【つぶやき(お仕事系)】
2008-07-01
ビーチクリーンアップ作戦 お手伝い その2
これは某企業のCSR担当の方からいただいたコラボレーション企画です。
「うちの社会貢献活動でビーチクリーンアップってのやってるけど、それにらでぃっしゅさんでコラボレーションできないかなぁ」と声をかけていただき準備をしております(こちら)。ときは7月26日(土)。ところは神奈川県の三浦海岸。三浦市も共催する活動です。三浦市といえばすぐ思い浮かぶのがこの生産者グループ『黒崎有機栽培研究会』さんです。CSR担当の方も「環境保全型の農業をやってらっしゃる生産者さんの話を聞いたり、その野菜を買わせていただいたりするのも、社員にとって有益と思う」とおっしゃっていましたっけ。先日、ちょうどらでぃっしゅぼーやの農産スタッフが黒崎有機さんを訪ねるとのこと、早速このビーチクリーンアップ活動を紹介すべく、一路京急で三崎口に向かいました。農産スタッフさんがメンバーの畑を回る後ろにくっついてゆきます。
これはなんの花でしょう?
…メロン♪黒崎有機さんは夏のギフトの『三浦のメロン』でもおなじみですね(私も自分用に注文しました♪)。
こちらの花は?
…スイカ
出荷用ではないから「でも冷えてないけどねぇ」と言って切り分けてくれたスイカは甘くてジューシーでした♪♪
…さてこれはなんでしょう?
トウモロコシ!この風景を見ると“If you make it, he will come …”を思い出します(古いですかね、いまはM.ナイト.シャマランでしょうか)。らでぃっしゅぼーや神奈川センターの産地交流イベント“とうもろこし狩り”用のとうもろこしだそうです。毎年、イベントの日が“狩り頃”になるように種を蒔くのだそう。「ドンピシャってのはなかなか難しいね、ちょっと早いか、今年は寒かったから間に合うかなぁ…」。間に合うといいですね。そのイベントは7月27日(日)、三浦海岸のビーチクリーンアップとほぼ重なるのです。ということでグループのみなさんが三浦海岸にいらっしゃることは難しいのですが、秋には和田長浜海岸でも清掃を行ないます。「そっちは俺らんとこからもすぐ近くだし、行けるといいなぁ。」とのこと。ぜひご一緒できますように。「ゴミはねぇ、誰かがポイ捨てすると、そこにどんどんゴミを捨てはじめるからね」そう、畑にもポイって捨てられることもあるそうです。この三浦海岸ビーチクリーンアップ活動はらでぃっしゅぼーやの三浦市在住の会員さんにもご紹介しています(ただいまお申し込み受付中、何名参加くださるかしら…)。小さな活動ですが、それぞれが身の回りに気をつけていくきっかけになるといいな、と願っています。
「うちも地元の海岸クリーンアップしてるよ」
など、地域貢献・社会貢献活動を普段なさっているRadixの会の会員のみなさま、ぜひ紹介していきたいので、名乗りをあげてくださいませ。ご一報お待ちしていますよ。
これは花が咲いて10日後のメロン。あっという間に大きくなりますね。最初はつるんとしていてだんだん網目が浮き出てくるのだそうです。
メロン畑です。手前のフェンスは手作り。『人除け』です。「もう30個も盗られたょ…」。虫害、塩害、水害、獣害…いろいろあれどいちばん手に負えないのは獣害の中でも「人」かもしれないですね。
【イベント情報(Radix)】
2008-06-30
生産者・メーカーさんの食育活動体験!
