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【01 農産活動報告】
2011-04-20
らでぃっしゅファーム和郷研修レポート
Radixの会第4期研修生の竹内崇(たかし)です。今回らでぃっしゅファーム和郷さんに4月13日から16日まで、4日間農業研修に行かせていただきました。(らでぃっしゅファーム和郷さんは2009年4月13日に設立、取締役の大西篤司さんを筆頭に地元の生産者の方と主にじゃがいもやさつまいもなどの根菜やトマトを栽培している農業生産法人です。)
1日目、バスからおりそのまま畑へ行きにんじんの除草と間引きをさせていただきました。間引きとは、1つのマルチの穴から複数のにんじんが生えているのを生育が良好なのを1本選んで他のにんじんを抜く作業です。除草剤が使えないので1本1本手作業で雑草を抜くのは骨が折れる作業で、日々苦労されているのが身にしみて分かりました。にんじんは彩誉(あやほまれ)という品種で、6月中旬に収穫予定だそうです。
2日目はトマトのハウス内にミニトマトを誘引する支柱をたてました。誘引というのは、ミニトマトの体にひもを絡ませ、ミニトマトを起き上がらせて管理しやすくする事です。このミニトマトは、ネネという品種で、5月中旬に収穫予定だそうです。その日はとても天気がよかったのでハウス内の温度は35℃くらいになり、全員汗だくになりながら作業に取り組みました。夏のハウス内の温度は40℃以上になることも・・・
3日目は、立てた支柱にスズランテープを巻きつけました。(スズランテープとは梱包などに使うビニール紐で梱包以外にも運動会やスポーツ大会の応援で使うボンボンにもつかわれます。)この巻きつけたスズランテープにミニトマトの体を巻きつけます。これからミニトマトがどんどんこのテープを伝って生長していきます。生長して茎が伸びたミニトマトもぜひ見てみたいものです。
左が支柱を立てる前の状態、右が支柱を立て、スズランテープを張った状態です。
4日目、いよいよ誘引です。ミニトマトの体を起こして、スズランテープに光分解性の誘引テープを巻きつけます。ミニトマトの体を起こすとき茎が折れてしまいそうなので慎重に作業しました。乱暴にあつかうと枝の先が折れてしまったり、熟していないミニトマトの身が落ちてしまったり気が抜けない作業でした。
取締役の大西さんは3年前にはらでぃっしゅぼーやでお仕事をされていたそうです。初めて農業に取り組んで、野菜を作る大変さ、そして自分で苦労して作った野菜を家族に食べてもらうことに感動し、らでぃっしゅぼーやにいた時と違ったやりがいを感じられているそうです。
4日間らでぃっしゅファーム和郷さんに研修させていただいて感じたことは人との繋がりの大切さです。らでぃっしゅファームの皆さんは辛い作業をしていても冗談を飛ばして笑い合ったり、けれど、重要な作業は真剣に臨んだり。互いに信頼しあっているのを肌で感じ取ることができ、そういった人と人の繋がりもまた、農業の魅力の1つではないかと思うことができました。
【01 農産活動報告】
2011-03-29
西日本若者集会 開催報告
3月12,13日に、西日本若者集会を大阪で開催しました。関西の生産者から、「関西でのイベントが少ないんじゃないか」「若者集会をやってほしい」という要望を受けて開催が決まったこの若者集会でしたが、前日の3月11日に東北関東大震災が起こってしまい、一時は開催が危ぶまれていました。しかし、西日本ではそれほど地震の被害は出ていないということで、予定通りに決行!
