エコデザイン部会ブログ

2013/07/03

2013 エコデザイン会議 開催報告

エコデザイン会議風景
らでぃっしゅぼーや(株)神奈川センターがある
プロロジスパーク座間2にて記念撮影。
看板には、様々な企業の名前が並んでいます。
2012年6月21日(金)、に開催した第4回エコデザイン会議。
今回は、最新の物流施設を備えたマルチテナント型大型物流施設「プロロジスパーク座間2」へ
今年3月に移転したばかりの、らでぃっしゅぼーや(株)神奈川センターの視察を企画。
この他、お取引先様による先進事例発表、分科会、らでぃしゅぼーや(株)からの発表なども実施しました。

参加者数は、お取引先様45社・57名、スタッフ17名、合計74名(最大時)と、
今回も、沢山の皆さまにご参加いただくことができました。



集合~らでぃっしゅぼーや・神奈川センタ-視察
移動には大型バス2台を用意。
広い場内を徒歩で移動します。
総敷地面積約11万㎡!広い!
(プロロジスパーク座間1,2合わせて)
バス車内の様子。
エコデザイン会議当日の朝。
集合場所の中央林間駅(小田急電鉄・東京急行電鉄)に集まったスタッフから
「せめて参加者全員がバスに乗り込むまでもってくれれば…」と
ちょっと弱気な発言もちらほら。
天気予報は曇り予報なのに、今にも降り出しそうな雨模様のもと、
第4回目を迎えた、エコデザイン会議はスタートしました。

集合時間の10時半を前に、続々とご参加の皆さまが集結しはじめると、
一緒に呼ばれたかのように、ポツポツと雨まで。
しかし、「おはようございます!」「今日はよろしくお願いします!」という
ご参加の皆さまの元気な声に雨も気圧されたのか、
参加者全員がバスに乗り込むまでは、本降りになることもなく、
予定時間通り、2台の大型バスはエコデザイン部会の皆さまを乗せ、
らでぃっしゅぼーや(株)神奈川センターのある「プロロジスパーク座間2」へ。

中央林間駅からバスに揺られること約20分。
目的地に到着した2台のバスは、場内の警備員さんに誘導されて駐車場に。
あまりの規模の大きさに、驚きの声を上げる方も。
駐車場から、見学場所まで、徒歩5分以上ということだけでも、
その広さを伺い知ることができます。
見学は、3班にわかれて時間差で実施。
見学者といえど、入場の際の衛生管理はおろそかにできません。
異物混入防止用のキャップ、くつカバーを着用。
クリーンルームでの手洗いとアルコール消毒、服へのローラーかけ。
所定の手続きをきちんとふんで、いざ、現場視察へと向かいます。

一行は、冷凍品・冷蔵品を扱う「冷冷センター」や
トラックへの荷物の積み下ろしを行うドックなどを通り、
常温品を扱うスペースへ。
雑貨や化粧品など、常温で取り扱われる商品を
扱っておられるメーカー様の多いこともあり、この場所への注目度は高め。
また、これまでのピッキング(荷造り)の方法から、
移転に伴い、少量多品種に適したカート方式のピッキングが
採用されているとの情報に、メモをとられる方も。

残念ながら、建物内は撮影厳禁であったため、
写真で見学の様子をご紹介できないのですが、
得ることの多い視察になったことは、間違いないようです。






エコデザイン会議(スタート~ご挨拶・報告等)
エコデザイン会議の様子。
らでぃっしゅぼーや(株)
エコデザイン課の松井課長。
らでぃっしゅぼーやらしさは
なくてはならない要素。
熱心にメモをとる参加者。
改善事例で紹介した
メーカー様に質問。
視察を終えた一行は、会議会場の「オークラフロンティアホテル海老名」へ。
会議は13時30分から、堺井理事の開会のご挨拶からのスタートです。

理事着任以来、地道な努力を積み重ねてこられた堺井理事。
今年は、今回の視察、棚田イベントなど、その成果が実り始めていますが、
エコデザイン部会ならではご苦労も感じられている様子。
「Radixの会の中でも、例えば農産部会や食品部会なら、歴史があることと、
 取り扱う商品が“食品”という共通軸で語ることができます。
 一方、エコデザイン部会は、さまざまな企業の集合体です。
 どこに共通点を見つけていくかに尽きると思っています」と言及。
「今は、とにかく、エコデザイン部会の皆さまが集い、話をしましょう。
 皆さまからの忌憚のない、具体的な声を聞きたいと思っています。」と
ご参加の皆さまに呼びかけられました。

