農産部会ブログ

2014/12/30

北海道勉強会/報告:研修生・山口

北海道センターにて集合写真
12月12日(金)北海道勉強会を開催。
北海道センターが現在の場所へ移転してから行ったことのない生産者の方が多かった為、勉強会前の午前中に見学。午後からブロック集会ではお馴染み、帯広畜産大学準教授 谷先生による勉強会を行いました。
参加者21名 講師、スタッフを含め総勢35名の参加となりました。

生産者からの発表

谷先生に断面調査をしていただいた5名の生産者から断面調査をする前とした後で土づくりにどのような変化(考え)になったのか?アドバイスを聞き実践して変化があったか?昨年の勉強会でカルシウムのお話を聞き実践した結果など発表していただきました。
《詳しくは動画をご覧ください》
OMH 長内さん
狩野さん
川眞田さん
菅野さん
五十川さん

谷先生の講義

谷先生
質問一覧
《クリックで拡大》
真剣な眼差しで話を聞くみなさん。
谷先生の話は食い付きが良く多くの質問が出ました。
生産者の方に「谷先生への質問アンケート」を取り質問にお答えいただきながら4年間のおさらいという事でお話をいただきました。
良い土壌の条件を簡単に説明の後、栗山町で有機玉ねぎを栽培しいる方の圃場断面調査をした時のお話とその地域で行った改善策、リン酸減肥の経済性の説明。

【お送りした質問に対してのおさらい】
『バレイショとカルシウムの関係』
バレイショ栽培において、水溶性カルシウムを含む肥料(硝酸カルシウムや硫酸カルシウムなど)を施肥することにより、バレイショ塊茎中のカルシウム濃度が増加し、打撲による黒変、褐色心腐、黒色心腐、中心空洞などの内部障害を抑制。

『バレイショへのカルシウム施肥』
・バレイショの主根や側根から吸収したカルシウムは地上茎に供給され、ストロン根や塊茎根から吸収したカルシウムが地下茎へ
・バレイショの塊茎肥大期(着蕾期~開花期)に、ストロン根上部あるいは周辺にカルシウムイオン(水溶性Ca)を供給する必要
・アメリカでは硝酸カルシウムの追肥、北海道では土壌特性や培土方法に応じて硝酸カルシウムや硫酸カルシウムの使い分け

『日本におけるカルシウム施肥』
・日本の土壌は基本的に酸性土壌であり、カルシウムやカリウムなどが溶脱しやすいため、もとともカルシウムが少ない
・酸性土壌の改良を目的として、炭酸カルシウムや苦土炭カルの施用を行ってきたが、カルシウム肥料として意識して入れない
・土壌への吸着やイオンバランスの悪さなどのにより、十分な水溶性カルシウムが供給されず、作物が吸えない
含まれる成分の特性や各カルシウム肥料の特製、使用方法などのお話をいただきました。


【微量要素の効かせ方】
『溶存有機物とキレート能』
・キレートとは、1個の分子が2個以上の配位原子が、金属原子をはさむように配置してできた環構造
・土壌や堆肥などに含まれる溶存腐植物(腐食酸やフルボ酸やリンゴ酸などの有機酸類はキレートを作る

[土壌や堆肥に含まれる溶存腐植物質が土壌固相から鉄を溶解される]
           ↓
[溶存腐植物質と鉄イオンがキレートを形成して土壌溶液内を移動する]
           ↓
[鉄-腐食キレートが植物根に近付くと根が酵素を出してキレートを切り離して鉄イオンを吸収する]

『微量要素とキレート』
亜鉛や銅などの必須微量元素(金属陽イオン)は、黒ぼく土の腐食や粘土に強く保持されてしまい、作物に吸収されにくい(不可給化)
土壌中の溶存有機物と微量元素がキレートを作ることにより、土壌への保持を抑制し、作物に吸収されやすくなる(過給化)

《詳しくは動画をご覧ください。》

らでぃっしゅぼーや㈱より

左:大西さん  右:武居さん
【農産部より】
「北海道から本州への新しい物流網の構築」
2014年10月より弊社にて北海道からの青果物流通において、プロスパル株式会社様と新たな流通網を構築し、宅配便よりも2割ほど安価な流通を開始させていただきました。
ヒヤリングシートの記入のお願いについて
農産品クレーム数&クレーム率の説明
北海道産地のクレーム率、返品状況の説明
規格の改訂の説明
農薬適用確認についての説明
注文品(野菜・果物)の販売強化の説明
北海道産地担当の変更挨拶



【北海道センターより】
今年の実績の説明
共配便の流れの説明
地域密着企画 朝もぎとうもろこり報告
草抜きお手伝い隊 出動 報告
会員交流イベントの報告
北海道センタースタッフの挨拶

リープス 鈴木さんからスマートサポートの説明

スマートサポートの説明
軽労化技術とは
アシスト(たすける)/ リスク回避(まもる)
・人の手による作業を持続的に安全かつ快適に行えるように身体にかかる負担と疲労を軽減することで疾病リスクを低減すること
トレーニング(きたえる)
・持続的な作業によって得られる適度なトレーニング効果が体力(筋力・持久力・気力)の維持・増進に寄与し、作業者の疲労意欲を高めること

長内理事より来期の開催について

今回の参加者から来期のブロック集会を開催地「関さんの圃場」と講師には谷先生にお願いをして土壌断面調査を行うことを承認いただきました。

(案)来期からは、谷先生の講義を受け実践していることや実践した結果
   などを各生産者に見える形で発表してもらうように考えています。

動画

2014/12/30

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