以下その報告を致します。
「流通」がテーマのこの西日本若者集会では様々な流通団体との対話に重点が置かれていました。この2日間で東果大阪株式会社、大近グループのスーパー、そしてらでぃっしゅぼーや大阪センターと、3つの流通団体を見学しています。
これらの見学先を選んだワケは、らでぃっしゅぼーやの生産者の方々にも、らでぃっしゅぼーや以外の一般流通、市場やスーパーなど、も見てもらいたいという思いがあったからでした。そういった流通のスタンダードとなっているものを理解することで、生産者自身の活動に広がりが出るかも知れないし、一般流通に対してのらでぃっしゅぼーやの取組みの方向性というのもより分かるのではないかと思ったからでした。
晴天に恵まれた12日、集合場所の東部市場前駅から歩いて東果大阪株式会社へと向かいます。東果大阪株式会社は大阪東部市場の中にあるため、途中で市場を見ることができるのですが、土曜日の午後だったため残念ながら実際に動いている市場を見ることはできませんでした。
左の写真には大阪市東部中央卸売市場の文字が。ものすごい規模の建物でした。稼動していたらさぞ活気があったんだと思いますが、日程があわずに残念。
市場の中に入ってからは東果大阪株式会社の会議室に案内していただき、ディスカッションです。前日は東京に行っていたという重田秀豪社長も駆けつけてくれて、社長自ら野菜ソムリエなどの資格や青果物推進運動、通信販売など様々な取組みについての解説をしていただきました。東果大阪株式会社では肥料の製作、販売にも関わっていて、生産から流通、販売促進まで実に手広く事業を展開していました。その根底には、市場が生産者と消費者の中間の立場であるという利点を生かし、物だけではなく情報も流通させるという考えがあるそうです。
その後は宿泊場所でもあるスパワールドへと移動。スパワールドの売りである大温泉に入る前に参加者全員でグループワークを行いました。3つのグループに分かれて、グループ毎に「10年後にあるべき自分たちの農業のかたち」という若者らしいテーマで語りあってもらい、最後にグループの代表から発表していただきました。なかなか会うことのない各地の若者たちが熱く語り合う光景が見られました。
2日目の朝は皆でバスに乗り込んでスーパーに移動します。行き先は大近グループのパントリー都島店です。最初のディスカッションでは大近グループとしての取組みを紹介していただきました。最近では有機食品や無添加の加工品などを購入できる場所も多くなっており、このパントリーでも「愛情良品」という加工品の独自の基準を作っています。物によっては愛情良品専用の自社工場を作っての製造まで行っているそうです。
農産物の場合は「愛情ファーム」という別の基準があり、栽培履歴を取ってあり、各県の特別栽培基準の半分という厳しい基準を設けています。また、加工品の添加物では愛情良品でないものでも化学調味料やアミノ酸を使わないという基準があります。どうしても必要になってしまう加工品でも、使っていい添加物は100年前から使われているものという風に、面白い取組みも行っていました。 ![]()
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若者集会の最後には、らでぃっしゅぼーや大阪センターを見学しました。参加者の中には、初めてセンターに来る方や自分たちの出荷した野菜を見つけた方もいて、喜んでいただけたようです。参加者は農家の方が多かったためか、やはり農産物を見ることができるとテンションが上がるみたいで、皆さん非常にいい笑顔を見せてくれていました。
センターに入る前には髪の毛などを落とさないよう帽子をかぶり、衣服のゴミをきっちり取っておきます。靴にもカバーを付けてます。
ちなみに、今回の若者集会では参加者の方々にアンケートの記入をお願いしました。アンケートには連絡先などを書いていただき、全国の若者のネットワークができればと思っています。目標は東日本・西日本それぞれ100人の名簿を作ること!そしてできた名簿は冊子化して、参加した皆さんに配布する予定です。次回の若者集会がいつになるかは分かりませんが、皆さんぜひご参加くださいね!
Radix事務局 高橋
【01 農産活動報告】
2011-03-04
会員サービスセンタースタッフとの交流会を開催しました!
