少しあわないかもしれませんが、このような会に初めて参加させていただきました。 
畑の話があまりできないので、申し訳ないと思っています。
らでぃっしゅぼーやさんには以前から出荷させていただいています。
十勝というのは冷涼で湿度も低くて、シイタケ栽培も有利な土地なんですが、最近少しずつ変わってきまして、夏の湿度も変わってきまして、最近戦々恐々としています。
原木でしいたけをつくっていて、美味しいシイタケを作っている自負がありますが、菌茸類はかなり足が速いのでできるだけ美味しく食べて頂くためには、できるだけ早く出荷したいと思っています。なかなか便が見つからず、工夫がまだまだできる余地があるのか考えてみる必要があるのかなと思っています。
うちは6名で原木4万本ですね。
原木のほとんどは十勝館内の原木です。


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(ちにたふぁーむ 田中和正さん)

今日3名きています。
昨年は雪解けが早くて、それにあわせてやったばかりに干ばつにあいました。今年の雪解けは平年並みで普通にスタートできました。
それで5~6月はいいなと思っていたのですが、6月下旬から雨がほしいときに全然ふらなくて、近所の農家と雨乞いをしようということで、やりすぎましてね、こんな雨になってしまいました。(笑)
もういらないですね。
雨をやませたい儀式をやらないといけない。
畑には入れないですね。
うちは傾斜地ですが、それでも入れないです。
ここ数日は農休日のような感じです。
今日の天気みたいに早く晴れてほしいです。

ジャガイモは最初に雨がほしいときに雨がなくて、多少恵みの雨をもらって生き返ってですね、このままでいいんじゃないかなという安堵感はあります。
にんじんは、発芽の状態が一部悪くて心配していたのですが、それでも様子見という言うところです。
それとヨトウが少なくて非常に助かっています。
一昨年前にヨトウに悩まされていたのですが、今年はそのような心配はいまのところない感じです。

ウーフという組織があって、その労力を提供していただいて、ホスト側は宿などを提供するわけですね。
金銭のやりとりはないですが、ウーファーを入れてやってもらうわけですが、素人さんなのでやってほしいところと、やってほしくないところがあるわけですね、出面さんと違いますからね。
使い分けは必要ですが、臨時の草取りとか、カボチャのマルチ間の除草とか、そういうところは助かっています。
長い人は1~2ヶ月います。昨年からは香港からの人が多いですね。
イングランドや、アメリカ、オーストラリアからもきます。
自分の力量の範囲でやっています。
しかし最後は天候、運任せです。
息子は主にほうれん草をやっています。


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(ちにたふぁーむ 田中正太郎さん)

この天候で、葉ものが出荷時期があわせづらいということがあります。
寒い日がきたり天候の加減で、ほうれん草のトウ立ちが増えています。
ご迷惑をかけておりますが、この後の天候が安定してくれることを祈るばかりです。
今年から試していることが一つあります。
昨年にほうれん草にコナダニがたくさん出たのですが、ほうれん草の中期から葉が縮れてしまって出荷できないこともあったんですが、農産の島田さんから情報をいただいたり、インターネットで調べたりして、本州の方では気温が高いというのでハウスの施肥後に散水してビニルをかけて熱処理すると・・・。
このあたりでも夏に晴天が続く時期があるので、この暑さをうまく利用してコナダニ対策や、雑草の抑制を考えていこうと思います。



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(ちにたふぁーむ
長山さん)
ハウスでトマトとミニトマトを作っています。
息子がいるんですけど、息子は別の圃場で特別栽培のミニトマトをつくっています。私はJAS有機でつくっているんですが、息子の方も特別栽培から徐々にJAS有機にきりかえてきています。
今年は2棟をJAS有機にしました。
ちにたふぁーむとしてはJAS有機で参加させていただいています。

今年は今までとすこし違う状態で悩んだんですが、途中で生育が非常に悪くなりましてね、しおれてですね、去年までの水やり、同じような栽培では元気がないんですね。
それでやむを得ないから昨年の3倍ぐらい水をやりました。毎日やりました。
なんか最近回復したような気がしたんですけど。 

pHが非常に低くて4.7しかなかったですね。Dr.ソイルで調べたら5.5。
別の機器、デジタルpHメーターで水溶液を測定したら4.7しかなかったんですね。Dr.ソイルのはかり方が悪いのか・・・。
いずれにしてもpHは低かったんですね。
どうしたら高くなるのかな。
ベッドもできて、マルチもかかってしまっていますから。
そういう状態でpHをあげる方法をどなたかご存じでしたら、良い知恵がありましたら教えて頂ければと思います。

