« 前の記事 | 農産畜産ブログトップ | 次の記事 »
【01 農産活動報告】
2009-06-04
らでぃっしゅぼーや・Radixの会 関西・中四国ブロック会議 報告
![]()
らでぃっしゅぼーや・Radixの会 関西・中四国ブロック会議
日時: 2009年5月28日(金)14:00~18:00
会場: 名張シティホテル 会議室 (※三重県名張市丸之内37-1)
参加者: 30名 (※スタッフ含む)
********************************
5月28日、三重県名張市の名張シティホテルの会議室において、らでぃっしゅぼーや・Radixの会 関西・中四国ブロック会議を開催しました。
全国5ブロック会議に先駆けて開催した概要をお伝えします。
まずはRadixの後藤事務局長よりRadixの活動方針についての報告。
生産者にとって必要な情報の収集と発信、共有などのテーマで話がすすみ、
さらに今後マーケットニーズなどの情報提供力もRadixに求められてくるかもしれないとも。
攻めの企画も重要であり、そのためにもRadix会員の皆さんからもご意見や提案をいただきたいとアピールしました。
つづいて、Radix農産理事の宮楠さんより農産部会の今年度の活動概要についての報告。
【Radix農産部会の今年度活動紹介】(※一部抜粋です)
1.Radix勉強会(生産者塾)
各地で生産者勉強会を開催予定。
福広塾(5月:三重県:果菜および葉もの)、小川塾(7月:山梨県:果樹)、船久保塾(8月:山形県:お米)、新井塾(10月:『めだかの学校』出張版:長野県:果菜および葉もの)、丸山塾(11月前後:茨城県:野菜)の概要紹介。
2.生産者による自主勉強会への助成
今年度、自主勉強会を後押しするため助成制度を導入。
金額等については検討中。皆さんの意見を伺いながらすすめていきたい。
ブロック内の共催、生産者団体が一緒に開催してもOK。
(※助成については、関西・中四国ブロックは宮楠理事またはRadix事務局
までご連絡ください)
3.農業経営塾
昨年、群馬県で農業経営塾を試験的に開催した結果、好評だったこともあり、農業経営塾の開催要望あり。
他の理事からも農業生産者は経営的な視点をもって農業を行うべきとのご意見もあり、今年度も農業経営塾を開催する予定。
皆さんからもご要望をいただきたい。
参考までに昨年の経営塾についてどんな内容だったのか、らでぃっしゅぼーや農産課の森崎課長より話をしていただきたいと思います。
(昨年開催した農業経営セミナーの概要について説明する森崎課長)
・昨年、全国から40名ほど集まっていただいて群馬県で農業経営セミナーを開催
・『きっちりと農業経営をしていただきたい』との願いから企画した
・もちろんそれぞれに営農スタイルあり、すべてがあてはまるとは限らない
・講師の話も聞いてほしいが、昨年は生産者の澤浦さんの現場の生の声を聞けたのが本当によかったというアンケート結果も多かった
・今年度は地域地域で生産者・生産法人でまとまって開催してほしい
・他団体や組織の経営や組織運営はどうなっているのかを見ていただきたい
・他の団体・組織の良いところ悪いところを見ていただいて、良いところは積極的に真似していただきたい
【以下は参加者の自己紹介より抜粋】
(広島県より参加のあけぼの有機栽培会の小野さん)
広島県の山間部で生産している生産者6名の団体です。
中国地方にはあまり生産者がいないこともあり、なかなか勉強会を現場で開催できません。自主勉強会に関する具体的なアイデアはありませんが、よろしくお願いします 。
(奈良県より参加の王隠堂農園の喜多さん(左写真)と土井さん(右写真) )
らでぃっしゅぼーやに出荷している生産者は30名ぐらい。
年間を通じて出荷しています。
明日の勉強会への参加メンバーも初心者が多いのでよろしくお願いします。
(高知県より参加の高生連の田中さん)
米の生産地が多く、三本柱は、早生米、生姜、ブンタン。
冬場の加温野菜などもやっています。
団体ができて30年が経過し、当初からの生産者も高齢化。
高知県には新規就農を支援する学校が2校あります。
その出身者が3名入りました。
現在、小祝さんのノウハウを持つスタッフの育成を考えているところです。
(京都府より参加の丹後ほっこり野菜組合の中川さん)
うちは3名でやっています。
出荷は5月~2月ごろ、京野菜なども出荷しています。
今回のような会合にいつでも参加できるようにしたいと思います。
(兵庫県より参加の丹波有機の会の山本さん)
5名の生産者でやっています。
年中葉物を生産しています。
グループは高齢化がすすんでいて、若い世代が少ないのが課題です。
(奈良県より参加の辻野さん)
奈良の法隆寺の近くからきました。
ブドウ栽培がメインで、冬は大和真名を栽培しています。
これから20年以上現役で営農したいと考えています。
子供が継ぎたくなるような経営にしてからバトンタッチしたいです。
勉強会を開催していただければ、いろいろと学んでいきたいと思います。
(愛知県より参加の天恵グループの津田さん(左写真)と津田さんの息子さんと若手生産者の杉浦さん)
愛知県渥美半島の先端近くに畑があります。
グループは5名で、勉強をかねて息子を含め若手二名をつれてきました。