Radix会員の皆様は、らでぃっしゅぼーやの会員様からのお問い合わせや感謝の声、そしてクレームなどがどの部署にきているかご存知でしょうか? (Radix事務局 高橋)
らでぃっしゅぼーや会員の方々からの声をまず受け取るのは、らでぃっしゅぼーやの会員サービスセンター(以下SC)のスタッフなのです。SCではお客様への窓口として、日々お問い合わせやクレームなどに応対しているのです。
そのSCスタッフの方々が普段どうのようなお客様からの声を聞いているのかを聞いてみたいというRadix役員からの希望があり、そしてSCスタッフとしても実際に生産者とやりとりをすることが稀なため、今回のSCスタッフとRadixの会役員との交流会が開催される運びとなりました。
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今回は初めての交流会ということで、Radixの会からは人数を絞って農産部会の役員4名が参加しました。対してSCからは7名が参加し、Radicleの会から参加の2名を加えた、13名での交流会となりました。
参加されたRadix役員さんの中にも電話対応をされていた方もいたため、SCスタッフとの話は大いに盛り上がりました。
今回参加していない生産者の皆さんにもぜひ聞いていただきたいようなすばらしい内容がもりだくさんで今回参加のRadix役員さんからもSCスタッフからも大変好評でした。
また別の機会を設けて行いたいと考えています。
【01 農産活動報告】
2011-03-01
北海道ブロック会議 開催報告
2011年1月22日(土)、北海道札幌市にて北海道ブロック会議を開催しましたので、その概要をお伝えいたします。
【菅野理事】
雪かき等で大変なときにお集まりいただきありがとうございます。
今年はけっこう豪雪で、北海道のタマネギ農家さんのタマネギの苗床用のハウスが倒壊したとの話を先ほど聞きました。
この雪の多いときにビニルをかけているところが潰されるというは、いかに建て替えるのが大変か、私も昔やられたことがありますので心からお悔やみ申し上げたいと思います。
昨年の話はもうしたくないかもしれませんが、皆さんの技術をもってしても昨年はそれを超えるような気候で大変な被害がありました。
らでぃっしゅぼーやの作付に対しても相当の欠品がでたという方も多々いらっしゃるかと思います。
そのような中でRadixの会もいろんな勉強会を通じて、それをなんとか克服していく、次に再生産できることをしっかり整えていかなければならないということをいろんな面から学習していかなくてはならないと思っております。
また去年の6月に帯広畜産大学の谷先生が生徒さんをつれて私の圃場にきていただいて、汗だくになりなって圃場を掘っていただいて圃場の診断をしていただきました。
今日はお手元にあります資料をつかって詳しくお話していただけると思います。
わたしたちは作物の上部については日頃気をつけてみているんですけど、土の下、そこが作物に与える影響が非常に大きいということ、また国でもやっています土地改良事業、それをどう効率よく働かせるかのヒントにもなるという気がします。
ただお金を土地改良に投じても、昨年も富良野でも水が浮いている状態でしたが、莫大な予算をつけて富良野でも暗渠をやろうとしています。
いままでどおりの方法で良いのか、このままで良いのかと危惧しております。
向こうの方からも生産者の意見を聞きたいとだんだんと口にするようになっていますので、生産者としてのこのようにしてほしいと提言するなど、土地改良事業を将来につなげる事業にしないと大変なことになります。
また次回のRadix役員会に向けて、どういう学習会をしたいとかの意見があればどんどん言ってほしいと思います。
(以下は参加生産者からのコメント抜粋)
【いずみ農園 泉吉宏さん】
昨年はあまりいい年ではなかった。
レタスは高温で巻かない、だいぶ出荷ができないものも・・。
キャベツも雨による被害あり。
これから品種を変える、暑さに強い品種などへの変更も必要かなと思うんだけども、果たして今年も温暖化になるかどうかわからない・・。
今年も雨が多いという話も。
ジャガイモも収量が悪かった、ナガイモも場所によって腐れがでたり・・。
集中豪雨に対応できる作物づくりの検討も必要かな。
十勝では根っこから腐ることが昔あったが今は少なくなっている。
昔より土が変わってきたのかな。
サブソイラーを入れて排水をやっているので水がたまらないのかも。
【大牧農場 五十川 賢治さん】
十勝平野の真ん中でやっています。
