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【01 農産会員情報】
2009-03-24
ゆうき伊賀の里 訪問記
3月13日(金)、後藤事務局長とともに三重県名張市の生産者グループ、「ゆうき伊賀の里」を訪問しました。目的は、今年度の勉強会の打ち合わせとグループ生産者の圃場見学です。
ちょうど、らでぃっしゅぼーや農産課の神保さんが各生産者の書類確認と圃場確認をおこなうとのことでしたので、一緒にまわることにしました。
************ お知らせ ***************
生産者による生産者のための農産勉強会、今年も各地で開催します!
昨年は三重のゆうき伊賀の里の福広博敏さんと、群馬の甘楽町有機農業研究会の新井俊春さんに勉強会の講師をしていただきました。
昨年たいへんご好評をいただいた勉強会の様子は下記のRadixブログをご参照ください。
・福広塾開催報告
・第3回 『めだかの学校』 ~新井塾~ 開催報告
さて今年の生産者勉強会は福広塾から始まります。
開催日は5月29日(金)、場所は名張市の福広さんの圃場です。
昨年同様、午前中から始まって圃場見学と座学などを予定。
福広さんに講師になっていただき、そのもてるノウハウを惜しみなく話していただこうという内容です。
詳細につきましては、まとまり次第お知らせ致します。
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さて、訪問記にもどります。
当日、小雨が降る名張駅で神保さんと合流し、福広さんの車にのってグループメンバーの月井さんのご自宅へ。
写真が月井さんのご自宅。
趣のある家で、中に入るとさらにいろいろなものが・・・。
月井さんは芸術家でもあり、写真の書はもちろん、右の伊賀焼きも制作されるほどのマルチタレントな生産者。
福広さんによると社交ダンスまでたしなんでいるとか。
その一つでいいから、あやかりたいと思う私です。
ちなみに生産者勉強会「めだかの学校」の講師をしていただいている新井さんもマルチタレントな生産者です。
大學で講師をしたり、パソコンで教科書のような資料をつくったり、そしてなんといっても歌がうまい!
群馬県甘楽町で開催されたNHKラジオ『ふるさと自慢 うた自慢』という番組でも熱唱。
その模様は5月2日(土)の午後9時05分~午後9時55分のNHKラジオ第一で放送されるので、農作業をしている方はぜひチューニングを。
月井さんのご自宅の玄関上の柱に手形のような半紙が貼られていることに気づきました。
お相撲さんの手形にしてはサイズが小さ過ぎるし・・、はて何だろう?
月井さんにうかがったところ、この地域では米寿(88歳)の記念に、88枚の半紙に手形をおして、近所に配るという風習があるとのこと。
一昔前までは、米寿まで長生きすることは稀だったそうですが、今では白寿をこえた100歳で100枚の半紙に朱の手形を押して配るご長寿の方もいらっしゃるそうです。
ご長寿の方を地域でお祝いする風習が残っているのはいいですね。
写真は、らでぃっしゅぼーやの神保さんと打ち合わせをしているところ。
皆さん、真剣そのものです。
出荷野菜の品質、出荷計画や栽培品目の調整などの話が続きます。
また、通いコンテナへの切り替えの可能性についても話し合われていました。
ちなみに写真の右から、福広さん、4月から福広さんのところで研修される研修生さん、現在研修中でもうすぐ岡山で就農する張田さん、就農2年目の村山さん、グループ最長老の岡田さんです。
もちろん月井さんも入っていますが、フレーム内に入りきりませんでした。
(※村山さんの就農話については、らでぃっしゅぼーやのmayuさんがブログで紹介されています。→http://mayu.taberun.jp/archives/2007/10/post_104.html )
打ち合わせの間、私の関心は期間限定のいちご大福に。。。
花より団子ならぬ、話より団子。
この地の名物とのことで、とても美味しかったです。
(※たぶん欣榮堂さんの逸品 → http://www.iganavi.com/detail/index_535.html)
月井さん、ごちそうさまでした。 <(_ _)>
月井さんの庭になかなかのコケがあったので、思わずぱちり。
スギゴケの仲間、タチゴケかな?
月井さんの圃場は、三重県のパイロットファームの中にあります。
写真は定植されてまもないレタス。
大根の一部に病気らしい症状がみられるということで、大根圃場へ。
ランダムに抜き取った大根をポキンとおると、右の写真のように導管部分が黒っぽくなっていました。
しかし葉も含め外見上は生理症状らしいものはみられません。
ちなみに周辺の3本を同じように折ってみても、同じ症状の大根は見あたりませんでした。月井さんもこれほどタイミングよく見つかったことにびっくり。
詳しく調査するため、この大根はサンプルとして公的機関に送るそうです。
(症状が外見にでていないことから「黒点輪腐病」の可能性が高いかな?)