いろいろな勉強会に参加したいと思っています。
若い人が今後やっていくためにも、若い人も積極的に勉強会に参加してほしいと思います。
(地元三重県より参加のななほし会の野呂さん)
会のメンバーは4名で、全員が 30~40代です。
冬場は軟弱野菜、夏はキュウリ、モロヘイヤなどを栽培しています。
勉強会があると誰かを送って、ビデオを撮りメンバー全員にくばって
すこしでも技術を高めようとしています。
もしRadixが勉強会のDVDをつくって、生産者に配布してくれれば助かります。 研修生の保険や自分の労災などに関する勉強会があれば参加したいです。
(奈良県より参加の奈良産直センターの竹島さん)
生産者が約30名の団体で、軟弱野菜、アスパラ、きのこなどを出荷しています。
今後も生産現場に根ざした取り組みをしていただければと思います。
らでぃっしゅさんへ出荷すると、出荷に対する手取り(収入)が年間でよめるようになります。これは生産者にとってひとつの理想的な姿かなと思います。
(京都府より参加の真南風の夏目さん)
会社は京都ですが、産地はすべて沖縄です。
生産者は70数名で、らでぃっしゅに出荷している生産者は30名ぐらい。
Radixの勉強会・小祝さんの勉強会の成果があらわれてきました。
勉強会を通じて野菜の農家は確実に手取りを増やしてきました。
また部会をつくって圃場まわりや交流会などをするようにもなりました。
施設栽培は小祝さんの勉強会が活かしやすいけれども、果樹や露地栽培、堆肥の確保などが今後の課題として残っています。
沖縄でも勉強会を開催していただけるとありがたいです。
(兵庫県より参加の宮垣農産の宮垣さん)
父親と弟は米、自分は今年からハウストマトを栽培しています。
自分は有機栽培で美味しい野菜をつくりたい。
これから出荷をはじめるのですが、丹波の生産者に方に指導をうけながら一生懸命やっています。
経営に関する勉強会、保険のことも学びたいと思います。
(地元三重県より参加のゆうき伊賀の里の福広さん)
メンバーは4名で、70代、60代、私が50代で新規就農メンバーが30代。
グループで30品目ぐらいで、ほとんどがらでぃしゅ向けです。
新規就農者を増やしたいと思っています。
研修生が3人きていますが、新規就農までこぎつけてほしいと思います。
Radixの会でも新規就農者への情報発信と産地との仲立ち、そしてある程度の知識と経験を持った方をスクリーニングして産地に紹介していただければいいなと思っています。
各地で、もっと産地が手をあげて勉強会を開催してほしい。
そして技術を磨いて、収入もあがるようになっていただきたいと願います。
(長野県より参加のオーチャード ファーマーズ イン ナガノの古田さん)
長野県は関東ブロックに入っていますが、今回関西・中四国ブロックに参加させていただきました。
グループで梨・リンゴ・桃を主につくっています。
らでぃっしゅ向けでは桃・梨をお世話になっています。
生産者は9名で、二代目も含めてかなり若い生産者もいます。
(熊本県より参加のもっこす倶楽部の浦下さん)
明日の福広塾に参加することもあり、ブロック会議にも出席しました。
グループの主力はタマネギです。
みなさん、よろしくお願いします。
(和歌山県より参加の紀の芽の会の宮楠さん(※Radix理事))
紀の芽の会では果樹と野菜を中心に栽培しています。
栽培品目も多く、13名の生産者でやっています。
本日、皆さんからお聞きした内容から、これからの日本の農業をどうしていくんだという話に集約されるのかなと感じました。
その中で、『儲かる農業』がひとつのキーワードになるかと思います。
儲からなければ農業も守れない。
皆さんと一緒にアイデアをだしていければと思います。
そして新規就農者、次世代の若者をどんどんこちらの世界に引き込んでいきたいですね。
一方、新規就農しても売り先がなくて挫折してしまうことも見受けられます。
新規就農者や研修農業者を支援できる取り組みも必要に感じます。
ブロック会議では、勉強会以外でも話し合える場にしたいと思います。
生産者同士、もっと交流をすすめていきましょう。
勉強会について、早い者勝ちではないですけど、皆さん提案してください。
アンケートに書いていただいて、提出いただければ全体の中で調整しますので、よろしくお願いします。
(※勉強会のご要望は、宮楠さん、またはRadix事務局までご連絡ください)
上記の写真は、らでぃっしゅぼーや農産課の森崎課長のお話の様子。
詳細は省きますが、下記内容が話し合われました。
・ 売上動向について
・クレーム動向について
・温度管理、温度計について
・異物混入防止について
・禁止農薬の見直しについて
・農薬保管庫について
・管理帳票についての提案
・資材販売について(Pプラス)
・リースコンテナについて
・らでぃっしゅファーム和郷について
参加者からも活発な意見が出され、有意義な会合となりました。
ブロック会議の後は、福広塾参加者との合同懇親会。
一次会が盛り上がり、さらに二次会、三次会へと進み、それでも飲み足りない・話し足りない方はホテルに戻って2時3時まで語り明かしました。
翌日の福広塾の様子は、改めてご報告いたします。
Radix事務局:成田
« 前の記事 | 農産畜産ブログトップ | 次の記事 »


