ヒトつながり……交流部会blog 交流部会は、顔の見える関係、業種を越えた食と環境、そして世代や家族を結んで、元気の出る”ヒトつながり”の場を提供しています

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【レポート】

2011-04-21

宮城県石巻市・水産業の今を、ユーチューブで動画配信中!

東日本大震災の被害状況を確認するため、
4月16日、17日、Radixの会常務理事の後藤が東北へと飛び、
現地の様子を取材しました。

その模様を、ユーチューブで配信しています。


後藤常務理事からのメッセージ

全国330の団体・メーカーによって構成されるRadixの会では、
地域をテーマに、技術をテーマに、そして人と交流をテーマに、
代案提示型の情報交換を、常に刺激しあいながら行ってきました。
そして 3月11日に発生した未曾有の東日本大震災、
さらに原発事故放射能汚染による産地の混乱は、
現地に触れれば触れるほど 歴史の事実を突きつけられる想いでした。
Radixの会では、ニュースレター、東日本大震災特設サイト等で
我々が直面している現実を、できるだけ迅速に発信して来ましたが、
Radix会員の皆さまと、より強くこの事実を共有するため、
被災されたRadix会員にご快諾・ご協力いただき、
動画による被災地の現状、被災されたRadix会員の様子を発信することとしました。

目の前にある今が、歴史の終わりではなく、地域にとって歴史の始まりになることを願いつつ…。
また、志を同じくする全国の作り手たちが、同じ時を生きている事実を感じながら、
環境保全型生産の根源を共に拓いていくための礎となることを祈りつつ…。

Radixの会 常務理事 後藤和明



東日本大震災Radixの会取材01_福島から仙台へ

東日本大震災Radixの会取材_02_石巻港

東日本大震災Radixの会取材_03_水産加工場

東日本大震災Radixの会取材_04_石巻シンコー

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【レポート】

2011-04-21

陸前高田支援物資お届け報告

4月8日(金)9日(土)、Radixの会で実施した、
岩手県陸前高田市・八木澤商店さんへの支援物資お届けの様子を報告します。

<参加メンバー>
○野菜くらぶ 澤浦社長(Radixの会会長)
○津軽産直組合 斉藤代表(Radixの会農産部会理事)と息子さん
○松本醤油商店 松本さん、松村さん
○常盤養鶏農業協同組合 唐牛さん
○ファーマーズクラブ・赤とんぼ 北澤社長、横山副社長
○らでぃっしゅぼーや 緒方社長、益さん
○Radixの会 後藤(Radixの会常務理事)、竹内、小川

<支援物資品目>
・ファーマーズクラブ・赤とんぼさん…無洗米30kg×4、切り餅500g×88袋
・津軽産直組合さん…りんご800kg、煮りんご一斗缶×15個、りんごジュース1L×40本、野菜100kg
・常盤養鶏農業共同組合さん…卵300kg
・松本醤油商店さん…醤油1L×20本、酒×16本、各種衣料品、日用品、米、等
・宮崎有機農業研究会さん…さつまいも100kg
・長有研さん…ジュース1L×20本
・Radixの会…ライト、魚缶詰、野菜ジュース、乾麺(うどん)、木炭、ろうそく、等

<その他のお届け品>
・らでぃっしゅぼーやより
…らでぃっしゅぼーや会員さまからの応援メッセージ、らでぃっしゅぼーや社員の皆さんの寄せ書き

<日程 Radix事務局出発組>

8日(金)
9:20…東京出発、首都高速、若干渋滞アリ
10:20…大宮にて澤浦社長をピックアップ、以降高速
12:00…PAにて休憩、昼食。道路状況確認
13:30…福島県入り。序々に道路の状況が悪くなり振動が多くなる
14:00…安積以北、自衛隊、医療車両等限定走行規制のため、一般道へ
15:00…国見のホームセンターで物資追加調達。カセットボンベ、木炭、灯油等
16:30…一関市内。前日の余震で市内停電、信号も止まっていた
19:00…宿到着。他メンバーと合流