就農2年目の村山さんの栽培記録を確認中の神保さん。
らでぃっしゅぼーやの農産スタッフは地道ではありますがひとつひとつの圃場確認と帳簿確認などを行っています。
村山さんのハウスの様子。
ネギの収穫を優先するためハウス内の灌水をひかえたため、両サイドのコマツナの生育は今ひとつ。
村山さんも、どちらを優先するかで迷われたそうです。
露地のホウレンソウ。
土壌pHがやや高いこともあり、すこし生育障害がでている様子も。
(※村山さんが借りている圃場は、鶏糞堆肥がかなり入っていたこともあり土壌pHが高め)
岡田さんのワケギ圃場(左)とそら豆圃場(右)
岡田さんのハウス栽培のシュンギク
育苗の様子(岡田さん)
右から二人目の方が、岡田さんのスーパー母ちゃん。
岡田さんご夫婦、仲むつまじく農作業をされています。
福広さんのトマト苗の様子。
生育がびしっと揃ったトマトの苗が整然と並べられているのを見て、さすがプロ!と思わず唸ってしまいました。
右の写真の通り、生育差がほとんど見られません。
それもそのはず、その日の気温と湿度、そして天候を考慮して水やりをおこなっているのです。(※水のやりすぎは徒長苗になりやすい。福広さん曰く、苗の水やり3年!とのこと。苗の生育をそろえるのに、それだけの経験が最低限必要)
両サイドの苗はやや生育が遅れ気味になるので、定期的に位置を入れ替えたり、灌水量を調整したりして苗の生育をそろえます。
苗が揃うと、収穫までの生育もそろいやすくなります。
左の写真の左側にある育苗用シートをめくると、右の写真のように本葉がでてまもないトマトの苗が並んでいました。
福広さんの水菜などが栽培されているハウスの様子。
ぶら下がっている黄色のプレート状のものは粘着プレート。
色に誘われて寄ってきた虫がくっつきます。
害虫の予察ができると同時に、初期の害虫密度の低減にも役立ちます。
福広さんの堆肥場。
おからに鶏糞、籾殻などを原料にしています。
右の後藤事務局長が立っている部分が、らでぃっしゅぼーや会員さんの家庭から出る生ゴミをリサイクルする取り組み「エコキッチン倶楽部」から回収された生ゴミを堆肥化しているところです。
福広さんの堆肥の秘密については、下記の現代農業の記事を参照してください。
今年の福広塾では、この堆肥の活用法についてのノウハウ話もあるので、ぜひお楽しみに。
********* 現代農業2009年1月号より **********
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「現代農業」編集部のご厚意で、2009年の現代農業1月号に掲載された福広さんの紹介記事の一部をどど~んと掲載!
(※写真をクリックすると、大きな画像になり読みやすくなります。福広さんの記事を全部はご紹介できないので、ご関心ある方はぜひ現代農業のバックナンバーをお求めください)
現代農業1月号には福広さんの記事はもちろん、「堆肥栽培元年」ということで堆肥の活用法、見分け方、肥料代減らしなどの記事が満載です。
目次を見たい、バックナンバーを購入したい方は下記の農文協さんHPへ。
現代農業 2009年(平成21年)1月号
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【追記】
福広さんが大切に自家採種しているタネ菜。(※写真は収穫終了後の畑の様子)
らでぃっしゅぼーやの『いと愛づらし名菜百選』にも選ばれていて、らでぃっしゅぼーやの野菜・果物いろいろ大図鑑にも紹介されています。
野菜・果物いろいろ大図鑑 「タネ菜」
ちなみにタネ菜の種は赤種。
タネ菜に近いといわれる野菜が三重近県でも栽培されていますが、そちらは黒種。
福広さんによると、赤種と黒種は交雑しやすく、交雑してしまうと黒種になってしまうので、気をつけて採種しなければいけないとのこと。
美味しいタネ菜のため、これからもぜひ自家採種をお願いします。
訪問当日、残されていた株から少し葉っぱをいただいてパクリ。
クセがなく、これが生でもなかなかおいしい。
ついついバクバク食べてしまいました。
(担当:成田)
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