畜産部会ブログ

2011/06/28

中津ミート豚舎視察レポート

6月28日神奈川県愛川町にある中津ミートさんの豚舎を見学させていただきましたので報告させていただきます。
ウィルスを持ち込まないようにチェーンや看板を使って消毒を呼びかけます。
まずは、中津ミートさんの事務所に入る前に靴を消毒。
事務所で除菌した見学用の服に着替えまた靴を消毒。髪の毛が落ちないよう帽子をかぶります

畜産での脅威はウィルスによる病気だそうです。豚舎のように集団で豚を飼育しているとウィルスの感染拡大が早く、対処することが難しいのです。

去年宮崎を中心に猛威を振るった口蹄疫も凄い早さで感染を広げていきました。あの様な事態を未然に防ぐ為に念入りな消毒が行われているのです。
現在、修復中の豚舎です。右の写真の真ん中にある溝は豚のふんと尿を撤去します。下は深く溝掘られていてここで発生したふんは一箇所に集められて乾燥させられ堆肥になります。尿はふんと分けられて浄化槽へ向かいます。この豚舎が完成すれば中津ミートさんが1ヶ月で出荷できる豚は約1000頭以上になります。
続いて、分娩豚舎です。ひとつの区切りの中には生まれたばかりの子豚や、お乳をあげるために母豚がいます。
親の豚が子豚を踏んでしまわないようにするためパイプで柵を作っています。また、出産前後の豚は神経質になるため、柵を作らないと他の豚たちとケンカになってしまうそうです。
子豚に親豚がお乳を与えています。豚は一度の出産で11匹から12匹の子供を産むそうです。豚は年2回、季節を問わず年間を通して繁殖、出産が可能なので一匹の親豚から年間20匹以上の繁殖が可能です。
分娩豚舎内部の気圧を左の換気扇で下げ、分娩豚舎の反対側にあるフィルターを通して外の空気を取り入れます。フィルターは上部から水を流し、室内の温度を下げています。
豚舎で集められたふんはここに集められ、中でかき混ぜられそして乾燥し、堆肥になります。
出来上がった堆肥です。さらさらでにおいはほとんどありません。
出荷される前の豚です。豚たちにストレスをできるだけ与えないよう、スペースにゆとりをもって飼育されています。豚たちの飼料には通常生の穀物を砕いたもの(マッシュ)が使用されますが、中津ミートさんでは穀物を蒸した飼料をペレット状にし、それを更に豚が食べやすいよう細かく粉砕した飼料(クランブル)が使用されています。マッシュの栄養分は約75%ほどしか豚の体内に吸収されませんが、クランブルは約82%豚の体内に吸収されるそうです。またクランブルを与えた豚はマッシュを与えている豚に比べふんがにおわないそうです。



最後になりましたが、中津ミートさんの松下社長、ならびに社員のみなさん忙しい中見学をさせていただきありがとうございました。
2011/06/28

会員サイトへログイン

パスワードを忘れた方はこちら

 

Radix info on twitter

Radixオフィシャル動画

ブクログおすすめ本

らでぃっしゅぼーや コーポレートサイト