9日(土)
8:00…一関出発、陸前高田へ
9:00…陸前高田ドライビングスクール着。支援物資荷降ろし、八木澤商店跡訪問等
14:00…現地出発
22:00…東京着

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今回の震災で、被災されたRadixの会会員の中でも、
特に被害の大きかったメーカーのひとつが、岩手県陸前高田市の八木澤商店さんでした。
八木澤商店さんといえば、Radixの会の会長を2期つとめられた河野和義さんの会社。
奥様の光枝さんもRadixの会の副会長をつとめられた経験をお持ちで、
今のRadixの会の基礎を築かれた功労者のお一人です。
Radix会員の皆さまからの問い合わせも「河野さんは無事か?」という内容が際立って多く、
Radixの会でも早い段階から、陸前高田への何らかの支援活動を計画していました。
そして、刻々と変化していく現地の状況を睨みながらの日程・内容調整を経て、
4月8日(金)・9日(土)の2日で、陸前高田への支援物資お届けが実施されました。

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大量の缶詰も準備

4月8日(金)

Radix事務局出発組は9時20分に、東京のRadix事務局を出発。

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レンタカーに支援物資表示を貼りつけて出発

交通手段は車。高速道路を使い現地へ向かう計画ですが、
被災地近くでは、まだ通行できない場所もあり、移動は1日がかりです。
首都高速で渋滞に若干巻き込まれたものの、予想以上に順調な滑り出し。
途中、大宮で澤浦会長をピックアップし、一路東北へ。
順調に向かう中、時々見かける「救援物資」「ボランティア」等の紙を貼った車を見かけると、
今が、平常時ではないことを自覚させられます。
途中、PAで昼食をとりつつ、進路と道路状況を確認。
やはり、高速は途中で降りなくてはならないことが判明。
また、前日の大きな余震の影響で一度電気が復旧した地域でも
再度停電していることから、早めの給油が必要だろうということに。

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進路を確認。PAの無料冊子付録地図が役立ちました。

13:30頃、福島県入り。このあたりから、車の揺れが大きくなることが多く、
地割なども目にするようになりました。
とはいえ、地割も修復が終わっている箇所もあり、復旧は少しずつ進んでいる様子。

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「地震」「段差注意」等の表示が目立ち始めます。

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途中、不思議な形の雲に遭遇。レンズ雲でした。

安積に差し掛かったところで、
以北は自衛隊、医療関係車両のみの通行のため一般車両は一般道へ。
一般道に降り、ホームセンターで物資を追加購入。
被災地からまだ距離があるものの、被災地で求められるような商品は軒並み売り切れ。
カセットボンベは、偶然入荷のタイミングに居合わせたため、奇跡的に購入できました。

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セルフの灯油販売施設で灯油購入。

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木炭やカセットボンベなどを追加調達。

夕方、雨がポツポツと降り始めます。
別ルートで来ているメンバーから、道の途中に落石があり、通行止めになっているとの連絡。
宿のある一関市は、前日の余震の影響で、停電しており、信号も付いていない状態。
交差点などでは、他の車と譲り合いながらノロノロ走行。
日がくれてからは、さらに視界が悪くなり、車のライトだけが頼りです。

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一関市内。停電で信号はあてにできません。

19:00、宿に到着。この宿も、壁にヒビが入るなどの被害をうけておられました。
宿も当然停電中で、食事の用意はできるものの、風呂は沸かせないとのこと。
このような状態なので、夕食はナシでも仕方ないと思っていたのですが、
電気がない中どうやって作ったのかと思うほどの内容。出していただけるだけで十分という気持ち。
このような状況でも、がんばって元気に営業されている宿の頑張りに、
こちらも出来る限りのことをしなくては、と思わされます。
移動に終始した1日目、翌日はいよいよ、陸前高田です。

4月9日(土)

朝8時に出発。目指す陸前高田へは1時間程度の道のりです。
前日の夕方に降り始めた雨は本格的に降り始めており、一日の雨模様は確定という雰囲気。
道路には地割があったり、建物にヒビが入っていたり、
地震の被害を思わせるところも、さすがに増えてきていましたが、
が、倒壊している建物などは見当たりません。
そんな、風景を横目に山道を50分ほど進んだあたり、
そろそろ山を抜け、平地に差し掛かるという所で、風景は一変しました。

