農産部会ブログ

2016/12/31

北海道ブロック冬集会in札幌報告

2016年12月16日(金)、札幌市のThe Earth Cafe愛生舘サロンにて、北海道ブロック・冬集会を開催しました。

今回の集会では、各団体ごとに土壌の穴掘り診断後の取組み事例発表、何度も大型台風に見舞われた天侯下での収量・品質や近況報告等を共有する場となりました。アースカフェの鈴木さんからは、いつもどおり北海道農業の最新情報。また『体力なくして農家の永続性なし』の視点からトレーニング科学専門家の滝澤氏をご紹介いただきました。ぜひ、別途時間をとってお話を伺いたいコンテンツをお持ちの方と拝察しました。

農産部からは、北海道の各産地訪問した際の画像を紹介しながらの説明や新しい農産部の体制、「ぱれっと」の状況、クレームの動向等、産地担当ならではの簡潔で的確な報告がありました。

北海道ブロックでは、帯広畜産大学グローバルアグロメディシン研究センター教授:谷先生の指導のもと、2010年から畑の穴掘りをして、土壌断面診断に取り組んできました。今回の集会では、この診断結果とその後の取り組みについて、共通のフォーマットにまとめることとなりました。
※『現代農業』2016年3月号の特集(P.80)では、これまで実施してきた谷先生の診断レポートが掲載されています。

参加メンバー報告より

どらごんふらい:徳弘理事 2016年実施
『これまで学んだことをどういう風に形にしていくか、他地域と共有するためにもまた、この活動を拡げていくためにも北海道ブロック集会の総括として報告シートのフォーマットを皆さんと確認して2017年4月提出を目標としましょう!』
麓郷生産組合:菅野さん 2010年実施
『穴掘りは2010年と今年と別の場所ですが2回実施。土壌を大型機械で踏みつけてしまうので浸透性を保つのが課題です。2016年は6月の長雨・低温で玉ねぎが大きくならず被害が大きかった』
狩野自然農園:狩野さん 2011年実施
『実施後少しずつ改善を行い、一昨年には収量UPと効果が出てきました。2016年は雨が多すぎて、じゃがいもに被害が出たのに加え、12月に入ってかぼちゃ(九重栗)のクレームが増えました。今までは谷先生に報告するだけでしたが今年の水害で毎年穴を掘って年間記録を取っていかないといけないと実感しました。』
大牧農場:五十川さん 2012年実施
これまでの穴掘り全て参加の皆勤賞です。谷先生を紹介してくれたのは五十川さんでした。谷先生とのきっかけについて『自分だけの情報だけではなく共有して消費者の方達に良いものをお届けしたかった。いい事を繋げていきたい。』とお話をいただきました。
村橋さん
『十勝は6月の日照不足と8月の台風の影響、11月初めに降った雪がしばらく解けず、馬鈴薯・小豆等、今年の収量は減っています』
樫木さん
『地元は土質がいろいろあって一様に排水が悪い地域。父の代よりその対策を行っていた事が、今年になって目に見えて実感できたのが良かったです。今年は雨量の割に取り残しもなかったです』
オーガニック・マーケット・北海道:長内さん 2013年実施(果樹)
『谷先生のアドバイスを受けた内容で、根を張って水を吸い上げるように実践しました。まだ目に見える結果が見えないので引き続き注目していきたい。2016年の状況は日照が少なかったが台風の影響がなかったのが幸いしている』
オニオンファームカワマタ:川眞田さん親子 2014年実施
『穴掘り実施後、改善した結果と結論付けるのは尚早だが、収量的にいつも悪いところが一番良く、良い圃場と悪い圃場の差がはっきりと出ました』とお父さん。息子さんは『水はけよりも肥料の効きが出たようです。サイズもLから2Lに。根っこが(水を)吸える土壌条件になったのではと考えられます』とのこと。
北海道アンの会:鈴木さん
『泥炭地で田んぼの後に玉ねぎを作っています。10年ほど前に「無材暗渠」を実施。モグラがトンネルを掘るようなイメージで泥炭地に有効な仕組みです。未だに効いていて大雨が降っても翌日には水が引きます。トラクターが小さいのと回数が少ないのも影響していると思います』
ベジタブルワークス:佐々木さん
『改めて穴を掘っての土壌診断を見直そうと思いました。ブロッコリーが同じ圃場でも大きくならないのと、とうもろこしは収穫間際に台風の影響を受けて9割方だめになって2016年は大変な年でした』

大雪の影響でセンターは大混乱。でも「集会は宝の時間」の声に救われた。

北海道センターの報告は急きょ、事務局の加藤が務めた
2年ぶりの冬集会には当初、北海道センターから、センター長はじめ農産(物流)、新規営業、配送代理店の各担当スタッフが張り切って参加予定でした。しかし前週からの大雪で羽田から千歳の運航便に欠航・遅延が相次ぎ、物流が混乱。急きょセンター総出での宅配便出荷対応作業となり、残念ながら全員欠席となりました。
北海道センターの参加がない残念な回となってしまいましたが、勉強会後の懇親会では、お互いの近況報告や情報交換等、いつもどおり真面目で熱い議論も交わされ大盛況に終わりました。参加した方からの『一人で悩むのではなく、情報交換し、良いところを共有し、チャレンジできる、そして聞いてみたい事が聞ける宝の時間!』という声に、開催の意義を改めて確信しました。(報告:加藤)
2016/12/31

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