エコデザイン部会ブログ

2017/10/29

エコデザイン部会全体会2017

会場の様子
 10月26日(木)オペラシティビル会議室で開催されたエコデザイン部会は、年に1回の全体会と年2回のセミナーが恒例です。
 エコデザイン部会ならではの環境配慮や社会貢献といったテーマで講演も行われ
ます。
 今回は「高齢化社会に向けての新しい取り組み事例」をテーマに認知症と向き合い考えるきっかけ作りと企画されました。参加したのは41社58名、らでぃっしゅぼーやスタッフを加えると90名定員の会議室はほぼ満席となりました。

「高齢化社会に向けての新しい取組み事例」について

講師の小国士朗さん
第一部では、テレビ局ディレクターの小国士朗氏に「高齢化社会に向けての新しい取組み事例」をテーマにお話いただきました。小国さんは、“注文を間違える料理店”の発起人。これは注文をとるスタッフが皆認知症のレストランで、間違える事を受け入れ、一緒に楽しんじゃおうよというコンセプトの社会実験的なプロジェクトです。小国さんは、取材で認知症介護のプロ・和田行男さんと知り合います。和田さんは『最後まで人として当たり前の姿を続けてもらうのを支えるのが仕事』というポリシーを持ってグループホームを運営しており、そこで小国さんはある日のメニューがハンバーグの予定が餃子になっていた、でもおじいさん、おばあさんは楽しそうに料理して美味しそうに食べている。ハンバーグが餃子になってもいいのではないかと気付いた瞬間、“注文をまちがえる料理店”というワードを思いつきます。そして実際にプロジェクトをはじめる為に全員が超一流のプロフェッショナルを集めます。その時大事にしたのが“シェア・イシュー”やりたいこと・大事だと思っているテーマを一人で抱え込まないという事。その結果コンセプトに共感してくれたプロが集まりました。お店は、みんなが来やすいように、そして間違える可能性があるからこそ、オシャレで、オイシイということにこだわりました。 “まちがえる”ということに対して周囲の意見も分かれましたし、何より認知症の方自身も“間違えたい”とは思っていません。“むしろ間違えない準備が大切”その上で間違えちゃったらごめんね、“てへぺろ(まちがえる料理店のロゴマークのデザイン)”というレストランが注文をまちがえる料理店です。実際に来店されたお客さんへのアンケートでは認知症理解のきっかけとなるとほとんどの人が回答しています。この料理店にできた事は、コストが価値に変わったという事。おじいさん、おばあさんがずっと笑って、会話して、楽しんでいるという状況を、家族や介護施設の職員の方もこういう表情をしているというのを見たことがなかったので驚いたそうです。今後、小国さんがやりたいと思っているのがWARM JAPAN。“まちがえる料理店”には海外メディアからの取材も多くありました。認知症の方が笑えて、怒らずコミュニケーションを楽しんでいるお客さん、こういうほっこりした感じを日本から発信できたらいいのではないかと考えておられるそうです。講演が終わった後の質疑応答でも様々な質問があり、“まちがえる料理店”の簡易版が行われた町田市の取組みなど今後につながっていく活動にも皆さんの関心が寄せられました。
質疑応答の様子

らでぃっしゅぼーや商品部~エコデザインの基本ポリシー~

コデザイン課関本MD
第二部の勉強会では、商品部から「エコデザインの基本ポリシー」やらでぃっしゅぼーや30周年に向けての説明がありました。また、盛り上がったのは、エコデザイン課関本MDによる『売れているものにはワケがある!』のプレゼン。3年前と比較して今、何が売れているのかをクイズ形式だったので楽しみながら参加されていました。

懇親会では、産地応援!

今期のエコデザイン部会では、懇親会の食材で、らでぃっしゅぼーやの産地応援をしています。今回は水害、台風で被害にあった産地を応援する気持ちもこめて九州他の果物をメニューに加え、農産スタッフから現地の様子の説明の時間も設けました。
多くの参加者で賑わったエコデザイン部会。カテゴリーを越えて食品部会からの参加もあり交流も深まる部会となりました。
農産部の島田さん産地の紹介をしてもらいました。
長野県の石川さんの自根トマト
福岡県めぐみの会さんの「にっこり梨」
「長野県アップルファームさみずさんのシナノスイーツ」、「埼玉県狭山ベリーランドさんのレインボーレッドキウイ」、「紀の芽の会さんの平核無柿」、「北海道NSニッセイさんのスチューベン(ぶどう)」などのオードブルが並べられた。

エコ部会参加者感想

・やはりプロです。マイノリティのキッザニアを期待してます。引き込まれる進め方でした。原体験の重要性がわかりました。
・「きっかけ」というものの重要さを改めて感じることができました。ま、いっかという寛容さが色々な場で広がってCOOLJAPANでありWARMJAPANである、そんな日本になったら最高だと思います。貴重なお話、ありがとうございました。
・「WarmJapan」の想い、非常に共感しました。「ま、いっか」と思える「寛容さ」「気づかい」「やさしさ」そんな「ほっこりする」空気感を忘れずにいようと思います。また「シェア・イシュー」という考えや、押しつけにならない社会に対する問題提起の方法など勉強になりました。いつか「てへぺろ」バッチの店員さんを見つけたら「ま、いっか」という思いで接したいと思います。
・少しづつではあっても知ってもらえるキッカケ作りとなる、このような活動にとても共感しました。自然に暮らしたいということが難しくなっている(特に都市部では)中、自身に重ねて考えた時、今後このような世の中になればと願わずにはいられませんでした。
・明るく認知症を捉えられ、今後に勇気づけられた。
・Yahooニュースだけでは知り得なかった裏方さん達の動き(心の動き)がよくわかって良かったです。また、これまでと異なり、認知症の方々達のため!というだけでなく、認知症のことを知らない人達のため!という視点もあったんだと発見。<目からうろこ>でした。
・非常に興味のある内容でとても勉強になりました。見方や考え方一つで様々なアイディアがあること、また、自分のやりたいことが社会活動につながることはすごいことだと思いました。
・長生きがリスクなのか?と考えていた時にとても為になるお話を聴かせて頂きました。他人を許容する社会になるよう自分なりに出来る事を考えるきっかけになりました。
・貴重なお話お伺いでき、大変勉強になりました。色々なコトの判断をどのようにされたのかというお話が特に興味深かったです。シンプルな原風景を観察する、考えるという大切さをあらためて考え直す機会を頂けたコト感謝しております。
・自分の知らない世界というのは遠いような、身近だと感じました。お話を聞くことで普段の世界も見え方が変わる気がします。
・社会の多様性への一石になる事と思います。今後の活動にも大変興味を持っております。
2017/10/29

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