町がない…。
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ありとあらゆる建物が流され、車もまるでおもちゃが転がっているよう…。
とても、現実とは思えない。全員黙りこむしかない。そんな光景が広がっていました。
「未曾有」「前代未聞」「甚大」…どれだけ前例のないことを表す言葉を探しても、
この目の前に広がっている光景を表しきれる言葉が見つからない。
きっと、まだ、この光景を表す言葉がこの世には存在していないんだとしか言いようのない、
変わってしまった陸前高田の町が目の前にありました。

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JR竹駒駅

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竹駒駅の線路を前に、黙りこむ澤浦会長

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陸前高田名物の太鼓も瓦礫の中

重苦しい空気の中、我々は淡々と目的地である陸前高田ドライビングスクールへ。
竹駒駅を過ぎ、10分もしたころでしょうか?ゆるやかな坂を登り、
風景も穏やかさを取り戻しつつあったころ、「あ、あそこ」と誰かが。
視線の先には、陸前高田ドライビングスクールの建物と、
河野前会長、9代目の通洋さんの姿が見えてきました。
はやる気持ちをおさえ、車を駐車。
我先にと飛び出し、涙、涙の再会でした。

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涙ながらに河野前会長と握手を交わす緒方社長

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河野前会長と澤浦現会長、再会の抱擁

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メンバーに囲まれ、笑顔で挨拶を交わす河野前会長

河野会長との再会を喜びあった、参加者。
しかし、ゆっくり再会の喜びをかみしめているほど、時間の余裕はありません。
早速、持参した支援物資をお渡しする作業に。
支援物資を積んだ車を保管場所に横付けし、次々に物資を運びます。
米、餅、りんご、魚の缶詰、ジュース、卵、衣料品、日用品…。
どれだけあるんだ?と思うほど、次から次へと車から出てくる物資。
保管場所の事務所に入りきらず、別の場所にも保管することに。

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バケツリレー式で運ばれていく物資。さすが、皆さん手際がよい!

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津軽産直さんのトラックには、なんとりんご800キロとりんご煮一斗缶15個!

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保管場所である陸前高田ドライビングスクールの事務所。物資で大変なことに…。

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物資運びこみ合間の小休止。ホッとしたのか、笑顔も出るように
(左から、河野通洋社長、後藤Radix常務理事、澤浦Radix会長)

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事務所に入らなかった物資は別の保管場所へ

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パレット3つはくだらないほど山積みの物資

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米袋ひとつひとつには、手書きのメッセージが

物資を無事お渡しし、一息ついたところで河野前会長「工場に行ってみましょう」
柔らかな雰囲気を醸し出す白いなまこ壁、昔ながらの風情を残す町並み。
あの美しい陸前高田の町はどうなっているのか…。
道中にみた、あの言葉に出来なかった光景がふと脳裏に蘇ります。

シトシトと雨が振り続く中、車で移動。
途中「あ、これうちの業務用の冷蔵庫」「これは、ご近所さんの店の貯蔵タンク」と
見えるものの解説をしてくださる河野前会長。
どれも、簡単に動かせるものではないのに、5キロ近くも流されている。
津波の威力をまざまざと実感しながら、車は八木澤商店さんの工場地へ。

「ここ、うちの駐車場だから、ここに駐車して」と河野前会長。
でも、駐車場はどこなのか、よくわからないような状況。
周りには…予想していたこととはいえ、何もありません。
延々と続く瓦礫。あの美しかった陸前高田はどこに行ってしまったのか。
ここが陸前高田であるという事実が、きちんと認識できない。そんな気持ちです。IMG_3420

そして、八木澤商店さんの工場はというと………。IMG_3424 
八木澤商店の建物(左側)

