【レポート】
2010-05-27
第1回 エコデザイン会議 開催報告
初夏を思わせる陽気に恵まれての開催となった、第1回エコデザイン会議。予想を大きく上回る参加人数に、会場を急きょ変更するといった嬉しいハプニングもありましたが、皆様のご協力で無事に会議を終了することができました。今回は、大盛況に終わった当日の様子をご報告します。
(詳細は8月末発行予定のRadixニュースレターでもご報告いたします。)
【開催概要】
日時
2010年5月21日(金)
・会議/14:00~17:30
・懇親会/18:00~20:00
会場
・東京グランドホテル
参加者数
・お取引先様/59社・75名
・らでぃっしゅぼーやスタッフ/15名
・Radixの会スタッフ/4名
全94名
進行スケジュール
14:00~ ご挨拶(らでぃっしゅぼーやMD部 泉原兵庫部長)
14:10~ Radix Official Movie上映
14:20~ らでぃっしゅぼーやエコデザイン課報告
1/売り上げ状況報告
2/イレギュラー・クレーム状況報告
お客様委員会からの声報告
3/商品開発の方向性
16:10~ ご挨拶(らでぃっしゅぼーや販促企画課 小林哲雄課長)
休憩
16:30~ Radixの会 会員取り組み事例報告
1/エコキッチン倶楽部を介した会員拡大提案(アグリクリエイト 斉藤公雄氏)
2/日本におけるい草文化の実情と取り組み(株式会社水の子会 上村茂則氏)
3/らでぃっしゅぼーや・Radixの会への提言(株式会社リバーライト 岡山晄生氏)
17:00~ バイオエタノールの話題を含めた入会のご案内
17:20~ 入会フォローと閉会の挨拶(Radixの会 後藤事務局長)
18:00~ 懇親会
食べ物だけで、人は健康で幸福になれない。
生活を取り巻く環境の健康も重要だ。
会議は、らでぃっしゅぼーやMD部の泉原部長のご挨拶からスタート。自ら畑を耕し、農業と向き合ってきた経験を持つ泉原部長のお話は、実経験から得た教訓を交えたものでした。
野菜を育てる時、土作りが大切だと言われるが、それだけではいい作物にはならない。水はけや日当たりといった“環境”が作物に与える影響は非常に大きい。それは、人間が健康に生きるためにも同じことが言えるのではないかと。ただ食べ物(栄養)がよいだけではなく、日々生活する環境が健全であること。これは、人間の健康に大きな影響を与えるのではないかと。
らでぃっしゅぼーやが世の中に対して提供していこうとしているのは、企業理念にも掲げている通り、“健康で豊かな生活”であり、“次世代に存続すべき地球環境”です。主な取扱品が食品であるため、どうしても「食品の会社」という認識をもたれがちですが、泉原部長はらでぃっしゅぼーやにおける、エコデザイン商品や環境問題への取り組みの重要性を十分認識し、そのことを参加された皆様にお伝えしたかったのだと感じました。
販売状況、売上、お客様の声。
厳しい発言も、信じているから伝えられる。
Radixの会の活動を紹介するムービー上映後、早速始まった、エコデザイン課からのさまざまな報告。らでぃっしゅぼーや全体の販売状況とエコデザイン商品の状況、イレギュラー・クレームの報告、お客様委員会に寄せられるご意見やご要望の紹介、さらには今後の商品開発の方向性まで。トータル1時間50分もの時間を費やし、深く熱い発表が行われました。
社外秘レベルと思われる情報も随所に盛り込まれ、会場では熱心にメモを取る参加者の姿が見られました。また、イレギュラー報告の場面では、具体的な取引先名も交えたスライドが映し出される場面も。
受け取り方によっては、大変厳しいと思える発表を松井課長が決断した背景には、皆様と共に上を目指したい、そのためには、たとえ痛みを伴う情報でであっても、許される限り率直に伝えたいという強い意志があったのでしょう。それができたのは、日々のお取引で育まれた皆様への強い信頼があるからこそ実現できたことなのだと感じさせられた瞬間でした。
ぜひ、自分たちに続いて欲しい。
先進事例を作り出した先駆者のメッセージ。
エコデザイン課からの密度の濃い報告の緊張感をほぐす小休止の後に始まった後半戦は、先進的な取り組みを成功させた3名の事例発表・提言から始まりました。
エコデザイン部会の副会長のアグリクリエイトの斉藤公雄氏からは、2007年度グッドデザイン賞(新領域デザイン部門)を受賞した、消費者参加型家庭生ゴミ循環システム「エコキッチン倶楽部」を会員拡大に活用できないかという提言が。
また、農産部会副会長としてもご活躍いただいている水の子会の上村茂則氏から、この十数年の間に壊滅寸前まで追い詰められた、日本の伝統産業“い草”を守り、復活へと導いた苦難と戦いのお話と、廃棄処分されていたい草防虫雑草抑制の事例を。
さらに、前エコデザイン部会理事であり、調理道具研究家としてもご活躍。さらに著書「料理のきほん食の常識」も好評のリバーライトの岡山晄生氏からは、「質の高い、本物の情報をわかりやすく発信しよう」という強い提言が。今、日本に必要なのは、生活者の教育、賢い消費者を育てるための情報発信であると。利潤の追求だけではない、これこそが“本物の企業”というものに、らでぃっしゅぼーやが成長できれば、我々の取り組みや想いも成就していくのではないか、と。そして、会場を埋め尽くした参加者に対して「私たちと一緒に、これからの日本を作りましょう!一緒にやりましょう!」という温かく力強いお言葉は、皆様の心にも強く響いたのではないでしょうか?
分野も取り組み事例も全く異なるお三方ではありますが、共通するのは“道なき道を切り開いたパイオニア”であるということ。力を合わせれば、必ず新たなムーブメントを生み出せる。そう確信させる、力強いメッセージでした。
乾杯前から、大・名刺交換大会に。
大いに盛り上がった、懇親会。
18時より、会場を3階の桜の間より5階の欅の間に移して開催された懇親会。乾杯のご挨拶・ご発声を待ちきれないかのように、会場ではあちこちで名刺交換を行う参加者の姿が。後藤事務局長が「まずは乾杯をしましょう」という呼びかけをするまで、この様子は続きました。ここからは、多忙な業務の合間をやりくりして駆けつけた、らでぃっしゅぼーや販促企画課スタッフも参戦!お酒がすすむにつれ、あちこちで熱く語り合う参加者の姿に、後藤事務局長も、このエコデザイン会議の成功を確信したようです。また、参加者の皆様からは「また、ぜひやりましょう」という嬉しいお言葉も多くいただきました。
今後のエコデザイン部会の活動、ますます目が離せなくなりそうです。
(取材・文/Radixの会 小川)