もう一つは、暑さ対策なんですが、遮光剤をハウスに塗ったりとか・・、今年はこんな天気なのでまだ塗っていませんが。
今年は、苗床用にハウスを二重にしていたんですが、そこにもトマトを植えたんです。今年はその二重のハウスをとっぱらわなかったんですよ。
時計で言うと、10時と2時ぐらいまで巻き上げておいて、そのままにしておいたんです。
暑いかなと思ったら、すずしいんですよね。
遮光されているわけです。
それですごく元気がいいんですよね。
これ新発見だなと。それを期待して二重のビニルをおろさなかったわけではなくて、忙しくておろせなかっただけです。
そういうことで来年からこんな遮光の方法もあるのかなと収穫もありました。
そういう状態です。


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(なかふらの すりーしーず 徳弘さん)

代表は太田さんなんですが、事務局をやっています徳弘といいます。
Radixの会への希望として澤浦さんに富良野に来て頂いて話を聞いてみたいと思います。
やはりうちのグループも、私が来年で40になるんですが、後メンバーの方は自分より20歳ぐらい上のかたばかりで、グループの中でも次の世代にどのようにつないでいくかということが課題になっています。
今後どのようにやっていくかということで考えているところがありますので、澤浦さんの話をぜひ聞いてみたいです。


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(なかふらの すりーしーず 太田さん)

今年の作柄は、春先の生育不良にあわせて日照不足、最近の雨。
タマネギはそこそこ。
面積が多いので除草が間に合わず苦戦しています。
去年、けっこう欠品してしまいまして、今年は品質向上、収量アップを目指してがんばってやろうと思っていましたが、なんとか目標だけはいけるかなと。
今後はしっかりやっていきますので、よろしくお願いします。



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(番場清司さん)
岩見沢からきました番場と言います。
タマネギを7.5ha、そのうち5haぐらいは有機JASで栽培しています。
虫対策が共通点だと思います。
皆さんから知恵を借りたいと思って話をしたいと思います。
スリップス、タネバエなど虫のオンパレードで困っています。
栽培計画書などのデータで、虫の部分、そのような防虫・防除などに関する情報をネットワークを活かして情報提供というか、他の生産者がどのように対策をしているのかを知りたいですね。お互いにね。
九州の方のやり方が参考になるかはわからないですけど、Radixの会でなんか考えてほしい。
やるかやらないかはそれぞれ選択肢があるかと思うので、どれとどれを混ぜたら効果があったとか、ヒントというか何か手助けをしていただければ・・・。
自分はタマネギなので、タネバエ・スリップスなどですね。
タマネギの葉も青虫に食べられてしまって、水玉のような状態で・・・。
それが現状なんです。
虫対策について、いろんな情報というか、Radixさんの方で対応していただければと思います。


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(松田ファーム 松田和幸さん)

十勝からきました松田です。
6町3反のタマネギをやっています。
その中で耕作しているのは5町5反で残りは休耕、緑肥を栽培しています。
タマネギのタネバエの話が出ましたので、全滅するんではないかと思うほどやられたことがあります。
それを機会に、全部ぼかし、有機質に関しては秋に全部やるようにしました。
十勝は秋に非常に好天に恵まれますので、作業性は非常によいです。
それをするようになってから、タマネギバエの被害が軽減されました。
ネギアザミウマ、スリップスあたりは、幸い今年は気温が低く雨が多いためが若干発生が少ないようです。
このままで収穫が迎えられればいいなと思います。 
今年は過去にない経験をしていますけど、減収はまぬがれないかなと思っています。
昔から泣く子とお天気には勝てないというのが現状です。

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(松田ファーム 松田えみ子さん)
草を横目に今日はでかけてきました。
自然は私たちを見捨てないと信じてがんばりたいと思います。
よろしくお願いします。

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(宮嶋農場 菅野さん)
宮嶋農場で事務局をやっています菅野といいます。
宮嶋農場は3軒の農家で主にトマトを栽培しています。
Dr.ソイルの話がでていますが、私たちも導入しまして、ご近所の太陽農園さんと一緒に使っていますが、感想としては変動は少ないですね。
毎年春調べても毎年変わっていないし、作の途中で見てもあまり変わっていないです。
その数値そのまま信頼できるのかなということですが、先ほど狩野さんもおっしゃっていましたが数値として十分あっても吸えていない状況がいろいろありまして・・・。
最近感じておりますのが一生懸命苦労して比色をしてですね、これはいくつだいくつだとみんなで苦労するよりも、作物の方をもっと見てやって欠乏症など作物が訴えていることを読み取る力をつける必要があるんじゃないのかなと感じているところです。