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ヤマセン醤油の文字が見える工場

あまりの惨状に、ただ黙々と歩くしかない我々を気遣ってか、
「ここが台所のあと。床のタイルがそのまま残ってるよ」
「これが醤油を搾る機械。手搾りのヤツは残ってないけどこれは残ったよ」
「見て、工場の上にタンクが乗っかっちゃってるんだよ」と
すこし饒舌に、状況を詳しく説明してくださる河野前会長。

また、明るいニュースとして、
醤油樽が見つかったこと、またこの機械搾りの機械が残っていたことで、
もろみを回収することができたということも、教えてくださいました。
津波はモノだけでなく、八木澤商店さんが200年という長い年月をかけて
培ってきた菌も流してしまいましたが、復活の可能性までも
完全に絶ち切っていたわけではなかったのです。
そのもろみは、今、成分分析に出されており、分析結果を待っている最中ということです。

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工場跡に残った醤油の搾り機

そして、八木澤商店さんの裏にあったという小さな山を指さしながら
「あそこに神社があるんだけど、あそこに逃げてみんな助かったんだよ」と。
全員がここに逃げ、最後になった方が河野前会長のお母様を背負って
階段を駆け上がっている時、後ろを振り向くと、今登った階段が半分なくなっていたそうです。

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八木澤商店さんの裏にあった神社

しかし、八木澤商店さんのベテラン社員であった佐々木敏行さん、
つい最近まで研修生として一緒に働いておられた富永泰一郎さんは
残念ながら、帰らぬ人となられたそうです。
また、河野前会長の妹様も、まだ安否不明とのこと。
八木澤商店の従業員さんの中も、家族や親戚、友人知人をなくされており、
簡単に「無事でよかった」と言い切れない状況を、改めて痛感しました。

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花をたむけ、ご冥福を全員で祈りました。

2日をかけて、実際に目にしてきた、陸前高田の町。
復興にどれだけの時間がかかるのか、想像もできないほどの状況であったものの、
河野前会長、社長の河野通洋さんを筆頭に、
被災された皆さんはもう、前を向いて歩き出されていました。
きっと、陸前高田の町は、復活する、
あの街並みは、かならずこの人達の手によって、よみがえる。
そんなパワーを感じながら、励ましにいったはずの私たちが、
逆に元気をもらって帰ってくるという不思議な体験でした。

今回の震災によって、被害を受けた場所は陸前高田だけではありません。
日本全体がかつての元気を取り戻すために、私たちは今、一時的に何かをするのではなく、
長期的に一緒にという気持ちで支援に取り組んでいくことが必要なのではないかと感じました。

※当日の様子は、野菜くらぶの澤浦社長(Radix会長)のブログでも報告されています。
澤浦社長ブログ「食べ物と農業と経営」http://blog.livedoor.jp/sawaurablog/

(報告:Radixの会 小川)

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【イベント情報(Radix)】

2011-04-12

第2回エコデザイン部会ご案内

Radixの会エコデザイン会員様

らでぃっしゅぼーやエコデザインお取引先の皆様

                                                Radixの会 斉藤公雄 副会長 西山光生理事

                                         松井企画担当理事 後藤常務理事 伊藤事務局長

Radixの会では、昨年より エコの活動に向けた準備を行ってまいりました。今回はらでぃっしゅぼーやMDスタッフ全員を交えて部会の目的・意義及びMDエコデザイン課の説明(売り上げ状況、販促状況他)をいただける貴重な場を計画しました。ぜひご参加いただき、様々な課題解決に結んでいきましょう!

*******************************

日時 2011年5月20日(金)~ 21日(土)

受付開始 13:30~

内容

      20日 会議 14:00~17:30(予定懇親会18:00~20:15(予定)

                ● MDエコデザイン課から販売状況・戦略

                ● イレギュラー・クレーム報告と今後の対応

               ● 分科会

       21日 10:00~12:00

              ● 銀座みつばちプロジェクト紹介と視察

場所

   20日 銀座日航ホテル(20日会議・懇親会)

                               http://www.ginza-nikko-hotel.com/

                    東京都中央区銀座8-4-21 TEL03-3571-2613 FAX03-3571-3295

    21日 銀座紙パルプ会館(銀座フェニックスプラザ)(21日プロジェクト紹介)