本日は4名で参加、販売の方にも力をいれて販売担当もつれてきています。
昨年は皆さんと同じように高温多雨でジャガイモは新聞に載るほどよくありません。
男爵の場合、センサーで15~20%ぐらいはじいています。
全体としての収量はまずまずですが、センサーではじくので・・。
供給は作付け量を多めにしているので心配はありません。
小豆は窒素が切れない、葉がついて茎が青いまま鞘が枯れてしまった。
大豆に関しては収量は意外に10%ぐらい多くとれたのでよかった。
小麦の話はちょっとしたくないのです。
大牧というところは、然別湖の伏流水が多くて下から水分、地下水がでてきます。
深層暗渠を含め、砂利暗渠など半永久的なかたちの中で、国のだいじなお金を使って行った方がよいのかな、それと組み合わせてサブソイラーかな。
それがなかったら去年のジャガイモはおそらく全滅、収穫もできなかったと思います。
それと気になっているのがTPP、昨年は米の値段が2割下がって・・。
去年のカリフォルニア米が10kg730円ぐらいで販売なので・・。
きちんと物事を整理した上でTPPの話をした方がよい。
【オニオンファームカワマタ 川眞田 修さん】
春の低温、6月の後半からの高温が続いて7月末~8月と繰り返しの大雨。
自分のところは早生が1/4、あとは晩生のタマネギを栽培。
早生は平年並みによかった。
植えつけが天候の加減で移植時期が10日以上離れた。
春のハンデが低温とプラスされてかなり差がついた。
早生はそれなりに収量あったんですけど、晩生は収量が半分ですね。
本当に恥ずかしいんですが、どうしようもないです。
作付け面積は約10町歩あり、タマネギは7町歩、残りは緑肥の大豆とデントコーン。
輪作まではいかないけど畑を休ませています。
あとトウモロコシを5反ほど作っていますが、息子が担当しています。
かれこれ有機をやりはじめて10年ぐらいで土づくりがまだ十分できていない。
大雨に対応できるような水はけのよい畑がまだできていない。
もともと田んぼだった地帯なので、広い面積のところの低いところに集まってくる。
大雨になると田んぼになる部分ができて、根っこがやられてしまう。
土地改良をしてと思うんですけど、人間の思うようにはいかない。
谷先生の話、本当に興味があります。よろしくお願いいたします。
【オニオンファームカワマタ 川眞田 潤さん】
トウモロコシ担当でやっています。
昨年の収量はあまり良くなかったですね。
量的にしても味的にも良くなかったです。
一昨年の方が良かったので同じやり方をしていたんですが。
一昨年と去年と同じ作り方をしてかなり差があった。その違いをよく考えていこうと思う。
皆さんのおはなしを聞きながら勉強させていただきたいと思います。
【関 哲男さん】
皆さんと同じで最初は旱魃ぎみで7月下旬から大雨。
最初降ってくれて良かったなと思っていたら、いつまでも降っている。
50年前にやった暗渠がある。これが今でも効くんですよ。
水口からどんどん水がでるんですが間に合わない。
作物にとってかなり苦しい状態。
芋なんて半分ほどの面積は掘らないでほかしてあります。
お客さんのところに行って何かあるよりは、畑にほかっとけということでそのままにしてあります。
カボチャはわりとサブソイラーと暗渠がうまくいって、カサブタなんか少しでましたがたいしたことなかった。
小豆はそうでもなかったのですが、金時豆、サイトウ類(インゲン)は立ち枯れになって、いくらか拾ったんですがその程度で、結局は一年間拾うだけで終わった。
【ちにたふぁーむ 田中 和正さん】
上富良野町よりやってきました。
昨年は例外ではなく11月の仕事がないことが物語っています。
幸いにも考える時間がとれたかな。
作物はすべて収量が減少しました。
昨年、一昨年と雨が多かったので表土が流れたことが年々悪影響を出した。
ジャガイモにしてもニンジンにしてもカボチャにしても、かなりの収量減。
田んぼで転作しているカボチャは完全に水耕栽培、完全にあきらめの境地。
わずかに良かったのが水稲。ただし高温で米の質は高温障害で悪いです。
面積が狭いので完全な輪作体系はとれないですが、以前小豆と麦と馬鈴薯と、輪作をとっていたときに勝るものはないなと、いまはうまく輪作できていないので考えどころ。
Radixの会で勉強会を開いていただいていることは非常に良いのですが、圃場はやはり物理性ですよね。
技術を学んでも物理性をなんとかしないと、このような天候の場合はなかなかうまくいかないんじゃないかなと思います。
これからも皆さんのお知恵をかりてうまくやっていければと思っています。
【なかふらのすりーしーず 徳弘 英郎さん】