【つぶやき(お仕事系)】
2008-06-29
つくば棚田里山再生プロジェクト2008 番外
番外編*コナギ考
先日、事務所に山形の生産者さんが訪ねてきてくれました。Radixの会交流部会でも恒例の東北若者集会の世話人もやってくださっている方です。「いまつくばで棚田やってるんですけど、私が隊長となった圃場だけなんだかえらくコナギが出てるんですよねー。なんでですかねぇ」と相談しました。Radixの会の事務所に来る前に農産課にも顔を出していたというその彼は、「J氏もそう言ってたなぁ」と。「Radixの交流ブログでも書いたんですよぉ。こんな感じ見てくださいよー」とそのページを見ていただきました(これ)。すると第一声「うあぁ、こりゃあれだ、もうあきらめろ」あぁぁ、そうすか、あきらめ、ですかねぇ。
・・・そして彼の説明はつづきますまずよ、こんだけコナギが出っとよ、ぶんけつ(漢字むずかしい)が止まってくるんだよ。で稲が細いっちゅうかな。・・・えっ そんな細くなっちゃうの?たとえばな、施肥もきちんとしててものすごーく順調に育った稲はよ、収穫のとき株元がこんくらいになるわけ(写真1)。でよ、コナギ出たとこはよ、まぁ、なんだ、このくらい?(写真2)
(写真1)
(写真2)・・・・・・細っ(泣)つくばはいま何育ててんの?・・・あ、コシヒカリです。コシヒカリだったら穂が出てたらこんくらい(140センチくらい?)まで伸びるのかな、それがその圃場だと背が低くなるな、まぁ、1メートルくらいかな? 穂も短い、垂れないんだよ。コシヒカリがこんくらい(手振りで手首から指先までだらんとお辞儀させてる)なのがよ、これっくらい(人差し指を少し曲げたくらい)だぜ。・・・えーっ そうなんですか???だからさ、稲はどんどん黄色くそんなになってくのに、コナギは青々と照りまで出てくんだぜ。・・・なんと憎たらしい。では、どうすればいいんでしょう?まぁ、なんだな、水を落として乾かしてガマン。ヤツが弱まるのを待つ。 でも、ムリだな、もう、やめちゃえょ(笑)・・・ええっ やめちゃうんですか ちょっと悔しいなそれによ、ここ取っても取っても取りきれないだろ? もうすぐすっとコナギが実をつけるから、中見てみな。コナギと戦う気が失せるから。・・・どんななんです? ていうか数えたことあるんですか?おぉ、俺んとこもコナギにやられたときによ、なんでこんなに生えてくんだよ、って試しに種の中見てみたんだよ、なんつうか、すごいね。 (うにとかたらこみたいに詰まってるらしいです、私の想像ですが) とにかく手取りしても無力感だけ残る。労力のムダだって痛感するぜ。 あとは、あれだな薬撒くしかねぇな。・・・あ、やっぱりそうですか(泣)バ○グラン。すっげぇ効くぜ。もうびっくり。もしらでぃっしゅで使ってもだいじょうぶってやつだったらさ、まぁ、実験区画でもつくってよ、1m四方とか波板で区切ってよ使ってみ? この効き目はほんとすげぇから。 だから農家はみんな農薬に走りたくなるもん。 走ってきたんだろうな。・・・そっか。じゃぁ、らでぃっしゅに納めてくれてる生産者さんたちはその走りたくなる気持ちに打ち勝ってるんですね。だから除草の工夫もものすごいんですね。田植え後の田んぼにこの時期いるのは、自分のグループの人間くらいだ、ってよくらでぃっしゅのお米農家さん言ってますもんね。俺んとこでもよ、コナギがこんくらい出るとよ、隣のおっちゃんとかがよ、「何育ててんの?」ってにやにや言ってくるぜ、だからよ「コナギですよ。これ食うと美味いんすよ」とか言ってやるのさ。・・・あ、その気持ち同じですね。まぁ、J氏と相談してがんばってくれ。
私はここ2週間はつくばに足を運んでいないのですが、B圃場の稲はぶんけつ止まってる頃でしょうかね・・・。生産者さんが除草に執念を燃やし工夫に工夫を重ねるのも、頭だけでなく、なんていうか自分の腑に落ちるって感覚で分かってきました。コナギに生えてこられて悔しいのもある、収穫量が減るのも困るのもある、そして、施肥した肥料(今回は小祝さんのだったはず)を吸われたと思うと、コナギに「金返せ」とでも言いたくなるものです。
【レポート(Radix)】
2008-06-23
スローフードの若者来る!