続いては、らでぃっしゅぼーや・エコデザイン課の松井光喜課長。
最新のお客様の動向やニーズ、売上のトレンドなどを紹介。
「今、皆さまがお持ちになっている、らでぃっしゅぼーやの顧客イメージと
 実際のお客様像が遠くなっていないか、今一度ご確認いただきながら
 お客様のニーズをつかめる商品開発をお願いします。」と言及。
また、スマートフォンやタブレット端末普及を見据えた売り場作りにも触れ、
「価格訴求で勝負ではなく、らでぃっしゅぼーやらしいもの…
 例えば、環境価値、社会貢献度の高い商品。
 モノばかりではなく、コトも織り込みながらお客様にお伝えしていくことも
 必要になってくるのではないでしょうか?」と、目指すべき方向性を示唆。
また、エヌ・ティ・ティ・ドコモとの進めている携帯電話の回収にも触れ、
「貴重なレアメタルを再利用できる取り組みです。ぜひご協力を」と
会場の皆さまへの協力の呼びかけ、発表を終了されました。

物流部の鈴木雅和さんからは、納品事故と商品事故について。
「皆さまのご協力もあり、事故は確実に減っています」と成果をご報告。
納品事故は、ギフトシーズンや祝祭日前に増える傾向にあり、
特に、祝祭日については、その翌週も気をつける必要があるのだそう。
担当者の振休による引き継ぎ不足や、不慣れな代役者がミスを起こすなど、
回収リコールに発展する場合もあるので、十分注意が必要です。
また、商品事故は、商品の問題だけでなく、名称ラベルやカラー表示違いなど
表示ミスにも注意が必要です」と指摘。
商品事故発生防止対策として、チェックポイントをまとめたリストが
ご参加の皆さまに配布されました。

お客様サービスセンターからは、高橋祐介さんが。
まず、名称が「会員サービスセンター」から「お客様サービスセンター」に
変更となったことを会場の皆さまにご報告しながら、
「姿勢は変わらず、“ホスピタリティ溢れる親身な応対”です」とご挨拶。
お客様からの声については、4つの事案を紹介。
「今後、客層が広がっていくことによって、お客様がご存知と思っていたことが
 そうではないというケースは増えてくると思います。高齢化が進めば、
 文字が見えにくいといったことから生じるお問い合わせも増えるでしょう。
 らでぃっしゅぼーやという会社の性質上、お子様がアレルギーであったり、
 ご自身が敏感肌であったり、品質に気を使われる方は多い。
 さらに、らでぃっしゅぼーやの商品=質がいいというイメージがある分、
 買いやすい価格帯の商品でもグレード感が低いと失望される場合も。
 らでぃっしゅぼーやでなければ買えない、らでぃっしゅぼーやらしい、
 らでぃっしゅぼーやのコンセプトを体現している商品…。
 こういったものを、提供できるようお願いします」と締めくくられました。
 
そして、らでぃっしゅぼーやからの発表を締めくくったのは、
今年で4度目の登場となる、品質管理課の神田康考さん。
すっかり恒例となっている、過去3年分のクレームをまとめた“成績表”配布と、
それについての解説、そして今年は、実際の改善事例を紹介。
文章だけのサイズ説明でクレームが発生していたケースは、
実際の着用写真を掲載し、目で見てサイズ感がわかるようにして改善。
また、土と種の栽培セットは、デザイン性重視のお届け形態から、
お客様のお手元に届いた時、よりわかりやすい形態とすることで、
クレーム数がゼロになった事例を紹介。
この事例については、実際に商品を扱われているメーカーさんから、
どのように改善したのか、社内の意見はどうだったのかなど、
当時の様子を神田さんがインタビューする形式で、ご説明頂きました。



分科会
らでぃっしゅぼーやからの発表の後、小休止をはさんで分科会へ。
カテゴリー別4つのグループに別れ、
各社の社会貢献に対する取り組みについてご報告いただきました。

※分科会でご発表いただいた内容については、
 会員専用サイト内のエコデザイン課ブログでご紹介しています。
 ☆エコデザイン会議・分科会発表はこちらから☆
 (会員専用サイトへのログインが必要です)





お取引先様によるプレゼンテーション
あゆみの会・丸山さん
丸山さんによる発表
あゆみの会の丸山訓さん
アグリクリエイト・高安さん
高安さんによる発表
アグリクリエイトの高安さん
続いては、恒例となりつつある、お取引先様による先進事例発表です。
今回は、茨城県を拠点に、有効微生物で完熟発酵させた有機質肥料を使った
農業を牽引する、有機栽培あゆみの会より丸山訓流通管理室長と、
あゆみの会と共に、農産物の流通や資材販売を担い、
リサイクル事業などを通じて、循環型農業の実践をサポートしている
(有)アグリクリエイトより高安和夫東京支社長が壇上へ。
あゆみの会とアグリクリエイトによって展開されている
「食品リサイクルシステム」について、ご紹介いただきました。