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(東神楽米生産グループ 寺尾さん)

代表として私が報告させていただきます。
今年の私たちのグループの作付け品種は「ほしのゆめ」「ななつぼし」「おぼろつき」「ゆめぴりか」などを栽培しています。
売れ筋は「ななつぼし」が一番うれていまして、ついで私たちがオリジナルで栽培しております「混植栽培米」です。
これは種籾の状態で、「ななつぼし」「おぼろづき」「きらら397」「あやひめ」という種籾を混ぜて播種してつくった米です。
いわゆる雑種みたいな感じのものです。
雑種というのは病気に強かったり害虫に強かったり、当初減農薬にいいのではないかということで取り組んでみました。
ところが虫はふつうのと同じようにつきまして、病気もふつうにでてしまいました。
しかし食味が非常に良いと言うことがわかりました。
もうひとつは収量が非常にあがることです。
食味が良くて収量が上がるのは生産者にとって非常に喜ばしい品種です。
ただふつうに売ってしまうと、相対品種になってしまうので、売り先をきちんと決めないとなかなか作付けもできないので、計画的な栽培が必要なんですが、非常に伸びている品種です。

今年の作柄は、旭川も東神楽も全道と同じように、春は悪くて東神楽は強風で植えた苗がすぐに痛んで大変なことになって、低温・日照不足、水田だからといって雨ばかりがよいわけではなくて水の入れ替えなどをしてもらわないと酸欠とかになってワラの腐りが悪かったりとか・・・。
普及センターの発表では、私たちの地区では2日遅れではないかと言われていましたが、私たちが見て生産者の方と話をして、4~7日ぐらいの遅れがあり、個人差が非常に大きいと思います。
出穂のばらつき、圃場のばらつきがありますので、青米が多かったりとかどうかなという不安な点があります。

勉強会について簡単に報告させていただきたいと思います。
参考になればと思います。
北大の相馬先生という方がいらっしゃいまして、その相馬先生の勉強会に参加しまして中札内の麦の湿害調査をされたんですが、その先生の勉強会の中で、中札内の湿害の原因がプラウをかけることだったらしいんです。
プラウをかけることによって物理的な硬盤ができて水はけが悪くなる。
これが麦などの湿害につながっているという調査結果だったんです。
その対処方法としてサブソイラを時速2kmで入れなさいということです。
ちょっとだまされたと思ってやってみようかなと思っているところです。
今年は非常に雨が多い年でありながら、4町歩サブソイラをかけた方は、良い結果がでていて地元の人たちが手間をかけた甲斐があったねという感じでした。
ちょっと雨が多かったからわかったという、良い事例だったので、ご参考まで。


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上の写真は、らでぃっしゅぼーや農産課の森崎課長のお話の様子。
詳細は省きますが、下記内容が話し合われました。
・ 売上動向および販促例について
・クレーム動向および対策について
・温度管理、温度計について
・異物混入防止について
・農薬の管理体制について
・農薬保管庫について
・禁止、制限農薬の見直しについて
・農薬の管理体制についてのスケジュール
・農薬の管理、使用について
・管理帳票についての提案
・コスト削減の提案
・資材販売について(Pプラス)
・リースコンテナについて
・農業生産事業参入について ・・・等々


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(菅野理事よりまとめ)
今年の北海道は、皆さん天候で苦慮されているなということがよくわかりました。
雑草対策、また防除等の情報のネットワークというのをRadixの会の方でも
どういった形でやっていけるのかということも役員会で話していきたいと思います。
また資材の情報だとか、そういった部分もできれば皆さん、Radixのホームページとかブログとかをいろいろ見て、すぐ情報が収集できるような形がとれるようになればいいのかなと思いました。
農業経営塾につきましては、澤浦さんの講演会、もし可能であれば北海道の方でも打診してやっていただけるように役員会で話をしていきたいと思います。
今後ともRadixの会の活動に対しましてはご協力をよろしくお願い申し上げまして本会をしめたいと思います。
ありがとうございました。

(※ブロック会議にご参加の皆さんより、多くのご意見やご提案をいただき、
誠にありがとうございました。会議でいただきました内容、アンケートにご記入いただきました内容はRadix役員会を通じて活動に反映させていきたいと思います)

(Radix事務局:成田)

IMG_4314 (会場となった『ふらの広場』)


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