食品部会ブログ

2014/03/25

第7回医療セミナー 開催報告

2014年2月15日(土)、らでぃっしゅぼーや本社内 リフレッシュルームにて第7回医療セミナー
「~心を病むこと うつ病を知る その考えられる起源とこれからの新しい治療法~」を開催しました。

前日からの大雪のため、当日のキャンセルもありましたが、Radix会員・らでぃっしゅぼーや会員・スタッフ含め28名の参加。
質疑応答では次々と質問が出てくる、積極的な勉強会となりました。
Radixの会 後藤常務理事より開始挨拶、技術の勉強会・情報の交流を行うRadixの会についての説明、2008年から行われてきた医療セミナーの成り立ちについての説明の後、総合司会 中野史朗先生により、うつ病の臨床・研究の最前線に立っておられる中村元昭先生の紹介をしていただき、医療セミナー開始。
後藤常務理事
総合司会 中野史朗先生
講師 中村元昭先生

神奈川県立精神医療センター 芹香病院診療科医長 中村元昭先生による講演

今回の医療セミナー、内容は以下の2点。
1.「心を病むこと」の意味と、うつ病について考える
2.進化医学的視点から今後のうつ病治療を考える

※進化医学とは進化の経緯と病気の起源を考えながら
 病気への新しいアプローチを行うもの。


「心を病む」こと、鬱のメカニズムについて考えてみようということで
・個人の主観的体験の視点
・バイオ・サイコ・ソーシャルモデルの視点
・多因子疾患の視点、
・進化生物学(可塑性と報酬系)の視点
・人類史(20万年間)の視点
・性格特性と現代社会の視点、
・グローバルな視点
上記の様々な視点からうつ病について説明していただきました。

医学進化からみたうつ病の治療は神経可塑性・報酬系の変調、自律神経系の変調、ストレスホルモンの過剰、生活リズムの変化、社会的役割の変化、食生活の変化によるものがあり、それぞれをターゲットとした治療法について説明。脳の神経可塑性・報酬系の変調への治療はアメリカやヨーロッパでは保険でも認められるほどの治療が進んでいるが、自律神経系の変調やストレスホルモンの過剰への治療というのは西洋医学ではアプローチが貧弱なため、この部分へのアプローチがしっかりできる東洋医学を取り込み、東西両医学の融合も1つの目標としてとり組んでいるとのことでした。
その後、中村先生がとり組んでおられるニューロフィードバック、高照度光照射、K式鍼灸スコア等の治療についての説明や、無作為比較試験、シャム円皮鍼(えんぴしん)などの鍼灸研究(鍼灸の精神科臨床応用の)の今後の方向について説明していただきました。
最後に国が昨年度から取り組んでいる認知症と精神疾患の克服を掲げた『脳と心の健康大国実現プロジェクト』(10年かけて行う予定)について説明していただき医療セミナーは終了しました。

動画

2014/03/25

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