6月18、19日の両日、今年で3年目となるイタリアスローフード協会・食科学大学の学生研修が始まった。彼らの研修は年1回、海外の食を学ぶ目的で実施され、らでぃっしゅぼーやとRadixはその第1回目からのお付き合いとなる。一昨年は山梨自然塾さんと白州森と水の里センターさんに、2回目はくらぶち草の会さんと清水種豚場さんにお世話になった。いずれも約1週間の日本研修のトップバッターを担う重責で、彼らはらでぃっしゅぼーやの洗礼(?)を受け、昼夜問わずの体力勝負の研修を経てから、各地研修をこなしていく訳だ。(タケウチアマネ)
軽トラ乗ってどこに行く~ 運転は棚田でいつもお世話になっている自然農法の小倉さん。
研修生一行は16名。イタリアを中心に世界から食の科学を学ぼうと遠くはオーストラリア、ケニア、アルプスを越えスイス、フランス、ドイツ、オーストリーとお国柄も多彩な20台前半の夢多き若者たち。女性6名。
初日は板橋の首都圏センターでのセンター見学とらでぃっしゅぼーやからのレクチャーを受け、昨年から開始された“らでぃっしゅぼーや棚田里山再生プロジェクト”の現場であるつくば市に向かった。
スタッフとらでぃっしゅぼーや会員の皆様で育てている棚田を見学、案内役は我らが事務局長、ゴトさん。夜は『お話しSALAD』のウッシー編集長もギター持参で合流、つくば山麓のつくばふれあいの里で自炊BBQ懇親会。

翌日午前は日本の野菜とお米についてのレクチャーをウッシー編集長と不肖タケウチが受け持った。昼食(そば)をかの有名なみずほの村市場でかっ込み、TX(つくばエクスプレス)つくば駅で解散、一行は終点の“アキバ”フリータイムを満喫後、神田小川町の某居酒屋に集合、今回研修した棚田PJの総合プロデューサーでありらでぃっしゅぼーや取締役であらせられる親跡さんの乾杯挨拶のお出迎えを受けたのであった。
彼らはその後築地の魚市場、寿司の研修を経て関西に移動、京都周辺の食と農を学び関空からイタリアに帰っていく。どちらかというと生産現場より日本の伝統食の最前線を学ぶ方向性のなか、らでぃっしゅぼーやとRadixは一貫して生産の現場、作り手に一番近い立ち位置から、彼らの日本研修を補佐するという考え。
それともちろん、らでぃっしゅぼーやのことをしっかり伝える。ビジネスモデルとして、そして我らが世界にも誇れる“ぱれっと”の仕組みのスバラシさを、きっちりと欧米の若人の脳ミソにインプットするのだ。これが僕らの考える、彼らへの洗礼(?)なのでした。
ぱれっと盗まれないの?
センターでのレクチャーはらでぃっしゅぼーやコーポレートコミュニケーション室の益くん。準備した資料をもとにきっちりと内容を伝える。大切な点は独自の基準、そして需要供給の良き調整役としての“ぱれっと”だ。その基準をクリアした農産物が、生産者の生産意欲を削ぐことなくやんわりと調整できる画期的な仕組みを伝える。集荷、仕分け、配送から、集客の仕組みまでの概要を話し、色々と質問も賑わったようだ。
「ぱれっとは置きっぱなしにして盗まれないのか」と真剣に不思議がる光景。“ぱれっと”は信頼の象徴なのだ。なぜか日本人として誇らしい瞬間にニンマリ。しかし3月のギョーザ事件はその隙を突かれたとも言え、日本でそーならないようヨーロッパ型の管理手法が模索されていることまでは話が深まらず。彼らは若い。
お茶の発酵は発酵にあらず?
続くレクチャーは昨年から引き続いてのリクエストで、お茶研究家でありスローフード協会の日本支部のひとつである江戸東京コンヴィヴィウム代表の成田重行さんによるお茶の講義。
博学である。陸羽の『茶経』に至る中国茶の知識は、日本茶を知る上で欠かせない知識だが、成田さんはまず、持参された茶の枝をひとりずつに配って、何も知らないだろう彼らに、その匂いと味を教えることから話を進める。下写真左が成田先生。中国茶のほか蕎麦にも造詣深く著書多数。右は一行の通訳兼世話役の石田雅芳さん。彼もスローフードの世界では有名人。数々の翻訳を手掛けている。



「食を知るためには、どんなものでもその原料のことを知ることが大切なんだよ」と、原料たる生の茶葉の味わいを彼らの記憶にインプットしてから、発酵の仕組みを解説していった。そして現在の日本のお茶が、いかに発酵を止め、茶葉本来の清新さを再現するか、から展開していった流れを説明。対するに中国茶は発酵の仕組みを活かし、いかに薫り高いお茶を生み出すかがあって、その発酵は酸化酵素の働きであって、チーズのように微生物の働きを利用するものとは違うことなどが話された。様々に作られた茶葉の形の違いを現物で説明。丸まっている茶葉には丸い急須、平らな茶葉には平底の急須がいいヨとも教えてくれました。わかってくれたかな~
ごはん残すなヨ!
とは今回学生たちをもてなしてくれたらでぃっしゅスタッフの談。昼食にとらでぃっしゅから振舞われたのはお米のソムリエ・船久保商店さんの手になる正当な日本の「ごはん」であった。おにぎりはノリを巻いてない状態で巻き方も教えつつ、おかずは小さなパックに少しずつ色とりどりのおかずが詰まった宝箱のようなお弁当。
おいしいの連発で興味深く食べていた学生たちに、らでぃっしゅ新人スタッフも加わってひと時の交流。和気あいあいの国際交流だったかな? でも食べ残しが多かったようでした。
なぜ死んだ田んぼがあるの?
