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【01 農産会員情報】

2008-11-27

BM技術協会全国技術交流会in成田

11月21日から23日にかけて、2泊3日、年に1度のBM技術協会恒例の全国交流会が開催された。今回で18回目。大会の命題は「食料・環境危機に直面し、生産・生活・地域のあり方を変えよう」というものだ。(タケウチ)

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その模様を報告したいのだが、まず集会の全体感から。
1日目は午後1時スタート。協会の核をなす講演が発表される。2日目は様々な取り組みの発表、後半は2日間のすべての発表えを受けた形で命題に迫る「食料・環境危機時代に、どう生産・生活・地域を変えていくか」と締め括りのパネルディスカッション。最後の総括を常任理事の伊藤幸蔵氏(米沢郷牧場執行役員、ファーマーズクラブ赤とんぼ)。3日目は朝からチャーターバスに分乗して、幹事団体となった和郷園の取り組み視察をして解散。

毎夜の交流懇親会のエネルギーもさることながら、これでもか!と進んでいく数々の発表に圧倒される。その充実のプログラムを全部拾うと……

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【01 農産会員情報】

2008-11-13

さんぶ野菜ネットワーク20周年

千葉県山武市の生産者団体さんぶ野菜ネットワークの母体、JA山武郡市有機部会の設立20周年のイベントに、事務局長と参加した。折からの低気圧であいにくの雨模様、肌寒い天気ではあったが、参加者はらでぃっしゅぼーやの会員さんはじめ団体が日頃お世話になっている生協さんを含めてなんと300名を越えた。

R0120263 なんか成田闘争のような集合舞台(?)は、イベントを象徴する写真ではありませ~んので。あいさつもそこそこに、ここから田園ウォーキングがスタート…

これまで●周年とか銘打てば、あぁどっかのホテルで、お歴々の長~い挨拶から始まる宴会と相場は決まっていた(?)気がするが、今回は違った。

開始時間は午前10時。
「みなさ~ん。今日は足元の悪いなか、さんぶまで来ていただいてありがとうございま~す。云々」とあいさつもそこそこ、8班に分かれてスタートしたのは田園オリエンテーリング。片道約2.5kmの野道、畑の畦道散歩。なだらかに続く丘陵の畑、小川に沿って田んぼ、こんもり点在する森、縫うようにくねくね続く小道。房総半島の北、成田空港の南に位置する千葉県山武は、それはのどかな農村地帯だ。 (タケウチ)

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【01 農産会員情報】

2007-11-29

有機ネットやまなし

11月27日、お誘いを受けて「有機ネットやまなし」設立総会・記念講演会に参加させていただいた。
これは以前から山梨県内で有機農業を軸に地元の方たちとの交流を進めてきた「有機ネット市民の会」が中心になって働きかけてきたもので、今回はその活動の延長として、より具体的に活動を進めよう!との趣旨から開催を発案したとのことだ。

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久しぶりにお会いした早川宗延さん。白州森と水の里センターのみなさん。山梨自然塾のみなさん。IFOAMジャパンの村山勝茂さんもいらっしゃった。
メンバーはらでぃっしゅぼーやでもおつきあいのある方々が多い。

総会は全会一致で「有機ネットやまなし」の設立が決まり、理事長に重鎮・澤登芳さん、副理事長の中には自然塾の小澤さんや白州の椎名さん、黒富士農場の向山さん(事務局長)が名を連ねた。以下が設立趣意書......

・「有機農業推進法」の施行に基づき「国の有機農業推進に関する基本方針」が策定されます。県は、これに基づき「推進計画」を策定するに当たり、有機農業関係者の自主性を尊重することになっています。
・そこで、県が策定する「有機農業に関する推進計画」に山梨県内で有機農業を実践・推進してきた有機農業者、消費者、関係者自身の声を反映させるために「有機ネットやまなし」を設立します。
・本会は、「有機農業推進法」施行後、各県レベルで続々と立ち上げられている本会と同様な性格を有する団体と連携を保ち、各県の動き、行政の対応についても情報を収集するとともに、発信していきます。

......先月25日、全国有機農業推進委員会なるものが農水省を事務局として立ち上がっている。この会議も傍聴しにいったのだが、今後"有機農業推進法"なる法律が、具体的にどう生産者に関係してくるのか、有機というマーケットがどう変化していくのかについては見えない部分が多い。都道府県は概ね5年以内にこの法に基づく施策を講じねばならないが、その規模や内容の構築に動き始めている自治体は少ないとも聞いている。

そんな中では、やはり巷の評価、評判、風評も様々。「国のやることだから」とナナメに見ている人もいれば、何かメリットがあるようならその時点で享受したいと慎重に考えている人もいる。推進法施行初年度が5億円と、国がするにしては湿っぽい予算も「なんだかな~」と揶揄されたり、まあ先行きは(慎重に見れば)不透明とするのが無難だろう。
 
「行政の方針や施策をよりよく方向付けしたい、そうしなければいけない」と考え、先んじて前向きに関わっていく方たちも多くいる。間違いがないのは、民主国家である以上、有機農業推進法も、国民の意見が反映される仕組みなのだという点と、それはローカルに考えて、有機農業を実践している現場としての都道府県、市町村のことなのだという点だろう。
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そしてこの法律が、日本農林規格が示すところの「JAS有機」とは違い、環境保全型の生産全体を底上げするために、流通や消費者も含めた生産流通消費の活性化を目指していることも覚えておきたい。事実前出の全国有機農業推進委員会のメンバーも、日生協、イオン、モスフードサービス、全農などが名を連ねている。※右の写真はJAS有機との違いを示したもの。暗く見づらいがクリック→拡大画像で見てください

