農産部会ブログ

2018/07/08

北海道ブロック集会 in 十勝 開催報告

 6月29日(金)~30日(土)、生産者20名12団体、関係者16名あわせて36名が集まり、今年のブロック集会は音更の大牧農場と芽室のいずみ農園の圃場視察、そして、北農研の池田先生の勉強会と会議は帯広駅近くのホテルで開催しました。今回は、10月には経営統合を予定しているオイシックスドット大地社から、藤田会長と大山部長をゲストにお招きしたほか、大牧農場の勝美会長、現地の資材関連ではJBFさん、アグリドックさん、児玉ヘルス商事さんなども駆けつけてくださいました。

1日目、大牧農場(音更)に現地集合

 この週の前半、十勝地方は雨がよく降り、当日も午前中は小雨がぱらつく中、お天気を窺いながら集合時間を迎えましたが、お昼には雨も止み、無事圃場視察も実施することができました。なんと苫前の関さんご夫婦も遠くから来てくださいました。
 大牧農場では、そうか病対策も兼ね有機肥料を条件を変え施用した4つの試験区と1つの慣行区あわせて2.5haもある試験ほ場を、それぞれの試験区での芋のつき具合を掘り起こして見ながら説明を受けました。また近くにある約1haの堆肥場にも歩いて移動し説明を受けました。富良野から参加した生産者からは、そのスケール感に驚きの声も。また最後に、宮崎大学の大野先生から学んだ天敵活用を路地の大豆の畑に応用できるか、天敵が好きな植物を大豆畑の周囲に植え実験をしている畑も見せていただきました。
大牧農場に集合、五十川理事が開会の挨拶
北海道センターから「しきさいぱれっと」を持参し説明中
広大な試験ほ場で説明を聞く参加者
試験内容と進捗を説明する五十川さん
熱心に聞き入りる参加者の皆さん

北農研の池田先生による「そうか病研究」その後の報告

 圃場視察を終え宿に戻り、今度は、北農研の池田先生に、大牧農場の試験ほ場でも見学した、有機肥料を活用したそうか病対策の研究報告を中心に座学を実施しました。除草剤と病害蔓延の関係、堆肥中の放線菌類やpHと微生物の関係、食中毒菌と作物の相性の話なども、海外の研究事例も取り上げながら改めて幅広く伺い、共生微生物にまつわるわかりやすい資料も配布いただきました。
池田先生の講義
熱心に聞き入る参加者の皆さん

懇親会では、藤田会長からのご挨拶も

 今回初めてRadixの会のブロック集会に参加いただいた大地を守る会の藤田和芳前社長(現オイシックスドット大地社会長)には、懇親会の冒頭、乾杯の挨拶の前に、今回の経営統合含め、改めて今後、競い合ってきたブランドが結束し、生産者とともに有機農業を広げていきたいという、力強いご挨拶をいただきました(会長からは予定が合えば今後開催される他のブロック集会にもぜひ参加したいというお話もいただいています)。また、懇親会の二次会では、今回、らでぃっしゅぼーやの北海道担当が武居さんから竹内さんに変わるということで、その歓送迎会も兼ね盛会になりました。
懇親会の冒頭で藤田会長にご挨拶いただきました。
二次会では北海道担当を終える武居が挨拶
懇親会で一工夫
今回は、事務局の加藤が機転を効かせ、畜産部会の理事もしてくださっている北十勝ファームの上田理事もお呼びして短角牛を試食してもらったり、五十川理事も縁の深い十勝プライドのラクレットチーズを扱う、十勝品質事業協同組合さんもお呼びして、五十川さんと泉さんのじゃがいもに、モール温泉で磨いたラクレットチーズを溶かしがけして試食も行い、部会を超えた企画も好評でした。

2日目のブロック会議

2日目朝からのブロック集会では、農産部の加川課長から、農産部の現在の体制についての最新情報、北海道担当の武居からは、北海道の産品をどのような工夫で販売しているか、また、これから欲しい産品は何か、等の情報が提示されました。北海道センターからは吉田センター長やメンバーからの近況報告があり、どちらも心がこもったわかりやすいプレゼンテーションでした。農産部の犬塚部長には、今回はRadixの会の常務理事の立場で、今後の活動の見通しをお話しいただき、最後は、参加した各産地の代表の方に近況報告をもらいました。また、大地を守る会の生産者集会の予算管理をしている大山部長にも、初めて参加したRadixの会のブロック集会の感想をいただき、会議の締めとしました。
加川農産仕入課長
農産部の武居さん
北海道センター長の吉田
犬塚Radix常務理事

いずみ農園さんの圃場へ移動

 今回は会議の後、帯広から西へ足を伸ばして、芽室まで圃場視察に行きました。広い圃場でJAS有機認証をとっている「いずみ農園」さんです。こちらは、比較的多品種を栽培しており、玉ねぎと黒豆、じゃがいも、長芋、人参などの圃場を拝見。現地の皆さんには普通の光景と言われましたが、遥か250m彼方に草取り隊の女性たちが、こちらに向かって手作業で除草を進めているのが印象的でした。また、
 畑では、池田先生と泉広由樹さんの周りにでは土作りの話がもあり上がり、泉吉広さんの周囲では、作物と畑に合わせて細かくカスタマイズされた農機具に、若い参加者が関心を寄せ、さっそく、その工夫を真似たいと喜んでいました。
 週末の天気予報が芳しくなかったため、雨の中の圃場視察を心配していましたが、多少ぬかるんだものの、2日間、圃場視察で雨に降られずに無事プログラムを終了することができました。
いずみ農園の全体説明は泉吉広さん
土作りについて池田先生と意見交換をする泉広由樹さん
農機具の工夫にも注目が集まる
クモの巣かと思ったら放線菌とのこと
最後にいずみさんの畑で記念撮影
2018/07/08

会員サイトへログイン

パスワードを忘れた方はこちら

 

Radix info on twitter

Radixオフィシャル動画

ブクログおすすめ本

らでぃっしゅぼーや コーポレートサイト