農産畜産Blog

【03カリノの発見!】

2008-07-07

その土地にはケモノがいた!

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(野菜調査ケモノ隊 作戦行動中?)

四月から研修をはじめ、七月を迎えました。…暑いです!! 本当に貴重な機会を頂いてます。
ちょっと役者不足というか荷が重いという時もあるので、まだまだ頑張らねばなりません(>△<)ノ
さて、そろそろ本題に入らないと。勉強会を通じた産地巡りをしていて、学んだことを紹介していきたいと思います。(自分のためのコラム!!

肥培管理をしっかりと行えば、病害虫にやられない美味しい作物栽培ができます。
しかし、その生産物は、「食べ物」。人間以外だって食事をするので狙ってる動物たちがいるのです。それがカラスだったり、イノシシだったり、サルだったり、シカだったり。美味しい食べ物が大好きなのは人間だけじゃない!!今回は害獣といわれた動物の紹介をしたいと思います。
しかし、表現を変えれば、かれらは競争相手だったんですねぇ・・・。

 

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1.害獣発見! 各地の動物たち
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地元の北海道で害獣といえば、「シカ」または「キツネ」、あとは「カラス」で、収穫後は「ネズミ」の食害の対策が多く見られます。しかし、群馬の山中では「サル」を見かけたり(運転手だったので、驚きました)、あと関東以南は「イノシシ」の足跡がどこにでもありますね。沖縄みたいな南方だと害獣は何になるんでしょうか。聞いておこうっと。
まず、群馬の甘楽町有機農業研究会さんにお邪魔したときの話なんですが、甘楽町に宿をとった旅館で、想像と違うものと対面しちゃいました。体格が巨大で恐ろしげな「イノシシ」の剥製です。(あ、写真とってない)体長1.5mぐらいあって、牙も立派でおっかないです!
新聞でみただけですがアメリカでは、体長2.7m体重400kgとかいう「イノシシ」をハンティングして喜んだそうですが。それじゃ-ヒグマより怖いです。
あと聞いた話ですが、西日本に多い果樹園では「サル」の被害が多いようです。「モグラ」の害が発生する生産地もあるとか。
北海道にはイノシシがいないもので、子豚に角が生えたかわいい感じの「ハッスル!ハッスル!」してる元気な中型犬っぽいイメージだったのですよ。それは「うり坊」というイノシシの子供らしいですが。
あの甘楽町にあった剥製のイノシシは、…間違いなく子供のころにみたら泣いてましたね(>△<)
とはいえ、北海道に出没してるヒグマと違ってイノシシは捕獲されると「イノシシ鍋」という大変美味しい料理となって近所に振舞われたりするそうなので、この研修中に食べられる機会を狙ってみたいところ♪
そういえば、北海道でもシカが捕獲されたら刺身にされたり、ルイベにされたりしてました。
雄鹿によっては仰々しい角で1mも身長を水増させてこちらを威嚇してくるので、「山の主」なのかもしれません。

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これで害獣対策!?
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群馬のくらぶち草の会さんでは、「イノシシ対策」として、電気網でほ場を囲う対策をしていました。この電気網による対策は生産者の多くが利用してるようです。…が、文字通りに猪突猛進された場合は「ビリっときたーっ」とイノシシが感じたころには柵の中。ほ場の中で好き勝手して去っていくということもあるそうです。なんてこったい!

「サル対策」は、果樹園は基本的に高い柵に囲われているので、そこに飼い犬を放して番犬にしておくとサルはやってこないとか。さすが「犬猿の仲」という言葉があるだけはあります。

「カラス対策」は、水田でアイガモ農法で、アイガモがカラスに襲撃されないようにする対策ですが、水田周囲の天井に水糸を蜘蛛の巣のように張り巡らせることで、水糸が邪魔でカラスが入ることも出ることも難しくなり、飛べないアイガモは安全という対策。

「キツネ対策」は、これもアイガモ農法でアイガモがキツネに襲撃されないようにするためですが、水田周囲で犬の散歩を繰り返すことで匂いをつけ、キツネが近寄りづらくする方法です。効果は微妙らしいですが。

クサリの付いた犬は、カラスやキツネに「君のゴハンおいしいねぇ。いやぁおいしい」とエサを勝手に食べられ、怒って噛み付こうとするんですが、クサリの半径を知っているカラスやキツネは「おっとここまで逃げれば大丈夫」とタイミングよく逃げ切ってました。
賢いというかイヤラシイ性格ですよね・・・。しかし吠えるという仕事もするので、害獣ならぬ泥棒よけにもなります。
本州では病気や害虫の規模が大きいと聞いてましたが、害獣の害もかなり脅威のようです。暖か湿度もあるせいで菌の繁殖も旺盛です。

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北海道の道央のあるほ場
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地元の北海道のほ場では、畑ではカラス、倉庫ではネズミの食害が目立つのでその対処に困ってます。 ジャガイモ・ニンジン・タマネギを1tコンテナ単位で管理してますが、鉄骨に網目のため、ネズミが簡単に侵入して食害してしまうので発見したときには30kgは除去して破棄するはめになってます。
ネズミ捕りやチュークリンを仕掛けてるんですが、最初はビーフジャーキーやチーズを仕掛けても見向きもされず、食害してるジャガイモを角切りにして仕掛けたら、毎日のように捕獲できるようになりました。
まぁ、捕獲する数よりも増えるネズミの数が上回っていたわけですケド。orz
あとはカラスの害。有機栽培で生産しているほ場が回りにないため、季節になると集団でやってきて、食べもしないのに遊びで突付いて回るので、手当たり次第に破棄品にされてしまいます。Radixに研修に来るまでは、カラス対策はエアガンで石灰の玉をつめて脅かすぐらいしかないかなと思っていたのですが、アイガモ除草してる生産者さんたちが、水田の天井に水糸を張り巡らしていたのを真似しようと思います。…と、さっそく地元の人に聞いてみました!
生産者さんは「水糸500m買ってきてすでにやってみた」とすでに実験済み。結果、効果はあったそうです。しかし、「害を減らす効果」を求めた場合、大変な労働力に!考えてみれば当たり前ですよね。
うちでも、一つの畑の面積が最低でも2haはあります。ひたすら歩くのでほ場一つ完成するだけでもかなりの労力になります。研修を終えたら実験として自分でやってみたいと思います。
うーん。その時期だけ帰省してやってみるのもいいかな?

こういう対策一つとっても、とても勉強になるんです。生産者から学んだ対策や提案を聞くたびに「これもすぐにもやってみたい!!」って思うことばかりなんですが、実践するのは研修を終え帰ってからになるので、とてもお預け感があります。

早く帰って試したい!」っていう衝動と、「もっと学んで勉強したい!」という欲求のせめぎ合いが、ぼくの心の中で戦っております。(@△@)
とりあえず、耐え切れなくなるたびに地元の同じ生産者後継者の仲間に電話し、ぼく「本州ではこんな方法をしてるんだ。これをやってみてくれ!!」仲間「なにをいってるんだ? 直接こっちに来て実施してくれ」と、甚だ芳しくない回答を得ております。


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