うちのグループもあまりよい結果ではありませんでした。
あまり言い過ぎるとみんなマイナス思考に入り込んでしまうので、あまり言いません。
ひとつ特徴的だったのは、中富良野町は富良野管内でも面積が比較的少ない地域なので、同じ町内でもけっこう場所によって雨量の違いがあったのではと思います。
布施さんと南北7~8kmぐらいですが、電話で話をすると『大雨だったでしょう』と言っても『そうでもなかった』ということが2回ぐらいあった。
局地的な大雨、地域的な雨量の違いがあり、わずかな違いが作物の出来不出来に影響してきたのかなと感じました。
玉ねぎ中心に作柄が良くなかった。
らでぃっしゅぼーやにも無理をお願いしてきた。
クレームなどでもご迷惑をおかけしてきた。
これから異常気象がおきるのが当たり前に。
日本の食べ物全般に関わってくる問題。
いままでどおりのつながりも、らでぃっしゅぼーやを通じて消費者とのつながりも、やはり変えていくというか考えていくというか、消費者も自分たちの食べる食べ物がなくなりかねない。
そのような危機感を感じ始めています。
良い作物をつくるのはもちろん、食べてくれる人との関係性をどのようにしていくかを考え直す時期なのかなと思います。
【麓郷生産組合 菅野 義則さん】
昨年は大変な年でした。
じゃがいもはシンシアが皆無でした、ひとつもとれませんでした。
ニンジンも腐ったり。
自分の工夫として、畑を休ませて1~2年ぐらいは緑肥をまいて1年間がっちり休ませる。
エン麦とかベッチとかを組み合わせる。
エン麦も春一番で植えて、わざと種をつかせてから鋤きこんで、種が発芽してからさらに鋤き込むと(畑が)ほこほこになるんで、去年はそこの玉ねぎはほとんど腐らなかったですね。 春植えて、6月頃にはきのこが生えてくるです。
不思議とそのような畑では玉ねぎはほとんど腐らなかったです。
2年連作して作っているところは、早生のタマネギが腐りました。
自分的には追肥が少し遅かったのかなと思いまして、早生系ははやい段階で追肥をすませてしまう、変なときまで窒素が残っていると悪影響を残すんだなと気がしました。
どんな作物でも一箇所の圃場には植えないようにしています。
タマネギでも3箇所ぐらいに危険分散して、一箇所がまったくとれなくても二箇所の圃場がとれれば、20年間有機でやってきてそのような状況だったので、ジャガイモでもニンジンでも少なくとも2箇所に作付けをしています。
あと自分が考えているのは、北海道は専業農家ばかりなので、2年ほど半作が続くと本当に経営が危うくなりかねない。とにかく売上がなくてはならない。
BT剤など、使って良い範囲なら、らでぃっしゅぼーやに連絡すれば使える。
どの作物にどの剤が登録されているのかなかなかよく分からないので、そのような勉強もこれからしていって、全滅するおそれがある場合には、それを使っていくようにしないと大変なことになるのではないかと提案していきたいと思います。
いろいろな菌だとかを使いながら防除体系を組み立てている生産者もいますので、安く、自分でできて、どんどん増やして散布して、北海道型の大型スプレイヤーでかけられるような方式でやれるような勉強会もこれからは良いのかなと、あらゆるものを組み合わせて水揚げを増やしていく方法を考えないと続けられないとそう思っています。
【オーガニック・マーケット・北海道 長内 隆之さん】
去年は長期予報では冷夏の予定だった。
余市でも4月は寒くて、6月からは暑くて果樹が花が咲く頃に温度がないと実がつかないということで、数多くショートしたものもあります。
サクランボも収穫前から痛みがでる状態。
農協さんでも6割ぐらいの売上だったみたいです。
うちの生産者さんも売上的には半作ぐらい。
果樹は雨・寒さに影響がありますので、勉強会等で小祝さんの肥料もいれていますが、かなわない面は花時期の天候、寒さ、こちらでは果樹、5月ぐらいが果樹の花が咲く時期なんですよね。
15度ぐらいだと手の打ちようがない、やはり20度ぐらいないとその時期は。
その時期になると、アスパラを始めるんですけど、アスパラも3~4年前までは本当は5月10日を過ぎたら出荷が始めるんですけど、(昨年は)あまりに寒くて5月末から出荷。
昨年はピークがなくて、暑いけど抜けが悪い、悪条件が重なって・・。
努力では無理な部分もあります。
サクランボが終わって、プルーン、リンゴとなります。
プルーンも雨が続いて割れて、収量が落ちて・・。
ハウス栽培は抑制になんですが、インゲンあたりは6割ぐらいの出荷量で終わりました。
なにせ花が落ちるんです。