この食品リサイクルシステム、
実はらでぃっしゅぼーやの「エコキッチン倶楽部」の基本となっているもの。
らでぃっしゅぼーやのお客様にお届けした野菜から出る生ゴミを
乾燥型の生ゴミ処理機「リサイクラー」を使って乾燥。
それらをらでぃっしゅぼーやの配送クルーが回収し、有機肥料として再生。
生産者の畑に戻し、そこで栽培された農産物を再びお客様にお届けします。
これは、都市部の民間では日本初の取り組みとして話題を集め、
2007年には「グッドデザイン賞(新領域デザイン部門)」も受賞。
「この『エコキッチン倶楽部』は十数年続いていますが、
 らでぃっしゅぼーやのお客様で、この「エコキッチン倶楽部」に
 参加してくださっている方は、環境保全や循環型農業に感心が高く、
 らでぃっしゅぼーやの退会率も低いと伺っています。」と言及。
さらに、東京都港区の小中学校の給食残渣を対象とした「エコ給食ネット」と
東京都小金井市で行政・民間協力のもとで推進されている
「小金井エコプロジェクト」についても事例をご紹介いただきました。
また、アグリクリエイトが中心となって展開する「銀座ミツバチプロジェクト」と
連動しながらみつばちが有機農場で元気に飛び回れる環境を作ろうという
取り組みについて、高安氏が現状をご案内くださいました。

最後に、丸山さんから、
「ゴミの処理する費用は我々が納めている税金から出ています。
 有効活用できる力を秘めたゴミを、ゴミとして見過ごすのではなく、
 生かし、次の生き物へとバトンタッチしていく仕組みを作っていけば、
 無駄な投資をしている現状を変えていく力になります。
 食べ物、水…。こういったものは、私たちと離れているものではありません。
 循環の和の中に、私たちはいます。
 私たちは食べ物から、皆さまは皆さまのフィールドを通じて、
 それぞれが役割担い、循環の和を広げていけたらいいなと思っています」と
締めくくられました。



らでぃっしゅぼーや活動報告(被災地支援)
会場の様子
会場の様子
エコデザイン課の前川さん
お取引先様の先進事例に続いては、
らでぃっしゅぼーやの被災地支援活動報告が行われました。
発表を担当したのは、この5月にエコデザイン課に着任した前川孝文さん。
緊張の中、現状、らでぃっしゅぼーやが参画している4つのプロジェクト
「東北コットンプロジェクト」「東北グランマプロジェクト」
「未来の種プロジェクト」「大槌市刺し子プロジェクト」について、
現状を報告いただきました。
また、今後予定しているプロジェクトにも言及。
「仮設住宅に暮らす子どもたちに
 学ぶための部屋を提供するプロジェクトがあります。
 仮設住宅は大変狭いため、子どもたちに勉強部屋はないのが実情。
 そこで、使われなくなった仮設住宅や学校を学びの場として提供し、
 子どもたちが夢や将来を考えることをサポートしようという取り組みです。
 らでぃっしゅぼーやはこのプロジェクトに対して、
 講師派遣や光熱費、警備費などの支援を予定しています。」
この取り組みについては、
らでぃっしゅぼーやのお客様を対象にした被災地応援ツアーも計画。
実際に現地で授業風景を見ていただくといったことも予定しているそうです。



らでぃっしゅぼーや・野田部長ご挨拶
野田取締役
野田和也取締役商品部長
長時間に及ぶ会議は、いよいよ佳境に。
締めくくりには、商品部長に着任された野田和也取締役が登場。
「2013年度の展望と対策」と題し、
今後のらでぃっしゅぼーやの方針について、発表をいただきました。

「地球上で一番強い生物は?と聞かれたとき、
 “力が強い”“足がはやい”……いろんな考え方があると思います。
 しかし、これらはどれも正解とはいえません。
 突き詰めれば、環境に適合して生きることができるものが一番強いんです。
 我々、事業体も同じことが言えます。
 経営として世の中の流れをふまえた上で、
 らでぃっしゅぼーやがお客様にどのように対応していくのか、
 アベノミクス効果、TPPノイズ、消費税アップ…どう対処していくのか、
 人の気持ちで景気が動いた時、実態がくるかどうか?」
と、私たちを取り巻く環境について言及。
さらに、らでぃっしゅぼーやらしさのあるセレクト、
安心・安全・健康・エコロジーといった信念を貫きながらも、
「変わらないために、私たちは変わり続けなければならない」と
会場の皆さまに呼びかけられました。

※野田取締役の発表内容は、らでぃっしゅぼーやの会員別購買傾向など、
 かなり詳細な数値が含まれていたため、ここでの報告は割愛させていただきます。



会議終了
懇親会の様子
朝10時半からスタートし、半日をかけて行われたエコデザイン会議。
堺井理事から、ご参加の皆さまへのRadixの会入会についてのご案内と、
堀江理事からの閉会宣言にて、長時間のプログラムは無事に終了。

終了後の懇親会では、名刺交換をされる方、
久々の再開に会話を弾ませる方、
長時間の会議で使い果たしたエネルギーを
美味しい料理とお酒でチャージされる方と、
おのおの、和やかな時間をお過ごしいただけたようです。

※ご参加いただいた皆さまからのアンケート結果は
 会員専用サイト内のエコデザインブログでご報告しています。
☆アンケート結果はこちら☆
閲覧には、会員専用サイトへのログインが必要です。



(報告:Radixの会事務局 田中)

2013/07/03

会員サイトへログイン

パスワードを忘れた方はこちら

 

Radix info on twitter

Radixオフィシャル動画

ブクログおすすめ本

らでぃっしゅぼーや コーポレートサイト