【つぶやき(お仕事系)】
2008-08-15
つくば棚田里山再生プロジェクト2008 電柵
前回こちらで報告しましたように草取りを一旦終了したあと8月2日に猪避けの電柵張り(10時間かかったとか! おつかれさまです)を行ない、8月9日には畦の草刈りなどの作業を行なってきました。
かなり出穂(「しゅっすい」というそうですよ、私は読めませんでした)しています。
小さい白いものが「稲の花」の開花後の「おしべ」です。
電柵は文字通り電流が走っている柵です。こんな注意札をぶら下げました。
電柵は12枚の棚田をぐる~っと囲むように張ってありました。これは一番上の田んぼ「A圃場」。
青い線に雑草が当たらないようにその雑草を刈ります。(触れると電流が走るので、電気をたくさん使ってしまうため。電気を大切にネ)らでぃっしゅのスタッフ2名、会員さん1名、私の4名でしたが、比較的早く作業は終了。気掛かりなB圃場のコナギ取りをしてみました。
いやはや、きっちりかっちり肥料を吸ったコナギくんたち。青々と輝いていました。
手前部分はコナギを取ったところ。コナギの絨毯はまだまだ続きます。…結局、1時間かけて2畳分くらいしか取れなかったので、諦めました。ちなみに。棚田を降りきったところにある地元の方の田んぼでも電柵を張っていました。我々の棚田との違い、分かりますか?
畦の草が茶色いですね。そうです、除草剤が効いています。B圃場を見ていると、水田除草剤が世に登場したとき、どんなにか「助かった~♪」と「魔法のようにスゴイ」と思っただろう、としみじみ思います。人の作業量と薬を使う量、人件費と材料費、理想と現実。「自分たちは何を選び、どの道を進むのか」そしてそれを「自ら考えて決めること」。日々の小さい選択・決断から信念や生きかたという大いなるものまで、惑わされず、かつ自ら考えて決めたことは人のせいにしない、という姿勢を意識していたいです。
さて、農産担当のJ氏が以前、コナギについてこんな情報をくれました。東南アジア原産で、稲作の渡来と共に帰化し、ミズアオイ科に属しています。北海道などでは、水田にミズアオイが発生するようで、ミズアオイ自体は絶滅が危惧されていますが、コナギは本州に多く、発生地域は拡大しているようです。1株当たり約1万粒、㎡当たり約22万粒の種子を生産するとあります。単純に計算すると、雑草を放置するとつくばの棚田約1反歩の田んぼは、2億2000万粒種(!)を落とす可能性がある試算です。
全国で嫌われている雑草と思いきや、古くから知られた花で、万葉集にも三首ほど読まれています。
「春霞 春日の里の 植えコナギ 苗なりと言ひし 枝はさしにけむ」
「上毛の 伊香保の沼に 植えコナギ かく恋むとや 種求めけむ」
とあるように、昔は野菜として植えられ、江戸時代の農業書「菜譜」にも水菜のひとつとしてあげられていました。東南アジアでは今でも野菜として売られているそうです。
*おまけ*田んぼの生き物
バッタ?
トンボ





田植え以来、ぜんぜん参加できなくて心苦しいです。
しかも9/6も9/13、9/27も予定が入っていてすみません…
9/20こそは!