植替えもありましたし、ミニトマトも実がつかない。
市場ではものがないぶん高いです。
生産者も市場にだしても、ぶら下がっているものが少ないので、生産者曰くこの3倍ぐらいの値段がないとあわないというのが現状です。
あっという間に秋も終わったような感じで、ハウスで9月頃になって潤沢にものがでるはずが、あの高温でしたから、ハウスの中でもまだ夏だと思っているですよね、どうしても花がきれいに咲かない、形が悪くなる、植替えをしなくてはならない、間に合わない、量がとれない、常に悪循環でまわってきました。
五十川さんの話ではありませんが、男爵あたりは形が悪くて、たぶん空洞があると思います。
去年みたいな天候だと、やはり肥大。雨が降って暑くなる、ぐっと肥大する、それで手の打ちようがなくなる。どうしても形も悪い芋ができあがる。
収量的にはややですが、中身的にはうまくいかない。
芋あたりは一昨年も不作だったわけですから、生産者の基礎体力が弱ってくると生産者もつらいところがあります。
栽培肥料、肥培管理で補えない部分でちょっと苦労しています。
どんより暗い話になりますけど、去年の状態はそんな感じでした。
今年は余市も去年より雪が1mぐらい多いんですよ。
雪が多い年には不作がないといいますから、これからがんばって期待してがんばります。
【狩野自然農園 狩野 隆行さん】
去年は、(昨年の)Radix会議の後の大雨で皆さんと同じような状況です。
ニンジンで言うと20tとる予定が1.5tしかとれなかったり、ほとんど水やけで溶けてしまいました。
あわてて明渠を掘ると、土のところに水がたまっていたのか暗渠から水が流れ出ました。
圃場を田の字で掘ってりして今年ちょっと効果があればいいなと言う状態です。
ジャガイモの方は、収穫量はそんなに減量なし。
水につかっていたためちょっと収量が落ちてしまいました。
玉ねぎもつくっていますが、水やけがすごくて10tとれる予定が2~3tというすさまじい状態で、今年農家やめようかななんて親が言っていたんですが、軽く無視しました。
これまで暗渠いれるいれないという基盤整備しようかという話がいろいろとあったんですが、畑と水田がつながっているところが何箇所かあって、水田の水が漏れてきたのか沼地のような状態になったのが4町ぐらい今年使えないような状態になって、明渠を掘りまくって今年は知らないようにしようかなと。
今年はしばれが、寒さが早いのか、ジェットヒーターをかけて倉庫においておいたのですが、ちょっと腐れが多いかな。
積雪量が多くて作業が遅れていて、ちょっと出荷状況も遅れています。
【らでぃっしゅぼーや農産課の森崎課長からの報告】
1.会員さんからの「ありがとう」のお手紙の紹介
2.2010年のらでぃっしゅぼーやを振り返って販売網の拡大
(移動販売、e-らでぃっしゅ、らでぃっしゅのおだいどこ・・書籍)
全国のセンターと会員数
会員数とぱれっと数
ぱれっとリニューアル(ベーシック野菜の需要が高くなってきている)
3.作物(品目)別に産地担当を変えようと考えています
4.作物栽培も情報交換を活発にしていきたい
【北海道センターよりスタッフ紹介と現状報告】
北海道センターの寺尾さんと小澤さんが北海道センタースタッフの紹介とセンター業務の現状などをご報告いただきました。
【来期の北海道ブロック会議の日程について】
・時期的には例年どおりの時期に開催
※2月24日のRadix役員会にて、2011年度の北海道ブロックは
7月8日(金)~9日(土)が開催予定日となりました。
帯広畜産大学の谷先生の勉強会を終えた後、新年度に向けて英気を養うべく、みなで懇親を深めました。
今年の札幌は雪が多め。
札幌大通り公園のテレビ塔前も雪に埋もれて写真の通りの状態。
中に入ろうと思ったけど、ここでラッセルするのもなんなので歩道から見るだけにとどめました。
(Radix事務局 成田)
【01 農産活動報告】
2010-12-17
トマト勉強会 圃場視察編
10月9日、山梨県中央市にてトマト栽培講習会を開催しました。
この勉強会では、トマトづくりのベテランである新井俊春さん(甘楽町有機農業研究会 会長)と福広博敏さん(ゆうき伊賀の里 代表)をお招きし、サラダボウルさんのトマトハウス視察時の解説、そして視察後の講習会の講師をして頂きました。
新井さん・福広さんには、これまでに新井塾・福広塾という名前で何度も勉強会をしていただいており、勉強会のベテランでもあります。
この講習会の始めに行われた圃場視察では、サラダボウルさんのトマトハウスと、作業場を見学させていただきました。
それでは、圃場見学の概要を報告します。