さらには、この法律はこれを技術面でも体系化すべく、全国に技術センター的な枠組み作りを進めていくという。有機栽培の技術においては、一日の長、指導的な役割を任じられしかるべき方が多く関わるRadixの会、らでぃっしゅぼーやも含めて、関係のない動きでは決してないだろう。

この総会で、講演会としてこの推進法を所管する農水省生産局"農産振興課"の課長ホサさんが1時間ほどお話をされていた。ず~っとスライド通りのお話しで、それはそれで1時間で寸分たがわずスゴイなと思ったのは余談で、とにかく有機農業に関係するデータがこれでもかと出てきていた。調べまくっているのである。参加者150名ほどだっただろうか、全国を手分けして推進法の説明と啓蒙に各地を奔走していることも想像された。

さて、有機農業の推進とは、直接はマーケットの拡大を目指すという要素も多く含んでいて、立ちはだかる様々なハードルの中には、価格のこと生産性のことも当然ある。反面生産性が向上してマーケットが拡大しても、それをつくる生産者が拡大しなくては自縄自縛に陥る。その双方をどうバランスさせるかが、この法律の周辺、そして皆さんが有機農業を進めている足元である地方自治体に求められてくるのではないか?

こうなると、足元の利害、少なくともこれまで以上に、有機農業を進めている本人にとっていい方向にならないと困る、というかおかしいじゃん! ってなことになってくる。まさか法律ができて、いつのまにか輸入オーガニックばかりに、はならないと思うが、本腰入れてる生産者が蚊帳の外という事態にならない保証はどこにもない。自己防衛ということではないが、より有利になるように制度にコミットしていこうというのが、昨今各地で進んでいる動きなのだ。

みなさんはどうお考えですか?

今後のマーケットとの関わりも含め、アンテナ!
動向を掴んでいきたいと思っています。

情報・農畜産担当 竹内

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【01 農産会員情報】

2007-11-18

第17回BMW技術全国交流会

11月16日~17日の2日間、宮城県松島で、第17回BMW技術全国交流会開催。
テーマは......
ひろげよう"BMの世界"森から海へ
らでぃっしゅぼーやや、Radixの会の生産者団体も多く所属するこの会(BM技術協会)の活動は、周辺環境の浄化を前提にして、それぞれの生産活動もよりよく展開する活動として年々注目され続けている。

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1日目の基調報告が協会理事長の石澤直士さん(常盤養鶏組合・青森県)の「流域の水と土の再生を」。続いての特別講演は、牡蠣の森を慕う会の畠山重篤さん(宮城県気仙沼市)から「牡蠣をつくる森」。また、協会顧問であり理論、理念的な支柱でもある長崎浩さんからは「BMW美術の概要と今後の展望」と題して、"土地倫理"という概念を紐解き、技術の人間の協調の大切さ、組織としての行動のありかたについて話された。

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R0017345.JPG石澤さんは、BMW技術で、白神山地に発する水が岩木川を通って、津軽半島十三湖に注ぐ、その流域をBMW技術によって浄化しようという、広大でありながら地域と密着した活動についてのお話。これが今回の全体像。

R0017566.JPG畠山さんは、牡蠣養殖漁家として、どうして森に樹を植える運動を開始したのか、そのlきっかけとなったフランス・ロワール川流域の紀行の思い出から、翻って日本の河川行政、海の問題について熱弁。
「海のものがおいしければ米の消費はゼッタイに増えると思うんだが、ど~して農家の方々は海のものを大切だぁといわないんですかねぇ」と、ほとんどが農家の方で構成される参加者に笑顔と共に海の大切さを訴えつつ、畠山さん自身、著作でも訴え続けている流域の連携の大切さを話された。

この日の締めくくりは名古屋大学奥地拓生さんから、「松島湾、気仙沼湾に注ぐ水をつくる岩石のストーリー」と題して、海に注ぐ水と、山、森を支える岩石地層の、3億年に亘る長い時間をかけた地球の営みとして、BMW技術のスケールの長さと広さを伝えた。

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こうしたマクロな視点が共有されつつ、各地の実践報告では、宮城県で放牧養豚を実践する高橋精一さんや、先般のRadix畜産合同会議でも発表された向山茂徳さん(黒富士農場)も言及、実践の事例を発表。また、BMW技術による農法を深化させる各地の取り組み発表では、Radix農産部会アドバイザーであり「土と水の学校」の講師も務める小祝政明さんのお話から、各地の成果発表ではファーマーズクラブ赤とんぼ近野純さんの発表などもあった。 

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最後の総括では、協会常務理事の伊藤幸蔵さん(Radixの会副会長)が全体をまとめ。来年の開催地を千葉県、主催者会員を、これもRadixの会員である和郷園が務めることとなり、代表の木内氏があいさつをして締めくった。

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......こうして大会の全体を眺めると、Radixの会員の多いこと!参加者集250名のうちどのくらいの方々がらでぃっしゅぼーやとかかわりを持っているか、に思いを広げた上で、各地の生産者の皆さんが技術を研鑽する場として、広く、深く学んでいることに、大きな感銘を受けた交流会だった。
参加した皆さん、お疲れ様でした!

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3億年の岩石の営みが水に沁み込み、生き物を育て、海に注いで、北上山地の恵みがもたらされることを確かめようと、帰りに参加した3人で松島湾の牡蠣の試食実験。うま~い!
思うにメガロポリス化した現代の大都市を、森と海の連環、モノ・ヒト・カネの流れで想像し得るかが大切なのだナ。このうま~い牡蠣から! 

 

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