                             http://www.kamipa-kaikan.co.jp/access.html

                  東京都中央区銀座3-9-11TEL:03-6543-8118 FAX:03-3543-8115

参加費

  会議参加費 会員・・・無料 非会員・・・無料

  懇親会費 会員・・・¥3,000 非会員・・・¥5,000

宿泊

ご希望の方には銀座日航ホテルを¥12,175(税込み、シングル、朝食付)で予約します。

宿泊の方のみ、詳細は追ってご連絡いたします。

申し込締切4月28日(木) 事務局あてFAX必着

窓口 鈴木、松橋 (TEL:03-4334-3067)

参加申し込み書

下記に必要事項ご記入の上事務局03-4334-3089にFAXしてください

申込書

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【経営】

2011-01-26

予算について

会計の基礎的考え方とされている会計公準に継続企業の公準と言うものがあります。

企業は解散を前提としないで、継続して行くものとする考え方です。

では、企業が解散、倒産をしないで継続していくためには、どうすれば良いのでしょうか。

会計は、その目的により、大きく財務会計と管理会計に分類されます。

財務会計は、企業の利害関係者に対し、企業の財務状況を正しく報告することを目的としています。

管理会計は、主にその企業の経営者に対し、その企業の財務状態を経営の意思決定に役立てるための情報の提供を目的としています。

企業の予算は、上記の管理会計の領域に属します。

経営者が、その企業をこれからどうして行きたいかを考える時に、具体的な道筋となるものが、予算です。

漠然とこうなりたいと考えているだけでは、希望は実現させることは出来ません。

計画通りの売上げをするためには、どれだけの仕入をすれば良いか、どれだけ人を雇えば良いか、どれだけの設備をそろえれば良いかを決めなくてはなりません。

plan

行き当たりばったりに売れるだけ売るでは、充分な売上総利益を獲得出来ず、雇った従業員の人件費を払えなくなってしまうかも知れませんし、お金を払って仕入れをしても、売れ残って在庫の山になってしまうかも知れません。

反対に、計画よりも注文が多過ぎると、せっかく買いたいと言う人がいるのに、商品が足りなくなって、販売が出来なくなってしまうかも知れません。

どれだけの量を販売して、そのためには、最低限どれだけのコストを掛ける必要があるのかを計画しておくことは、事業を継続していくためには、とても重要です。

一般に予算は、その対象となる期間によって、何段階かの種類があります。

長期計画・・・概ね5年~10年

中期計画・・・概ね3年~5年

単年度予算・・・1年

本来は、中期計画を立案した上で、単年度予算を立案する流れになりますが、内容が長くなるため、今回は、単年度予算について、説明します。

予算を作成するにあたっては、企業の行動計画と合わせ、具体的に根拠のある数字を積み重ねて行くことが大切です。

予算作成にあたって、大切なのは、現実的な発想で見積もることです。

例えば、今年の売上は1億円しかないのに、来年度の計画で、根拠なく、大手の売り先が決まったわけでもないのに、いきなり10億円を売上目標にしても、現実性はありません。

また、仮に1億円の売り先が決まっていたとしても、それだけの商品を用意するための設備手段が用意されておらず、減価償却費などが計上されていない予算にも、実現性があるとは言えません。

以下に示すように具体的な内容を持った予算を作成しておかないと、後で実績と比較し、対策を実施しようとする際に、分析が出来なくなってしまいます。

① 売上を具体的に決めます。

何をいくらで何処に売るか。

② この売上を獲得するために、いつ、どのような方法で、どれぐらいのコストが必要かを見積もります。

日常実務で管理している人の意見も聞いて決めます。

具体的な方法としては、

具体的な積み上げ方式で

①具体的に単価×数量で計算する。

②昨年や当期の購入実績を元にする。

等の手法が考えられます。

expense

 

販売管理費の中でも、減価償却費やリース料の予算を作成するためには、設備投資計画も必要です。

設備投資計画では、何のために、どれぐらいの資金を投入して、設備を購入するのかを決めます。

 

assets

 

