エコデザイン部会ブログ

2017/08/02

「社会貢献と事業拡大の両立」セミナー開催報告

 7月11日(火)、らでぃっしゅぼーや本社フリースペースにて、「環境配慮型製品の普及・拡大と啓蒙活動の包括的な取り組み」をテーマにエコデザイン部会セミナーを開催しました。題して、

エコデザイン部会発信セミナー
~社会貢献と事業拡大の両立とは~
『森林を育て竹山を整備する先進的な紙利用事例』

 講師は、今期の部会理事でもある(有)生活アートクラブ、富士村社長。2012年の部会集会時には先進的な取り組み「木になる紙」について発表し大好評でした。今回は、その先の新しい形として「国産竹を使った竹紙」の取り組みも含め、継続した活動を是非お話しいただきたいということで今回の講師をお願いしました。

 渡邊理事から『今日のお話しで、私たちの生活の中に〝竹″をどれだけ溶け込ませていけるのか、ひとつのヒントを富士村さんからご教授いただけると思います。聞くだけではダメです。実践あるのみです!皆さんも竹で何が出来るかやってみていただきたいと思います』という熱いメッセージでセミナーが始まりました。(報告:事務局・加藤)

「木になる紙」の活用を単なる「コスト高」にしないために

セミナーでは、
 ①間伐材を利用した「木になる紙」(進化形)の国内初、輪転機用印刷用紙の共同開発
 ②「木になる紙」の自社制作物(販促チラシ)への積極的利用=具体例及び実績
 ③コスト高製品の継続利用と経営のバランスに於ける独自考察
について、実例を交えてお話しいただきました。

 生活アートクラブでは、消費者向けの啓蒙運動に注力し販促チラシを木になる紙(2017年4月からは竹紙も併用)で自社制作しています。
 また、時には紙面の商品掲載数をあえて減らし、その商品を販売する目的や意義を丁寧に伝えることで、実は単純陳列の何倍もの売上に繋がることも実証しています。

例)販売チラシには可能な限りのスペースを使って「木になる紙」を使うことによる温暖化対策貢献度をイラスト付で説明しています。



 木になる紙、竹に関する現状や可能性についての説明に加え、実際に竹紙で印刷されたチラシを回覧し、竹紙が製品になるまでの動画も見せることで、説得力、納得度ともに高い内容でした。社会貢献と事業拡大という一見、相反する課題へ積極的に取組む富士村さんに向けられた参加者の視線は真剣そのものでした。
「環境保全、山林活性化への貢献とコスト(経営)バランスの両立は、皆さんにとっても今後のヒントになるはず」とエコデザイン部会 中橋課長(左)。同課新任の荒川さん佐藤さんもご挨拶。
部会を超えた参加者(農産部会からはあゆみの会の丸山さん、食品部会からは、タイコウの稲葉さん、スカイ・フードの藤本さん、まえたの前田さんなど)を迎え、難しい課題に挑戦する富士村代表の話を真剣に聞く

自然災害で被害を受けた熊本・北海道産の食材中心に懇親会!

懇親会では、森と海のつながりを意識しながら、自然災害で大変な被害を受けた地域を「食べて応援しよう!!」と熊本・北海道産の食材を用意しました。また今回は、食品部会・水産・農産部会から参加いただいた会社ご自慢の食材を使ったメニューも用意。いつもながら、生活アートクラブとアバンティのスタッフの皆さんにご協力いただきながら、おいしい手料理に仕上げました。
アバンティさん、生活アートクラブさんのスタッフの応援
もいただきながら、懇親会の調理準備を進めます。
 締めくくりも、恒例、渡邊理事による「炎の五本締め~前へ!」。人差し指だけから始め、中指、薬指、小指、親指と指を足しながら一本締めを5回行う五本締めは、人差し指だけでは聞こえなかった音が徐々に大きくなります。最後に全員が右手右足を前に出して「前へ!」と声を揃えることで一体感を感じることができるのです。これを機に、お互いの交流がますます深まっていけば幸いです。

参加者の感想、そして次は・・・

・今まで竹の使い道を考える事もありませんでしたが、今回お話をお聞きして、竹の価値というものを改めて知らされました。販売者だけでなく、環境や購入者や竹の保有者など全ての人にとってプラスになる素晴らしい竹の使い道だと思います。
・改めて、環境へ配慮した活動と啓蒙活動を行いながらの事業拡大の難しさとその意義の重要性を学ぶことができました。また、それに関わる生産者の思いと安定した利益も考え、取組みに協力して頂き、継続していく大切さを学ぶことができました。
・忘れかけていた基本中の基本の事を思い出させていただきました。目先の事で精一杯だった事を反省し売らなければならないものを再度販売していきます。本当にありがとうございました。

 次回のエコデザイン部会は、内容は今後のらでぃっしゅぼーや方針等を中心に10月26日(木)午後開催を予定しています。会場等詳細が決まり次第、ご案内いたします。
2017/08/02

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