農産部会ブログ

2017/07/25

北海道ブロック集会in真狩・倶知安 開催報告

今年の北海道ブロック集会は6月16日(金)、比較的新しいRadixの会のメンバー、若干38歳の三代目、佐々木伸さん率いるベジタブルワークス(佐々木農園)さんに総勢21名でお邪魔しました。午後から徳弘理事の開会挨拶。鮮やかなオレンジ色のツナギで登場した伸さんが、まず案内してくれたのは、自宅横のブロッコリ畑で圧巻の1枚が16町(≒ha)。今年は春先の寒さと育苗で若干苦戦しているとのことでした。

父親が始めたブロッコリの生産を進化させる

10aの育苗ハウス
苗の数に圧倒される
カッコいい農業に憧れていたという伸さん、主力のブロッコリは、最盛期には40人体制で収穫箱詰めを行い、気になる人材確保も天候に左右されない作業の組み立て方をし、送迎やレクリエーションなども取り入れることでここ数年は若者たちが着実に集まっているとのこと。

トウモロコシ、グリーンアスパラ、小豆、人参などを含めると、現在所有する畑は90町近くにもなるそうです。10年の経験を積む中で、畝幅や株間、畝の高さなども、収穫・運搬機を改良しながら最適な値を追求してきました。

参加者からは地形、土質や土壌分析の話、土地単価、気候変化などの環境や、輪作体系など、より具体的な情報交換が行われ、佐々木さんもそれを聞きながら今後に活かせる内容を吸収していました。10年の実績を積む中で、畝幅や株間、畝の高さなども、収穫・運搬機を改良しながら、最適な値を追求してきました。また従業員が働きやすいように週6日間で業務が回るようにするなど、時間や作業効率も熟考されています。

1反の大きな育苗ハウスは仲間にも手伝ってもらい自分で建て、300万程度節約ができたとの話に皆、感心していました。

農業に真摯に向き合う姿は先輩たちも感動

宿に戻っても引続き佐々木伸さんから話を聞きました。農園の歴史や、次男として農業に対する考え方がどのように変化していったか…。

そして参加の皆さんが一番感心したのは、仕事を手伝う若い仲間に素人目で指摘された「無駄」や自分で考えた「無理」を削ぎ落とし、より個性を打ち出すことによって成長してこられた、と語った部分だったと思います。

従業員を集める方法や、輸送コスト削減の件も多くの質問や意見交換が行われ、アンケートに書かれた感想に「感動しました」という声が多かったのも印象的でした。

2日目の座学も質問・意見が活発に交わされ充実

そうか病対策のポイントを説明する池田先生
北海道農業の最新情報はアースカフェ鈴木さんから
2日目は、朝から北農研の池田成志先生が配布資料に基づき、ジャガイモそうか病対策やブロッコリ&ズッキーニ軟腐病対策、土壌微生物分析の話をしていただきました。特に、窒素肥料を控えめにという話の後で、何事も「減らす」とか、「やめる」というのは(収量が減るのでは?という不安が先立つので)勇気が必要で、また、研究者も、そのようなアドバイスがしにくい環境にあるという話をされていたのが印象に残りました。

アースカフェの鈴木さん(農業技術士)からは、少子高齢化と人口減少、加齢による体力低下(特にバランス、柔軟性)対策、また、耕作放棄地が少ない北海道では引続き法人経営への移行が進んでいること、農業者減と反比例して経営耕地面積の増大が進み、この流れは変わらないであろうこと、それに密接に関連する農政の最新情報も報告されました。参加者からは経営情報を総合的に管理するシステムの構築について質問が出て、意見も交わされました。

今回は、らでぃっしゅぼーやからも農産担当の武居さん、北海道センター長の吉田さん、上岡さん、配送の松本クルーなど、若手のスタッフから前向きな報告が多々あり全体的に若々しさを感じたブロック集会となりました。
左上)ぱれっとを説明する上岡さん、右)北海道センターの取り組みは吉田センター長から、左下)農産部からは武居さん、右下)配送クルーの松本さんも参加
2017/07/25

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