企業を継続させるためには、利益をどれぐらい残すのかも検討しなければなりません。

利益も、将来会社を大きくするための社内留保分、具体的に近い将来に設備投資の計画があるならば、投資計画分、株主に配当をする場合は、配当分、それぞれいくらぐらいかにするかを考えて、予算を作成して行く必要があります。

 

budget

 

予算を決めたら、社内に周知徹底させる必要があります。

同じ計画を目標に全社員が行動するように体制を整えます。

一部の社員が、勝手に低い売上目標で動いたり、計画以上にコストを使わないように意識付けを統一しなければなりません。

 

org

 

予算は、全社一丸となって行動するための道しるべとも言えます。

予算を作成したところで、次回は予算と実績の管理方法について、掲載予定です。

(次回は、もへじが今話題の3Dバージョンになります。お楽しみに!)

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【経営】

2010-12-21

試算表と仕訳について

前回は、計算書類の内、貸借対照表と損益計算書について、紹介をしました。

実は、貸借対照表と損益計算書は、1枚のシートが元になっています。

そのシートは、試算表と呼ばれる表です。

具体的に、以下に、前回紹介した貸借対照表と損益計算書の元となっている試算表を掲示します。

試算表

試算表の左側が借方(debt)、右側は貸方(credit)と呼ばれ、会社の全ての取引は、この試算表1枚に集約、表現されています。

試算表の以下の点に注目して下さい。

・貸借対照表と損益計算書にある要素の全ての科目が記載されています。

・左側にある借方と、右側にある貸方の合計額が一致しています。

一見、直接には繋がりはなさそうな貸借対照表と損益計算書の要素を残らず含む試算表ですが、一緒に合計すると、左(借方)と右(貸方)で、合計金額もピタリと合って、見事に収まっています。

最終的には別々の表になる貸借対照表と損益計算ですが、不可分の存在であることがよくわかります。

試算表

試算表に記載されている内容には、会計を理解する為に、とても大切な性質があります。

貸借対照表の資産は借方科目、負債と資本は貸方科目に属しています。

また、損益計算書の費用・損失は借方科目、収入・収益は借方科目に属しています。

では、この試算表が、どのような仕組みで作られていくのか、いくつかの取引の具体例を通して、見てみましょう。

何か取引が発生すると、その取引は、必ず借方と貸方で表現され、この仕組みを複式簿記、記帳することを仕訳と呼びます。

先程も述べたように、資産である現金は、借方側に所属する勘定科目です。

現金が増えた場合は、借方側に記され、減った場合は、貸方側に記されます。

残高は、借方の残高になります。

売上げの場合は、貸方側に所属する勘定科目ですので、売上が認識されれば、貸方に記載されます。

収入に関して

8,500円の商品を現金で販売した。

(借方)現金 8,500円 (貸方) 売上 8,500円

現金が減る場合は、本来所属している借方の反対側、つまり貸方に記載されます。

使用が発生する場合は、費用は借方に所属している勘定科目ですので、借方に記入されます。

支出に関して

消耗品費 200円のノートを現金で購入した。

(借方)消耗品費 200円 (貸方) 現金200円

資産を取得した場合は、資産は借方側に所属する勘定科目ですので、借方に記載されます。

資産の購入に関して

工具器具備品 30万円のパソコンを購入した。

(借方)工具器具備品 300,000円 (貸方) 現金 300,000円

債務は、貸方側に所属する勘定科目ですので、貸方に記載されます。

債務に関して

短期の借入を25万円の短期の借入を行った。

(借方)現金 250,000円 (貸方) 短期借入金 250,000円

このように、全ての取引は、必ず借方・貸方のセットで表現されて、それが最終的に試算表に集計されていくわけです。

例えば、現金であれば、決算期など、一定期間の仕訳が、現金の科目の総勘定元帳の現金の勘定口座にまとめられて行きます。

元帳(現金)

元帳3

この元帳の各勘定科目の残高を一枚のシートにまとめたものが、試算表となります。

元帳と試算表3

                                                                                             

                                                                                               以上

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