研修の本チャンはつくばでの棚田研修だ。先導役はRadixの会事務局長の後藤和明(ゴトサン)。今回もまた何ともいえないアヤシイ出で立ち(?)で学生たちにファーストコンタクト。



初日の棚田見学は、つくば市小田地先の山の中腹にひっそり佇んでいる。1時間ほど周辺の散策を行ない、その土地柄や豊かに息づく動物や虫たちの話で盛り上がった。何十種類を数えただろう、雑草から植わっている野菜の数々、田んぼに遊ぶザリガニ、カエル。どこで刺されたのか女の子の素足には既に蚊の痕跡も……。
すべてが彼らにはとても珍しかったようで、たくさんの質問が飛び交う。これからイノシシ対策で電牧柵も考えなきゃと悩んでいるこの棚田で、「イノシシがいるの?他にどんな野生動物がいますか?」と無邪気な質問。はしゃぎ回ってなかなか山から戻ってこないガキどもに「クマもいるんだ気をつけろ~」と脅すゴトサンの声を真に受け走り戻る彼ら。田んぼ脇に捨てられてた竹の切れ端見て「これもらっていいか?」と真顔で尋ねる彼ら。彼らは何ん~にも知らないんだ。何を撮ろうとしてるのか?カエルであった。そんな珍し~か~?
そんな賑々しい散策のなか、
「なぜ死んだ田があるのか?」
との質問が出た。
……咄嗟の答えが「abandon」。英単語辞書のいちばん最初に来るやつ。捨てられちゃったんだヨと答えたつもり。しかしこれが今回の研修のとっかかりになったかも知れない。
日本の農村の原点なんだゾ
そこらへんの説明を翌日のレクチャーで試みた。パソコンのセットがうまくなくて内容が十分に伝わったかは疑問だが、この棚田の姿と重ね合わせるつもりで、あらかじめ農文協の増刊現代農業編集主幹の甲斐さんからお借りした『鳴子の米プロジェクト』のDVDを流す。日本のお米の状況やら、ウッシー編集長からは日本の野菜の話など、彼が普段から撮り貯めてきた写真を交え話を進めた。前日のはしゃぎすぎが祟ってか、僕らの話下手からか、みんな目がとろんとしてたな~
でもしっかり記憶に焼き付けた。彼らが一時でも親しんだ、abandoned(放棄された)の棚田には、たくさんの生き物がいて、森と山から流れる水は美しい、夜はホタルも飛び交う満月だった。樹々の香りはすがすがしくて、深呼吸すれば悩みも吹っ飛ぶ、癒しの空間だったことを。この風景こそが日本の農村の原点なのだということを……。覚えといてくれィ!

夜の懇親は群馬県・清水さんの放牧豚をシバフレッシュミートさんから。野菜とお米を、つくばと同じ茨城はあゆみの会さんから。お味噌とひしお、焼き塩を海の精さんから。お醤油とポン酢を岩手の八木澤商店さんから。お酒はらでぃっしゅ自慢の風の谷のビールを酪農王国さんから。お米の話なのだからと、とびっきりの日本酒を、流域が同じ千葉県の寺田本家さんからご提供いただきました。総勢22名の自炊BBQ。なんと食べ残し飲み残しゼロ。大好評でしたヨ!ありがとうございました。
【つぶやき】
2008-06-17
ナノ農? スティックブロッコリー 本葉
(ナノ農:家庭菜園よりもベランダ菜園よりも小さいので。ミニよりピコより小さいし、と思ってとりあえずそう呼んでみます)
6日の金曜に育てはじめた「スティックブロッコリー(らくらくメガデール 苗そだち)」
9日の月曜には無事に発芽しました。
2本育っています。13日の金曜に帰宅する際、週末の間に水が足りなくなったらどうしよう~、という不安にかられ、以前Radixの会事務局の成田氏が「ティッシュとかをちぎって下に敷いておくといいよ」とアドバイスいただいたのを思い出してそうしてみました。
一本が微妙にひょろっと折れていて育ってくれるか心配です。 16日の月曜、無事に週末を越してくれました。
しかも! 本葉が出てきましたよ~♪まだ一本が微妙にひょろっと折れていて育ってくれるか心配ですが、根っこは順調に伸びている模様。ティッシュ(正確には、らでぃっしゅぼーやの「エプコキッチンペーパ」)とくっついてしまっています。
…『目指せスティックブロッコリー15本』への道はまだまだつづく。


